歪んだ妄想

その昔、まだPS1とセガサターンが次世代機と呼ばれていたころ、ゲームショーにて惚れたゲームがありました。その名はバロック。
ダークなカラーリングのグラフィックと、天使やら神経搭やらのちょっとドロドロとしたギミックや記憶喪失で謎めいた雰囲気の主人公に心が躍るものがあったのです。

しかし、実際はなんだかんだで次世代機を購入するのが大幅に遅かったが為発売後のソフトは手に入れることなく終わってしまった。
体験版やらグッズやら持っている割に発売後のソフトは持っていないという…。
そこまで期待していながら何で買わなかったのかは自分でも良く覚えていないのですが、おそらく自キャラが見えない3D視点だったからなのかなーという気がしている。
当時3D視点のゲームって苦手だったんだよね。デビルサマナーとかプレーするようになってやっと克服できた。

そんなゲームを何年越しかでプレーすることができたのです。それもPS3で。
意外にも相方さんがこのゲームを好きだったのだ。

PS2のリメイク版を買おうか悩んだ時期があったけど買わなくて良かった。
買おうとするたび某人に馬鹿にされたのが懐かしいぜ。
リメイク版も観たけどやっぱりこっちが良い。
ドットの粗さがドロドロした雰囲気を増幅させていて良い。
グラフィックのカラーリングも多分こっちの方が暗めなんではなかろうか。
自キャラが見えないけどこの方が良いのかもという気がした。
落とし穴だらけの面とか行ったら泣きを見るのかもしれないけど。

ともあれ当時の私が感じたあのときめきをもう一度味わえて良かった。