ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

巨椋池周辺を訪ねた1

2022-10-24 21:31:19 | プチ旅行

さて気候も良くなってきたねえ。
いろんなところへ歩きに行ったり、
自転車乗ったり、ドライブしたりと
とてもいい季節です。

今回はその最後のドライブで、
以前から気になっていた
巨椋池を目指すことにしました。

巨椋池とは、歴史番組なんかにも
よく出てきますね。

京都市伏見区・宇治市・久御山町に
かつて存在していた巨大池である。
その大きさは、今も残っているなら
日本最大の池で、
今最大の鳥取県の湖山池よりも
大きかったそうです。

ちなみに池、沼、湖は環境省、
国土地理院の説明などから、
こんな風に分かれます。

池は湖沼より小さい水溜り、
若しくは人工的に作ったもの。

沼は水深5m以下で沈水植物が
水底で育っているもの。

湖は水深5m以上で、沈水植物が
水底で育たないもの。

とまあこうなるのですが、
湖よりも大きな池もあるなど、
厳密にはあやふやな部分を残しています。

巨椋池も残っていたら
最大の池だったので、
分類からは少し外れる
“池”だったかもしれません。

この池は、水害との戦いの中で
どんどん形を変えていきましたが、
最終は昭和8年から昭和16年の
干拓で今は農地になっています。

大きな池だったので、
かつては自然の宝庫でもありました。
鳥類も多くいたし、蓮がきれいだったそうだし、
ムジナモも生息しており
天然記念物に指定されていたのに、
それも取り消されました。

魚も今はわずかしか残っていない

「アユモドキ」

なんかもいたんだそうで、
近辺では亀岡なんかに
生息があると言われている
天然記念物の貴重な魚もいたんだそうです。

もし巨椋池が今も残っていたら
巨大な自然遺産だったろうなあ。
そこを埋めたのですから、
跡地はどうなっているかというと、
広大な農地になっています。

この姿は、有料道路である
「京滋バイパス」からきれいに眺められます。

広―い土地に、農地がドーンと
広がっていますからわかると思います。
今回はそんな農地の跡を
有料道路上ではなく一般道から
ながめて見たかったという事ででかけました。

もし、豊臣秀吉が作った
樋の後とかあればいいのでしょうが、
まだその辺の観光関係は
きれいに並べられていないように思います。
それよりも奇妙なのは、
この池が死滅池になった時に、
蚊が大量発生しマラリアなんかも
発生するなどほかにも
奇妙な病気が発生して
魔界といわれたこともあるとか。

そんな伝説なんかも組み合わせて
散歩道が作られていたらいいのですが、
まだそこまで見いだされてはいません。

あと巨椋池の水の道とか
巨椋池のなれの果ての木幡池があり、
そこに資料館なんかもあるのですが、
まあとにかく一度は
巨椋池に触れておこうというのが、
今回の目的です。

まあこの辺の軽さがdoiron散歩なんですがね。

でもねえ、えらいもんです。
そんなかつての歩きと
重なっている部分もあります。
淀川を完歩しようと歩いているときに、
一度帰り道で木幡池を
通っていることがあったのです。

当時はふ~ん、こんなところに池がねえ、
程度の反応だったのですが、
今思えば巨椋池の片りんに
触れていたのですね。
これからもう少し踏み込んでみるか
とも思うのですが、
どうも道が長いので、
今度はダホチャリでやって来る
のもいいかもしれません。

で、今回の目的の一つが
もともと巨椋池だったところに敷かれている、
並木の道です。

高速道路の上から、
あそこの道が面白そうという事になり、
では一度訪ねてみようと思い、
ドライブでやってきたのです。

巨椋池のまたもう一つの片りんを尋ねに
やってきたというわけですね。

続く


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