どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃@国立西洋美術館』なのだ

2017年12月02日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 国立西洋美術館で 2018年1月28日まで開催している<北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃>を見に行ったのだ



今回の感想わ えこうに任せるのだ

国立西洋美術館 <北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃> 2018年1月28日(日)まで ※年末年始は12月28日~1月1日の間はお休み

http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2017hokusai.html

公式サイト
http://hokusai-japonisme.jp/

作品リスト
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/pdf/2017hokusai_list.pdf




展示構成

1章 北斎の浸透

2章 北斎と人物

3章 北斎と動物

4章 北斎と植物

5章 北斎と風景

6章 波と富士

北斎と北斎に影響を受けた作品が展示していて、北斎の作品が約110点(錦絵約40点、版本約70点)、西洋絵画など約220点を展示しています。


気になった作品

53.エドガー・ドガ 舞台袖の3人の踊り子(※前に国立西洋美術館の常設展示で撮ったものを載せています。)


北斎の版本<一筆画譜>の上部の女性が4人まとまっているのを反転した構図を元にしていた。


54.エドガー・ドガ 踊り子たち、ピンクと緑


パステルの淡くふんわりしている色がキレイ。カメラみたい?に人物以外はぼかして、人物へと視線を行くようにしている?

北斎の版本<三体画譜>の右下の相撲取りが腰に手を当て、背伸びをしている構図を参考としている。



58.メアリー・カサット 青い肘掛け椅子に座る少女


北斎の<北西漫画 初編>の右下の布袋様が袋に腰かけ休んでいるのを参考に、女の子が青いソファーに腰掛けリラックスしている。



90.ピエール・ボナール 兎のいる屏風

下にはグレーの背景にはウサギを、上には幻のように描かれていた?男女の営みを、ウサギは多産の象徴ながら、この組み合わせなのかも?


116.ルイス・コンフォート・ティファニー ランプ:トンボ



131.クロード・モネ 菊畑


黄色、白、ピンクなど様々な色が舞い咲く菊畑。ややぼかして描かれいるからか、風に揺らめいているようで幻想的に見える。

この作品が1番良かった。


132.アンリ・ベルジェ(図案)(?)/ドーム兄弟 花器:朝顔

花瓶の外側の蔓が絡みつくデザインがいい。花瓶の色が黄色系なので、陽の光にまとわりつくような?


134.エミール・ガレ ランプ:朝顔



163.クロード・モネ アンティーブ岬


北斎の<冨嶽三十六景 駿州江尻>の木を参考にしたみたいです。



171.ギュスターヴ・モロー ヘラクレスとレルネのヒュドラ


金の獅子の毛皮をまとったヘラクレスがヘビの化け物のヒュドラと対峙している。私の中でモローの作品って、色が華やかなイメージがあるが、岩場での戦いなので、色が地味。


176.ジャン=ルイ・フォラン 釣り人


北斎の<冨嶽百景 初編>と同じよう構図です。



199.カミーユ・クローデル 波


北斎の<冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏>を参考としているみたいです。




他にも、北斎の幽霊とルドンのは、面白かった。









影響を与えた北斎の作品と一緒に展示していたので、わかりやすかったですし、これだけの影響を与えた北斎がすごかったかが分かったような気がしました。

ただ、展示数が300点くらいあるので、結構疲れました・・・。


この後わ 国立西洋美術館の常設展示を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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