どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『近代工芸の華 明治の七宝 -世界を魅了した技と美-@泉屋博古館分館』

2008年07月27日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

泉屋博古館分館に移動して<近代工芸の華 明治の七宝 -世界を魅了した技と美->を見ました。

泉屋博古館分館 <夏季特別展 近代工芸の華 明治の七宝 -世界を魅了した技と美-> 9月15日(月・祝)まで

※展覧会のHPはないようです。


七宝焼きとは・・・銅・銀などの金属の表面にガラス質の釉(うわぐすり)を焼き付ける工芸技法。華麗な色彩に富む。七宝流し。エマイユ。(大辞林 第二版から転用)

作品数は、150点ほどありました。でも、そんなに時間はかかりませんでした。(1時間半ほど)


気に入った作品を紹介しますね。

11.群鶴飛翔図大皿 

この作品は、下絵とセットで展示されています。(他にも下絵とセットで展示されている作品あり)


22.鳳凰図壷

鳳凰、唐獅子、孔雀がいて、いいんです。


39.花蝶文蓋付椀

素地がうすいオレンジ色?(適当な言葉が浮かびません涙)で、こんな椀で椀物を食べたら、さぞ、美味しいのでしょうね。


40.月叢雲図硯箱(つきにむらくもずすずりばこ)

蓋が外されていて、中も観れましたし、蓋も裏側まで観れるように鏡が下に置いてありましたよ。


56.檜垣文瓶

デザインがシンプルでいいんです。


66.花蝶図花瓶

素地の色が、うすくて(透過効果)キレイです。(技法名:省胎七宝)

省胎七宝の説明→有線七宝の釉薬を差し焼成した後、金属の素地を硝酸で溶かし取り除き、釉薬と金属線を残す技法。繊細な光の透過効果が得られるそうです。(解説に書いてありました。)


涛川惣助の作品が1番好きみたいです。(16点ほど)

133.金魚図輪花形皿

金魚が可愛いんです。


140.七宝貼込屏風

七宝焼きを木の扉?のような屏風に貼り込んでいるんです。器以外の作品は初めて観ました。


他の作品も良かったですよ。

単眼鏡などを持っていたら、細部まで観れていいと思います。


この後は、乃木坂に移動して<SYAMO&BAR 乃木坂 草庵>でランチをしたのですが、そのことは、今度書きます。