どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『美を紡ぐ 日本美術の名品  雪舟、永徳から光琳、北斎まで@東京国立博物館』なのだ

2019年05月31日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<トラットリア ブカ・マッシモ>でランチをしたぼくらわ トーハク(東京国立博物館)に移動して6月2日まで開催している<美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

最初に展示していた狩野永徳狩野常信が描いた<唐獅子図屏風>なのだ


右隻わ 狩野永徳が描いていて 左隻わ 江戸時代に徳川将軍家の御用絵師の狩野常信が描いているのだ

右隻の狩野永徳が描いた<唐獅子図屏風>なのだ


永徳の唐獅子わ 安土桃山時代の戦の世に描かれたものだからか どっしり重厚感があって 中央に唐獅子わ 雄々しく 威風堂々 隣にいる唐獅子を守っているようにも見えるし 豪奢な感じなのだ

あと この屏風がなんで こんなに大きいのかわ 元わ 障壁画だったためみたいなのだ

こちらわ 左隻の永徳のひ孫の狩野常信が描いた<唐獅子図屏風>なのだ


右隻の永徳の唐獅子に合わせて描いているけど 軽やかな唐獅子 子供っぽく遊んでいるように思えるのだ 常信の時代わ 戦が終わって平和な時代だから こんな風な唐獅子になったんだろうなぁ~ って思ったのだ

この2点を見ていると 夫婦の唐獅子から 平和な時代が訪れて 子が産まれて 安心して 遊んででいるんだろうなぁ~ って思ったのだ  

時代背景によって 同じ唐獅子でも 違う感じが良かったし 9年振りくらいに見れて良かったのだ


狩野永徳が描いた 国宝<檜図屏風>なのだ(※写真わ 2015年に撮ったものなのだ)


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


この屏風わ 前わ 八曲一隻だっただけど 2015年にわ 四曲一双の屏風になって 今回わ このお写真のように フラットな状態にして展示していたのだ

檜の大きな木がどっしりとして 揺るがない感じのドーンとしているのがいいのだ


久しぶりに見た 葛飾北斎<西瓜図>なのだ


半分に割られた西瓜の上に和紙と包丁が置いてあって 上の方にわ 注連縄みたいに西瓜の皮がぶら下がっているのだ

なんとなくだけど 西瓜を祀っているようにも思えるのだ・・・


あと 2日で終わってしまうけど 普段見る機会のない 永徳の<唐獅子図屏風>や 文化庁の作品を見ることが出来たのわ 嬉しかったのだ

でも 特別1室・特別2室わ 混んじゃうとちょっと見づらいので ご注意なのだ



ここから先わ えこうの感想なのだ

東京国立博物館 <美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―> 6月2日(日)まで

https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1942

公式サイト
https://tsumugu-exhibition2019.jp/masterpiece/index.html

作品リスト
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=5706




三の丸尚蔵館、東京国立博物館、文化庁所蔵の皇室にゆかりのある作品を約20点展示しており、他にも本館特別1・2室で、特別出品として21点を追加で展示していました。


気になった作品

1.[右隻]狩野永徳 [左隻]狩野常信 唐獅子図屏風


解説の一部には、こう書かれています。
『明治21年(1888年)に献上されるまで中国地方の毛利家に伝来していた。秀吉が毛利家との戦のときに携えたが、信長の訃報に接したため、毛利輝元に講和の証として贈ったとされる。本来は秀吉によって造営された大坂城本丸や、聚楽第などの城郭の大広間の障壁画だったのではないかと推測される。』


12.雪舟等楊 秋冬山水図 国宝(※以前、東京国立博物館の常設展示で撮ったもの)


↓クリックすると大きな写真で見れます。
 


15.長沢芦雪 花鳥遊漁図(※部分画像)



16.葛飾北斎 西瓜図


解説には、こう書かれています。
『西瓜の上に和紙と包丁が載せられ、上から西瓜の皮が垂れさがる。謎めいた北斎の作品。従来、本図は宮中で行われていた乞巧奠(きこうでん)と重ねて理解されてきたが、新たに和紙を介して接する西瓜と包丁を川で挟んだ織姫と彦星の見立てとする説が、俳文集の記述を根拠に提唱されている。』


特別出品3.久隈守景 納涼図 国宝


17世紀に活躍した狩野派の画家。

瓢箪がなる棚の下で親子三人が夕涼み。男性は力強く太い線で、女性はしなやかな細い線で描かれていた。

もしかしたら初めて見たのかも?


特別出品7.円山応挙 牡丹孔雀図

番(つがい)の孔雀で、牡丹が咲き誇る岩の上でメスを守るように堂々としているオス。首から胸かかね青と緑の羽が美しい。


特別出品14.横山大観 龍蛟躍四溟


宋の陳容など中国絵画の参照したと思われる。龍を蛟(みずち)【龍の一種】を描いた作品だそうです。


トーハク(東京国立博物館)、三の丸尚蔵館、文化庁所蔵の素晴らしい作品が見れましたし、好きな作品との再会が出来て良かったです。

あと数日で終わってしまいますが、オススメの展覧会だと思いますよ。


今回も素晴らしい作品が見れて良かったですし、美味しいものを食べることが出来て大満足でした。

ありがとうございます。



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