※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<高砂淳二写真展「虹の星~The Rainbow Planet~」>を見た後は、損保ジャパン東郷青児美術館に移動して<アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス>を見ました。
損保ジャパン東郷青児美術館 <〔特別展〕生きる喜び 素朴絵画の世界「アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス」~自然を愛した画家からの、心暖まるメッセージ~> 8月31日(日)まで
http://www.sjnk-museum.org/category/program/past/date/2008
この企画展に行った理由は、アンドレ・ボーシャンが好きだからです。
今回の企画展は、展示数が70点ほどなので、早ければ1時間ほどで観れると思います。
アンドレ・ボーシャンの作品で気に入ったものを紹介しますね。
<木蓮>・<カーネーション>・<ラヴァルダンの城の前、丸いフルーツ皿に乗った果物と花々>・<青い花束(黄色い蝶)>などの花の絵が好きです。
彼(ボーシャン)は、苗床栽培業を代々営んでいて、自然豊かなフランスのロワール地方に住んでいたので、絵画の花たちが生命力があり、生き生きとした表現で描かれているようですよ。(←作品解説に書いてありました。)
花の絵だけじゃなく、歴史画や、聖書、ギリシャ神話などを題材とした絵画もありました。その中でも、<バビロンの空中庭園>が良かったです。
グランマ・モーゼスの作品で気に入ったもの。
刺繍絵の2点<夕暮れ、森のキャンプ>・<イギリスの別荘の花園>や、四季の生活を描いた<夕暮れ>・<オールド・ファーム>などが良かったです。
刺繍絵の2点が観れるのは貴重かも・・・?
あと、収蔵品展示で展示されていた山口華楊の<幻化(げんげ)>・<猿>が良かったです。
特に<幻化(げんげ)>は、草原の中を2匹(兄弟?)の狐が遊んでいるかのような絵です。実は、この作品が1番良かったです。
損保ジャパン東郷青児美術館は、ゴッホの<ひまわり>もあるし、今は、山口華楊の<幻化(げんげ)>も展示てますし、ボーシャンやグランマ・モーゼスが好きなら、是非、行ってみてくださいね。タイトル通り、心が暖まると思いますよ。
良い作品をたくさん観ることができました。
ありがとうございます。