ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

お絵描き展を見に。二科展その4

2022-12-07 20:56:23 | お絵かき

さて、二科展の後にちょっとビールで乾杯をし、



仕上げに尼崎城にやってきました。



廃城令後にとりこわされた尼崎城なんですが、
家電量販店の社長が創業したこの地に
私財約12億も投入して建てた城です。
それを尼崎市に寄贈されたんだそうです。
見た目は昔の資料に基づいて再現されており、
中は四層の城になっています。



入城料500円を払って入ってゆきます。


まず入場して5階の展望ゾーンに
上がってゆきますと、ボランティアの人が
窓を指さしながら、
そして昔の図面写真を見ながら、
今と昔の尼崎について
様々な説明をしてくれます。



話はとても上手ですね。
時おり入ってくるギャグが
心地いいような楽しい説明です。

高校か大学の先生みたいな
話をしていましたね。

このお城の最上階から外を見たり
していると今の景色は海側には
高架道路が走り、山側は結構なビル街
だったりします。
そこに過去の話を巻き込みながら、
ああ今はこんなんやというふうに
上手に説明をしてくれました。

そしてこの辺りは海が近いので、
物品の動きが活発だったそうですね。
しかも山陽道も通っているので、
商売もとても熱心だったようです。

その5階から階段を使って
一段ずつ下りてゆきます。

4階はギャラリーゾーンで
全国の城のことや、名城手拭なんかが
展示されています。
そしてさらに下の3階に行くと、
ここは面白かったですよ。

忍者や武将の服装が何サイズかずつ置かれ、
それを無料で身に着ける
ことができるのです。



これが、武将のdoi論之助で、



これが尼崎忍者の「青ハゲ」です。

誰ですか?笑っているのは。
手裏剣投げますよ。

来ていた他の人たちは
誰もこんなことしないんですよ。
みんなもっと楽しめばいいのにねえ。

なりきりゾーンを楽しんだ我々は、
次に一階下のコンテンツエリアに行きます。
ここではまずスクリーンに向かって
作り物の太刀を振り下ろすと、
その動きに合わせて画面上に
切り口が広がるという
ハイテクなコーナーがあります。

そうして画面上の敵をやっつける
という仕組みです。
70歳を前にしたおっさんが、
エイやと太刀を振り下ろします。
ああ、もうなんか高齢者デイサービスで
おっさんが介護予防で
あそんでいるように見えたりしないでしょうか。

ゲーム後には、画面上に
「もう少し努力しよう」見たいな
結果が出ていましたなあ。



そしてその横には火縄銃の模型が
置かれています。
これもハイテク使用で、
画面に向かって打ち込むと
的が爆発するみたいな構造です。



一緒に行った人は「スナイパー」だったようです。

ではその横の手裏剣投げコースで、
手裏剣名人になってやる
と思いましたが、さすがにそんな
コースは危なくてありません。

むむ、残念です。

この階にはほかにもこんな
「一文字スポット」も。



う~ん、やはりdoironは体が硬い、
日本の漢字文化を破壊しそうです。

尼崎城は、意外にハイテクで
近代的なお城の中身でよかったです。
それにしてもよく遊びますねえ。

二科展を見て、画家気どりをしたり、
居酒屋で漁師の気分になったり、
お城で武士になったりとと
まあ遊び三昧です。

もうお得な日々を過ごしてますねえ。

こんなお得な高齢者のために、
もっとアクティブな
デイサービスなんか
作ってくれないかなあ、
なんて考えつつ阪神電車に揺られて
帰宅してゆくdoironだったのでした。

尼崎城、二科展鑑賞のプチ旅行、
これにておしまい。


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