奈良公園というのはよく行くところです。
昨年はホルンによる
鹿寄せなんかも見に行きましたね。
たくさんの鹿が現れて来ました。
また春には知り合いがdoiron達を
モデルに撮影してくれた写真展にも
行きました。
なんじゃかやと出かけて行ってます。
なんか長期間行ってないと
無性に行きたくなったりします。
ここはそんなところですね。
じゃ、一体奈良公園の観光客が
全体でみるとどれくらい?
とネットで調べてみると、これがもう大驚き。
なんと年間1300万人と出てきます。
毎日3万5000人以上が
訪れているという事になりますね。
すごい場所です。
とはいえやはりそんなすごいかなあって
疑問もありますけどね。
広々とした公園の中には
さほど人もいないけどなあ
って感じなんです。
これはやはり東大寺や興福寺なんかに、
大勢訪れているからかも知れませんね。
doironがここに行くのはたいがい平日なんで、
様子も土日等とかとは
ずいぶん違うんでしょうね。
今回はそんな奈良でも、
景色を見た時にいつも背後にあらわれる
芝生の山がありますね。
そう、若草山です。
子どもの時には遠足で出かけたりしましたねえ。
こんな泉州の小学校でも、
がんばって出かけて行くような観光名所ですね。
今頃だったら、この山でも
紅葉なんかが見れるかなあと思い、
一度出かけてみることにしました。
若草山は、東大寺のバックにある山で、
山頂には古墳があったりします。
どこからも奈良を感じさせる
景色としてよく見える芝の山ですね。
なので逆にこの山頂からだと
とてもいい景色が見れるはずです。
そうそう、ここの芝は、
在来の日本の芝です。
この芝と山に沢山いる鹿たちとは
切っても切れない関係らしいです。
というのも、この芝の種はとても
かたい殻に包まれています。
それを鹿たちが食べるのですが、
消化しきれません。
なので糞と混じって散らばって
ゆくんだそうです。
しかも糞に混じる前に、
タネは鹿たちの腹の中で
発芽するんだそうです。
これはもううまい具合に
共生しているんですね。
逆に言えば、鹿たちがいなければ
ここの芝はなくなってしまう
ということなんですね。
奈良には鹿が多い、
そのことはこうして自然育成にも
大きくかかわっているんだと知って、
あらためて驚きでした。
さあではここの頂上に行くには、
歩いて頑張って登ってゆくという方法と、
有料の奈良奥山ドライブウェイで
車で登ってゆく方法があります。
今回はそのドライブウェイを
遣おうという魂胆です。
車で家を出て、自分のいろんな事業の
跡が残る松原市から、
西名阪道に入ってゆきます。
昔は郡山で降りて国道24号線で
北上してゆくことが多かったのですが、
今は天理で降りて国道169号を
通って奈良入りすることが多くなりました。
帯解、京終など由緒ある名前を抜けて、
直接奈良公園へと入ってゆく道です。
どんどんと若草山の景色が
近づいてきますよ。
さて、奈良奥山自動車道へと入ってゆくのは、
どの経路かなと探りつつ進んで行きます。
東大寺よりさらに北側の道路を
登ってゆく予定だったので
進んで行きますと、道路案内が現れてきました。
結構狭い道を右折して登ってゆくと、
料金所が現れます。
若草山だけですかと聞くので
「はい、まあ」と答えると、
若草山を越えて向こう側に
出ていくには二本分の有料道路代が
必要だと言います。
ああ、そうかあ以前ジダンと
柳生街道を歩いた頃に
この道路の向こう側の方をとおったなあ、
なんて思いだしつつ、
今日はとりあえず若草山だけなので、
新若草山コース往復530円を払って
入山してゆくことにしました、
果たして紅葉は?景色は?
期待しながら進んでゆきましょう。
続く
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