ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

ハイカットな靴は初めてやねん1

2022-08-10 20:50:08 | 山行き

七月終わりのころの話です。
このころは末に中央アルプスに
行く予定をしていました。

今日はそれに向けての話です。

一緒に行くその参加者は
ほとんどが山の経験もあるのだが
3000m峰となると初めての
登山者となる人がいました。

この人は普段はマラソンもやっているので
足は確かなのだが、
虫が嫌いなのが一つネックなのである。

高山にいけば「ハナアブ」が
手の汗を吸いに来るけど
刺さないので安心なのだが、
そこはまあ注意しないと
不必要に虫を追い払って
バランス崩したりしては
あぶないから要注意である。

そしてネックなのがもう一つ。
かかとの部分が高い山用の靴
というのにほとんど履き慣れていない
ということがあります。

今回の山行きに備えて、
ノースフェイスのハイカットの
シューズを買ったのですが、
これをはいて山に行ったことがないので、
少しでいいから試し履きを
してみたいというので、
それをはいて事前に神於山に
行くことにしました。

その人は仕事はフルでやっており、
いろいろと忙しい人なので
午前中で行って帰ってくる
というあわただしい山行きとなりました。

頑張って早起きし、朝早くに
車で山の駐車場まで行ってみると、
おお~神於山の入り口に
これまであった駐車場が
閉鎖されているではないですか。

うわー、これは神に見放されたか
っというほどには困らない。
仕方ないので、道の駅である
愛菜ランドに車を止めることにしたのだ。

では、そこから登山である。



いつものようにウバメガシ地蔵の
方に向かって上ってゆこう。
登り始めから小さな虫が飛んでくる。
そこに小さな池があるから、
少し我慢をしましょう。

よりによって黒いリュックサックを
背負っているから、その周りに
虫がワンワンと飛び交っているのが見えるが、
ここは黙っておきましょう。
本人が騒ぎだしたら、
虫よけスプレーを持っているので、
リュックに軽く振りかけてやろう
って感じだ。



もうさっそく歩きつつ、
足の感触をいろいろ確かめている。
少しひもを緩めたり、閉めたり
しながら調整しているようですが、
登りと下りとでも違うし
なかなかそれは難しい。
少し厚めの靴下をはけば
ええんとちゃうかなといっても、
いろいろと不都合な部分を
確かめつつ歩いているかんじだ。

なかなか靴にこだわるタイプなのである。

アスファルト道を歩きながら、
夏は春と違う植物が咲いてるねえ
といってもあまり反応はない。
ああ、これが神於山で珍しい
カンアオイやでという話でも、



目線さえ送ってこない。

まあ人にはいろいろと
興味のある出来事は
幅広いということだ。

やがて「フウの道」のところに
出たので、水分を補給し
山道へと入ってゆく。
やはり下がでこぼこになると、
まだ底の堅いハイカットの靴に
慣れていないから、
変に力が入た感じの歩きになるねえ。

「もっと靴底を信頼して
登ればいいよ」と言っても、

「ハイカットは歩きにくいなあ」
とか言いながら進んでいく。
ところどころで景色を確認し、
ここで道はあってる?
とか聞かれたりしながら
どんどん上ってゆく。
あまり信頼されていないなあ(><)

トレーニングじゃないからと、
こちらはわざとペースを
落としてついて行ったり、
引っ張ったりしながら進んでいく。

くねくねと山道を登り終えたところで、
元の車道の上部に合流するのだ。
歩いた感じで靴にはまだ
少し違和感があるが、
おおむね予想内の範囲だろう。

片足だけが少し閉まる感じがする
と言ってるが、厚めの靴下で
足の位置が変われば差し支えなさそうだ。

このあたりで、さっそく
虫よけスプレーを再噴射している。
ああ、もっと大まかになったら
ええのになあとか思いつつも、
こちらは黙って見守るだけである。



そしてしばらく行くと、
小屋の方に降りていく山道があるので、
そちらに向かっていくことになります。

続く


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