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ひびのあれこれ

憑神

2007-08-28 01:00:34 | 本の虫
憑神読み終りました。
良い作品に出会えて満足。
結末の賛否は分かれそうだけどお勧めです。
一日一日を大事にしようという気持ちになれる良いお話です。

やはり映画を見逃したのが悔しいなあ。DVD化が待ち遠しい。

以下は感想。ネタバレなんで下げときます。







































始めは落語みたいな軽いノリで始まるのだけど、話が進むにつれシリアスになってゆく。なんだけど重くなり過ぎない絶妙なさじ加減。
最終的には武士道とは死ぬ事と見つけたり。というのに帰依するようです。

彦さんはホントに可哀想過ぎなので個人的には茶店の主人の話に乗って欲しかったのだけど後ろ暗い思いを引きずる人生よりはやりたい事を思う存分やって納得のゆく人生を、という事なのか。

おつや、九頭竜、伊勢屋の三人が可愛らしくて良い。
中でもやはりおつや、可愛いなりして邪悪なのがもゆる。
九頭竜は力士なんだけど映画は赤井秀和でバリバリ関西弁だったので力士じゃなさそう。
ホント早く映画観たいわ。

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