神於山の保全会の人たちが
活動する山小屋を尻目に、
山の中の方へと入ってゆきます。
ここからは全くの山道。
山頂に向かってトコトコと進んでいきます。
「この辺りはねえ、
冬イチゴの大産地なんやで」
とか説明しますが、
まあこれもあまり興味がないようです。
「靴はどう?」と聞くと
「片足だけ中で少し動くような気がするなあ。
厚めの靴下やなあ」
森の中はもう虫も少ないのですが、
靴のことにはちゃんと色々と気を
使ってはいる様子です。
ここを登りつつも、本番の山での
服装なんかにも話がいきます。
「暑ければ、半そでTシャツに
半ズボンでも行けるんやけど、
簡単に気温が下がったりするからなあ」
とか説明しながら、
まあ長そでTシャツで下は
ロングタイツに短パンで
いいかなあという感じになりました。
リュックの中には、
薄手のウインドブレーカーで
雨の気配が濃ければ、
それに防水スプレーで
いいくらいでしょう。
着替えに長袖Tは一枚持参で行けばいい。
まあたくさん人のいる場所ですから、
あとは何とかなるでしょうって感じです。
もう全く何とかなるオジサンの
発言は用意周到な人にとっては、
めちゃめちゃええ加減な感じで
聞こえているかもしれませんが、
まあその辺を頭に入れて
用意しておくくらいでいいでしょう。
山頂に着いたら、しばらく景色を
見ながら休憩しましょう。
春には池底の見えていた久米田池も
今は水を満々とたたえています。
てっぺんからの景色は
どこもいいでしょうねえ。
中央アルプスも、久々の3000m頂上です。
ここにはこれまで二回行っていますが、
山頂からの景色はあまり記憶に残っていません。
何せ30年くらい前の話ですからね。
きっと、御嶽、乗鞍なんかも
近くに見えるんやろなあ。
もしかしたら富士山も見えるかなあ
なんて想像しつつ、
では神於山を下ってゆきましょう。
車道に出るとヤブミョウガが咲いています。
ここを右に行けば
下りのコースは神於寺の方に降りて、
ぐるりと回っていくコースと、
左に行くと
そのまま降りてゆくコースの
二種類があります。
「それぞれ車に到着する時間を教えて」
と言ってきたので、
「そのまま下るのだと10時前。
神於寺周りだと10時20分くらいかなあ」
と説明すると「じゃ、神於寺方向で」ときました。
とても時間にきっちりして張るので、
この人相手だと10分くらいの
誤差は許されません。
緊張しますねえ。
ここからどんどん下りながら、
靴の様子を確かめているようです。
まああまり不満もないので
何とかなるような感じですね。
そしてやがて寺に到着です。
まあ頭に描いたコースタイムと
ほぼ一致しています。
寺から降りていく道筋に、
蓮の花がきれいに咲いている
ところがありました。
手入れをしている女性が、
そこの寺の中もきれいやで
と説明してくれたので
そこも見学です。
きれいな花でしたねえ。
ああ、コースタイムが二分ほど遅れました。
お礼を言ってさっそく進んでいきましょう。
バス道に出て、しばらく歩道を歩き、
白原のバス停の道標があるところから
また山の方に歩いてゆきます。
どんどん上りつつも、
靴の不満は出ないから
まあまあヨシなんでしょう。
泉州高校の横を通りながら、
この辺の山はワラビの
多いところやでといっても
あまり興味も示さず、
なんとか10時25分に車に到着、
やれやれです。
あわただしい登山でしたが、
まあ靴もそれなりに
履けたようでよかったんじゃないですか。
実際のアルプスはもう少し岩の
ゴロゴロしているところなんですが、
まああれだけ歩けたら大丈夫でしょう。
後は天候ですね。
まあ最近doironは何とかなる男
なんで大丈夫でしょう。
久しぶりのアルプス登山。
これはとても楽しみです。
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