どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『「アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス@損保ジャパン東郷青児美術館』

2008年07月23日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

<高砂淳二写真展「虹の星~The Rainbow Planet~」>を見た後は、損保ジャパン東郷青児美術館に移動して<アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス>を見ました。

損保ジャパン東郷青児美術館 <〔特別展〕生きる喜び 素朴絵画の世界「アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス」~自然を愛した画家からの、心暖まるメッセージ~> 8月31日(日)まで

http://www.sjnk-museum.org/category/program/past/date/2008


この企画展に行った理由は、アンドレ・ボーシャンが好きだからです。

今回の企画展は、展示数が70点ほどなので、早ければ1時間ほどで観れると思います。


アンドレ・ボーシャンの作品で気に入ったものを紹介しますね。

<木蓮>・<カーネーション>・<ラヴァルダンの城の前、丸いフルーツ皿に乗った果物と花々>・<青い花束(黄色い蝶)>などの花の絵が好きです。

彼(ボーシャン)は、苗床栽培業を代々営んでいて、自然豊かなフランスのロワール地方に住んでいたので、絵画の花たちが生命力があり、生き生きとした表現で描かれているようですよ。(←作品解説に書いてありました。)

花の絵だけじゃなく、歴史画や、聖書、ギリシャ神話などを題材とした絵画もありました。その中でも、<バビロンの空中庭園>が良かったです。


グランマ・モーゼスの作品で気に入ったもの。

刺繍絵の2点<夕暮れ、森のキャンプ>・<イギリスの別荘の花園>や、四季の生活を描いた<夕暮れ>・<オールド・ファーム>などが良かったです。

刺繍絵の2点が観れるのは貴重かも・・・?


あと、収蔵品展示で展示されていた山口華楊の<幻化(げんげ)>・<猿>が良かったです。

特に<幻化(げんげ)>は、草原の中を2匹(兄弟?)の狐が遊んでいるかのような絵です。実は、この作品が1番良かったです。


損保ジャパン東郷青児美術館は、ゴッホの<ひまわり>もあるし、今は、山口華楊の<幻化(げんげ)>も展示てますし、ボーシャンやグランマ・モーゼスが好きなら、是非、行ってみてくださいね。タイトル通り、心が暖まると思いますよ。


良い作品をたくさん観ることができました。

ありがとうございます。