<牛かつ もと村 東京駅八重洲口店>でランチをしたぼくらわ 三菱一号館美術館に移動して 9月6日まで開催している<画鬼・暁斎-KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル>を見たのだ
ぼくが気になった作品をご紹介するのだ
河鍋暁斎の<鳥獣戯画 猫又と狸>なのだ(※部分画像)
動物たちが みんなで踊っていて 楽しそうなのだ 載せた画像わ 部分だけだから タヌキ・ネコ(猫又)・イタチがいるけど 見切れている右下にわ モグラも踊っているのだ
河鍋暁斎が描いた<風神雷神図>なのだ
ぼくらの中でわ 風神雷神図って 対決の構図しか見たことがないんだけど この作品わ 1つの掛軸の上下(上に赤い雷神 下に緑の風神)に描かれていて 共闘といった感じだったのだ
あと<鳥獣戯画 動物行列>も良かったのだ
ぼくらわ コンドル(暁英)の作品わ 惹かれなかったけど 暁斎の作品わ 見ていて単純にすごいと思ったし ユニークな作品もあって面白くて オススメだと思うのだ
あと ユニークな落款もあったので そこにも注目したら いいかも?なのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
三菱一号館美術館 <画鬼・暁斎-KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル> 9月6日(日)まで ※展示替えあり
http://mimt.jp/kyosai/
作品リスト
http://mimt.jp/kyosai/list.pdf
展示構成
Ⅰ章 暁斎とコンドルの出会い 第二回国勧業博覧会
Ⅱ章 コンドル-近代建築の父
Ⅲ章 コンドルの日本研究
Ⅳ章 暁斎とコンドルの交流
Ⅴ章 暁斎の画業
Ⅴ-1.英国人が愛した暁斎作品初公開 メトロポリタン美術館所蔵作品
Ⅴ-2.道釈人物画
Ⅴ-3.幽霊・妖怪画
Ⅴ-4.芸能・演劇
Ⅴ-5.動物画
Ⅴ-6.山水画
Ⅴ-7.風俗・戯画
Ⅴ-8.春画
Ⅴ-9.美人画
河鍋暁斎は狩野派と浮世絵師の技量と精神を合体・止揚された異色の絵師だそうで、その暁斎と弟子でもあったジョサイア・コンドルとの「二人展」で、展示替えも合わせると135点を展示。うち、約20点は展示替えをします。
気になった作品
43.河鍋暁斎 三社図
朝もやの森の中、2頭のシカが歩いている。落款(ハンコ)の模様が面白く、鳥のような形のマークになっていた。
46.河鍋暁斎 白鷲に猿図
大きな白いワシに怯えるサルが描かれており、ワシはサルの倍以上の大きさで、サルは頭に手をやり、身を屈めて隠れている。ワシの堂々としたたたずまいと、サルの怯える表情がいい。
前にも、似たような作品を見たような・・・?
47.河鍋暁斎 恵比寿と大黒図 ※8月2日まで
地面に落ちている鯛にネズミが乗っており(かじっている?)、そのネズミを追い払おうと釣竿で叩こうとする恵比寿と、恵比寿をなだめ止めようとする大黒天。恵比寿は怒って、大黒天笑っている。2人の表情の違いが面白い。
48.河鍋暁斎 二羽の泊鴉に山水図
2羽のカラスが左を向き、鳴いたり警戒しているよう?描かれていないが左側にいるであろう、何かが気になってしまう。タイトルにもなっている山水図は、画面下部に、遠景として描かれていた。
52.河鍋暁斎 蝦蟇仙人・鉄拐仙人図 ※8月2日まで
双幅の掛軸。左幅は口から煙を吐き、分身を出す鉄拐仙人、右幅は、頭に白い蝦蟇を乗せた蝦蟇仙人が描かれている。白い蝦蟇は、タカなど、猛禽類のような鋭い眼光をしていた。
53.河鍋暁斎 大和美人図屏風(※部分画像) ※8月2日まで
二曲一隻の屏風で載せた画像は、右側の方のものです。この作品は、弟子でもあったコンドル(暁英)の目の前で制作し、彼に贈ったそうです。
66.河鍋暁斎 木菟図
ミミズクとスズメ?殿に驚いた様子で、可愛らしい。
72.河鍋暁斎 布袋の蝉採り図
布袋様が網を持ちセミを捕ろうとしている。大きな画面の掛軸に対して、布袋様は小さく、仕草や表情も幼く見えるので、子どもの布袋様と思ってしまった。
94.河鍋暁斎 月に狼図
青白い生首を咥えるオオカミが描かれていて、ちょっとショッキングだった。この作品とは、直接関係ないのかもしれませんが、暁斎は子供の時に、生首を写生したことがあるそうです。そのことがきっと、この作品に何らかの影響を及ぼしているのでしょうね。
96.河鍋暁斎 竹虎之図
墨で描かれたトラで、正面からこちらを睨んでおり、威風堂々としていて、森の王者の風格のあって、すごくカッコ良かった。
104.河鍋暁斎 蛙の人力車と郵便夫 ※8月2日まで
擬人化したカエルが、人力車に乗ったり、配達をしたり・・・。車輪やカバンも蓮の葉?になっていてユニークで面白い。
113.河鍋暁斎 風流蛙大合戦之図(※部分画像) ※8月2日まで
※画像 追記
↓クリックすると大きな画像で見れるのだ
解説には、こう書かれています。
『この作品が定められた元治元(1864)年、幕府は第一次長州征伐を行った。左方の陣幕には、沢瀉(おもだか)、右方の陣幕には六っ馬葵の紋が見え、左陣営の長州と右陣営の幕府との戦の見立てとなっている。長州蛙軍は茶色い蛙、幕府蛙群は青蛙で、兵が入り乱れても一目で敵味方が分かる。歩兵は蒲の穂の槍を棒げて突撃し、蓮の葉の車輪のついた水泡は長州方の兵を吹き飛ばす。敵の首を槍の先に指して気勢を上げる兵もいる。蛙の姿を借りて戦の様子を詳細に捉えている。』
載せた画像は、真ん中部分の1枚で3枚続きの作品です。カエルの擬人化した戦絵だから、血生臭くなく、なぜか滑稽に思えてしまう。
127.河鍋暁斎 極楽太夫図 ※8月2日まで
解説がなかったので、分かりませんが、地獄と極楽は一緒のようなものだからか、なぜ地獄太夫でなくて、極楽太夫とタイトルがなってました。遊女のポーズは、前に見た<ダブル・インパクト>とそっくり。
今回初めて、暁斎の作品をまとめて見ましたが、正統派なものや、滑稽なものまであって、幅が広くて、見ていて飽きませんでした。ただ、掛軸の展示ケースは、ちょっと低いような気がして見づらかったのは、少し残念でした。
20点ほど展示替えがあるので、後期も見に行こうと思っています。
↓後日見に行った<後期展示>の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/0d33e75fb474b11f05aafe8cc116f666
この後わ 神田に移動して<鮮魚らーめん 五ノ神水産>でディナーを食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ
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知りませんでした。西村画廊のこと、教えていただきありがとうございます。三井記念美術館とセットで見に行こうと思います。(えこう)
こわいですにゃ。
こんばんわですにゃ。
どるち & えこう さん。
「鳥獣戯画 猫又と狸」、
見てみたいですにゃ~。
ひかれますにゃ。
やはりあらゆる
先輩の猫さんにお会いしたいですにゃ。
先日
練馬区立美術館で
行われる
舟越保武 展について
調べていて
息子さんの舟越桂さんについて
見てるうちに、
日本橋にある
西村画廊 さん のサイトに
たどりついたのですにゃ。
常設展ということで
何人かの作家さんの作品が展示されている
のですが、その中に
曽谷朝絵 さんのお名前を
見かけましたにゃ。
ご存知かもしれないですけど
気になったので
ご連絡ですにゃ。