※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
東京国立博物館の<対決展(後期)>を見に行きました。
平成館に行く途中にある、表慶館のライオンの2頭の違いを発見?したので、写真に撮ってみました。
神社にいる、狛犬のように口が違うんです!(阿・吽みたい・・・。)←ライオンを狛犬みたいに守らせているのかもしれないですね。
本題ですね。
東京国立博物館 <対決―巨匠たちの日本美術> 8月17日(日)まで
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=502
前期展示の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/dd2b8ad8b2dd352c8c8ea3c09ed1d7b3
2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/039054e82fe7a2d5eab535fdf46d99b4
主に、展示変えした作品を観ていました。
展示替えした作品を紹介しますね。14点ほど展示替えしたので・・・。
雪舟の国宝<秋冬山水図> (※前に常設展示の時に撮影したものです。)
左幅の写真です。
右幅の写真です。
やっぱりいいですね。私は、この作品を拝見するの2回目です。
他にも、雪村の<波涛図>・<金山寺図屏風>が後期からの展示でしたよ。
等伯の<四季柳図屏風>は、下の方の葦?(金色)が盛り上がって観えました。(葦?かどうかわかりませんが・・・。)どのように描いたのか?わかりません。
永徳の国宝<花鳥図襖(松鶴芦雁図)>が展示していましたよ。
光琳の<孔雀・立葵図屏風>は、長い年月の経た味わいがある様な気がします。良く言えば、渋い。悪く言えば古い??でも、いいんですよ。
他にも、宗達の<草花図扇面散貼付屏風>・<扇面散屏風>の左隻が展示していました。ちょっと思ったんですけど、右隻、左隻で展示を分けるのではなく、セットで展示して欲しかったです。
最終週は、風神雷神図屏風の対決です!!混むんだろうなぁ~・
そして、第2会場へ。
若冲の<旭日鳳凰図>、私は、てっきり、三の丸尚蔵館所蔵で、同じような名前の作品があるので、【動植採絵】と勘違いしていました・・・。違うんですよね。お恥ずかしい・・・。↑この作品は、2羽の鳳凰の羽の色が違うようなので、雄と雌なのかぁ。なんて思いました。←勝手な考え方ですが・・・。
蕪村の<山水図屏風>、銀箔が渋くていいんです。前に<美の巨人たち>で紹介されていたと思うのですが、内容が思い出せません。
他に、蕪村の<児島湾真景図>が後期展示ですよ。
鉄斎の<富士山図屏風>いいですね。大観との富士山対決!!←これは、観ごたえありですよ。
中でも、気になった作品は、雪舟の<秋冬山水図>、若冲の<旭日鳳凰図>、蕪村の<山水図屏風>が好きになりました。(後期からの展示作品の中でです。)
くどいようですが、最終週は、宗達・光琳<風神雷神図屏風>が展示されます。私は、最後にもう1度この対決を観にいきます。
20時の閉館までいましたが、やっぱり、第1会場は、閉館30分前には、空いていて観やすくなりましたよ。第2会場の<応挙VS芦雪>あたりも、10分前くらいになったら、観やすくなってましたよ。
この後、国立科学博物館の<夜の天体観望公開>へ行ったのですが、そのことは、今度書きます。