<田中一村展 ―千葉市美術館収蔵全作品>を見たぼくらわ 5階に展示している<千葉市美術館コレクション名品選2020>を見たのだ
今回の感想も えこうに任せるのだ
千葉市美術館 <千葉市美術館コレクション名品選2020> 1月31日(日)まで
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/permanent/2021-1-5-1-31/
作品リスト
https://www.ccma-net.jp/wp-content/uploads/2021/01/permanent-collection-2021-1-list.pdf
常設展扱いなので、一部の作品を除き写真撮影がOKでした。
気になった作品
勝川春章 婦人風俗十二ヶ月 正月
岸駒 鶴図
雪の中を歩む番(つがい)の鶴。湿度を帯びたような雪の感じがいい。
鈴木其一 白梅に福寿草図
解説に書いてありましたが、福寿草は、旧暦の元旦頃に花をつけることから「元旦草」と呼ばれ、新年を彩る花として鉢植えで楽しまれていたそうで、その福寿草と白梅の組み合わせの作品。
望月玉泉 牛図
今年の干支の丑を金屏風を背景にドーンを描いていインパクトがある。望月玉泉は、<鶴図>を描いた岸駒の孫弟子にあたるそうです。
なんとなくですが、牛の紐は赤の方が良かったような気がします・・・。
葛飾北斎 雪中松に鶴図
2羽の鶴が松の木に止まっており、手前にいるのは雄だろうか、ベロ藍(プルシャン・ブルー)が使われている羽が美しい。解説に書いてあったが、鶴は長寿の象徴とされるが、北斎は吉祥の図というより、個性的な造形感覚が前面に出ているそうです。
あと、雪の白は、もとの紙の色だそうです。
月岡芳年 「松竹梅湯島掛額」
解説には、こう書かれています。
『天和2年(1682)の暮れ、駒込大円寺に発した大火の際、八百屋の娘お七は、避難先の寺の少年と恋に落ちます。家に戻るものの、再び会いたいと思うあまりに家に火を着けたお七は、捕らえられて罰を受けたと伝えられます。大罪を犯したお七ですが、一途で純粋な恋心は人々の心を打ったのでしょう。歌舞伎などの題材に取り入れられ広く知られる悲話となりました。火の見櫓に上り太鼓を叩く場面は、歌舞伎「松竹梅湯島掛額」のクライマックスです。』
あと、写真撮影が禁止だったが、現代美術の作品で、諏訪直樹さんの<無限連鎖する絵画 PART3 No.32-50>も良かった。
千葉市美術館コレクション名品選2020は、常設展で月ごとに展示替えをしていて、行く度に違う作品が見れるので、オススメですし、企画展のチケットで見れるので、お時間に余裕があるのであれば、5階で降りて見た方がいいですよ。
この後は、4階に移動して、4月5日まで開催している<つくりかけラボ02 志村信裕|影を投げる>も見ました。
千葉市美術館 4階子どもアトリエ <つくりかけラボ02 志村信裕|影を投げる> 4月5日(日)まで
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/lab/02-projection/
土足厳禁なので、靴を脱いで展示を見ます。
2019年に見た作品がまた見れました。
他にも、スライドの作品があります。志村さんが作ったものだったり、美術館の方が作ったものもありそうです。
端の方には、数や位置が変化する光る輪や、金魚もいました。
違う壁には、たくさんの丸いのが、動く作品もありました。
あと、もう1つの壁は、何もなかったのですが、他の作品が映っていたので、撮ってみました。
この<つくりかけラボ>は、無料で観れますし、小さなお子様も楽しめる展示なので、ご家族でご覧になるのがいいのではないでしょうか?
土日は、志村信裕さんが滞在制作を行っているそうなので、それに合わせて行くのもいいと思いますよ。
この後わ 稲毛駅に移動して<ペルテ>でランチをしたんだけど そのことわ 今度書くのだ