どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『ポパイの台所(黒豚の生姜焼き)@両国(西口)』なのだ

2009年10月11日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<よみがえる浮世絵-うるわしき大正新版画>を見たぼくらわ 両国で お安くランチの食べられる<ポパイの台所>に行ったのだ(※お写真を取り忘れたので 前にお休みの時に撮ったものなのだ)

ポパイの台所
http://www.lares.dti.ne.jp/~ppy/daidokoro/didok.htm

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13124510/




ぼくらわ <黒豚の生姜焼き ¥500>を食べたのだ


お肉が 3切れしか なくて えこうと お肉の取り合いになったけど 美味しかったし ごはんとお味噌汁わ お替わりOKなので 満腹にもなるのだ


料理のUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



このお店わ チェーン店を除くと たぶん両国で ランチがお安く食べられるし オススメだと思うのだ

あと ぼくらわ 行った事がないけど 夜にわ <麦酒倶楽部 ポパイ>と 名前が変わって 海外や日本の地ビールが飲めるみたいなのだ


この後わ トーハク(東京国立博物館) 本館の常設展を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『よみがえる浮世絵-うるわしの大正新版画@江戸東京博物館』なのだ

2009年10月10日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 江戸東京博物館で開催中の<よみがえる浮世絵-うるわしき大正新版画>を見たのだ



新版画って あまりなじみがないけど 解説にはこう書かれていたのだ

『新版画は、江戸時代の浮世絵と同様の技法によって制作され大正から昭和初期に興隆した木版画です。当時、社会の近代化にともない風前の灯だった伝統的な木版画技術の復興し、新しい芸術を生み出そうと、版元の主導のもと、絵師(版画家)、彫師、摺師らが結集し、わずか30年ほどの間に2000点を超える様々な新版画が作られた。』


ぼくが 新版画で知っている版画家(絵師)わ 川瀬巴水くらいだったけど 知らなかった版画家がたくさんいて 勉強になったのだ

日本画家で有名な 伊東深水が 版画を手掛けたなんて知らなかったし 外国の人も版画を手掛けたなんて知らなかったのだ ちなみに 皆さんご存じかもしれないけど 伊藤深水わ 女優の朝丘雪路のお父さんなのだ


気になったのわ やぱり 川瀬巴水の作品が気になったのだ 前にも ちょっと見れたけど いつ見てもすごいと思うし 伊藤深水の作品<対鏡>わ 何度も摺りを重ねた着物の赤がキレイでウットリなのだ しかも 背景に バレンの丸い摺り後を わざと目立たせる 『ザラ摺り』という技法を使っていたのだ


最後に 版画の摺る工程や 映像などを紹介していたので 版画のこと ちょっと詳しくなったし 他にも いい作品がいっぱいあったけど 書くと長くなっちゃうので えこうが後で書くと思うのだ

あと もうちょっとで 終わっちゃうけど まだ見てない人わ 今回の展示の 新版画を見てほしいと思うのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


江戸東京博物館 <よみがえる浮世絵-うるわしの大正新版画> 11月8日(日)まで

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/newtest/exhibition/special/2009/09/index.html

作品リスト
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/newtest/exhibition/special/2009/09/pdf/ukiyoelist.pdf




展示構成

第1章 新版画の誕生

第2章 大正新版画と浮世絵

第3章 新版画とモダニズム

第4章 日米の懸け橋 ロバート・ムラー 新版画コレクションの形成

第5章 新版画の制作


ムラーコレクションとは?(展覧会HPから転載)

新版画のコレクターとして著名であったロバート・ムラー氏( 1911 ~ 2003 )は、新版画の高度な技法や、描かれた情景に感銘を受け、 1931年(昭和6)に、川瀬巴水の「清洲橋」からコレクションを開始しました。彼は、日米開戦間際の 1940年(昭和15)に来日するなど、新版画の版元や版画家と交流を深め作品を収集しました。その総数は、明治錦絵等を含め4000点を超え、まさに世界最大級の日本近代版画コレクションと言えます。
また、彼自身が直接買い付け、大切に保存したため、刷り上がった当時の状態をよくとどめた大変美しい作品のコレクションです。コレクションは、彼の没後、米国スミソニアン協会アーサー・M・サックラー・ギャラリー(ワシントン D.C)に、寄贈されました。本展では、その中でも日本との関わりが特に深い、選りすぐりの新版画作品を展示します。


気になった作品

1-23.高橋松亭・伊藤総山 堀きり花菖蒲

松亭が背景、総山が花鳥を担当。花菖蒲とスズメが右半分にドーンと大きく描かれている構図が面白い。

解説には、『広重の<名所江戸百景>を連想される。』と書かれており、納得。


1-32.フリッツ・カペラリ 柘榴に白鳥

ぷっくりとした鳥が柘榴をついばむ姿が可愛らしい。


1-34.橋口五葉 浴場の女

第1作の版画。下絵に半年、彫りと摺りを4ヶ月かけ検討し、長い期間を掛けて制作したが、仕上がりに満足できなかったそうです。

落款の下に試作と入っているのは、裸体画の検閲を考慮したから。(解説から)


1-48.橋口五葉 浴後の女


湯上り後の女性の仕草が美しい。隣にこの作品の下絵(鉛筆描き)もあり。


2-13.川瀬巴水 雪の増上寺



2-24.伊東深水 対鏡

伊東深水が版画を制作していたとは、知らなかった。

この作品は、初めて製作した新版画、女性の赤い着物は何度も摺り重ねてだしたベルベットのような赤(重厚な赤)がキレイで、背景には、バレンの丸い摺り後をわざと目立たせる技法『ザラ摺り』を用いている。


2-26.伊東深水 日照雨


2-27.伊東深水 日照雨

2-26と、2-27は、色違いの作品を見比べることが出来る。解説には、『深水も摺りに立ち会い自分の思いを伝えるため2種類が作られた。』と書かれていました。

26の方は、青い傘に着物の襟の色が緑、27は、赤茶色の傘に、青の着物の襟。私は、27の方が好みでした。


2-40.山村耕花 梨園の華 七世松本幸四郎の助六

この山村耕花と言う人は、知らなかった。


2-48.川瀬巴水 東京十二題 深川上の橋


橋の下から船の見える構図は、北斎の<富嶽三十六景 深川万年橋>を思い起こさせる。


2-55.川瀬巴水 東京二十景 明石町の雨後 原画


2-56.川瀬巴水 東京二十景 明石町の雨後

原画と版画の作品を見比べることが出来る。原画に絵が描かれていた女性が、版画にはいなくなっており、犬のいる場所も変更されている。原画の方が暗い。


2-76.高橋松亭 上州澤渡


2-77.高橋松亭 上州澤渡

76が震災前の作品で、77が震災後の作品。76の方は雪が降っているように見えるが、77の方は、空が『ザラ摺り』をしていて、風雪が強い感じを受ける。


3-24.平野白峰 夏姿(別府)

ザラ摺りで、薄い衣を表現。湯上がり後の後ろ姿の女性が美しい。


3-26.川瀬巴水 日本橋(夜明)



3-36.土屋光逸 東京風景 日比谷の月

雪景色の中、水面に揺れる月明かりが美しい。


3-46.名取春仙 大河内伝次郎 丹下左膳

今にも斬りかかりそうな、迫力がある。


3-48.山中古洞(辰重) 女優(酒井米子)

着物の襟のグラデーションが美しい。


3-50.エリザベス・キース 藍と白

夏の日中の1場面。タイトル通り藍と白のコントラストが美しい。店のショーケースの奥に北斎の「神奈川沖浪裏」があり、北斎を敬慕して制作。


4-13.小林清親 ブルー・シリーズ版画


4-17.花鳥画(金魚)

ニューヨークのシマ・アート・カンパニーで出版記念されたものの1つ。他にも4点展示。


4-21.川瀬巴水 清州橋


この清洲橋は、関東大震災後の復興計画で架けられた橋梁。この作品は、ムラーが生涯手元に置いていた。


4-30.橋口五葉 鴨


五葉唯一の花鳥画の新版画だそうです。

2羽の鴨がいて、一方が潜ってエサを探している。その潜っている鴨のシルエットも分かるように描かれている。


4-56.橋口五葉 夏衣の女 校合摺

校合摺とは、墨版で摺られ、最終的な作品も配色や、色板の枚数を決めるために、作られたもの。


4-57.伊東深水 春

赤い着物が美しい美人画。袖や裾のぼかりもキレイ。


4-49.山村耕花 四世尾上松助の蝙蝠安


ほほに蝙蝠の形の痣がある面白い作品。


4-62.山村耕花 京劇の役者

京劇ならではの鮮やかな色彩のの作品。


気になった作品を並べてみると、不勉強のせいか、私の知らない版画家(絵師)が多いことに気づきました。新版画では、海外の人の作品もありましたし、伊東深水が版画を手掛けていたのも知らなかった。

最後の5章は、川瀬巴水の<雪の増上寺>の版木、原画、順序摺や映像もあって、どのように摺られたのか分かって面白かったですよ。

この新版画の展示は、思っていた以上に良かったです。


この後わ 両国で ランチを安く食べられる<ポパイの台所>に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ(※写真わ 撮り忘れたので かなり前にお休みの時に行って 撮ったものなのだ)


『2回目の<ウィーン・ミュージアム所蔵 「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」>』なのだ

2009年10月09日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<美しの和紙 天平の昔から未来へ>を見たぼくらわ 日本橋高島屋へ移動して 2回目の<ウィーン・ミュージアム所蔵 「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」>を見に行ったのだ



※1回目に見た感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/4c38ff7ede8d34f7ce06c14fc759b252


2回目だし えこうが感想を書くのだ


日本橋高島屋 <ウィーン・ミュージアム所蔵 「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」> 10月12日(月・祝)まで

※HPはないようです。



2回目なので、後半に展示していたものや、クリムト、シーレや、クリムト弟のエルンストの作品などをじっくりと鑑賞出来ました。


前回行ったとき、時間がなく解説をメモ出来なかったので、今回はそのメモもしました。

ウィーン・ミュージアム(旧ウィーン市立歴史博物館)は、ウィーン市内に点在する約20の博物館、歴史的建造物および、遺跡により構成される博物館群の総称。

本展に出品されているのは、ウィーン・ミュージアムの中核機関であり、クリムト・シーレら同時代の美術品を多数所蔵するウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ(WIEN MUSEUM KARLSPLATZ)のコレクションにより構成される。(解説から)


前回解説を書けなかった作品や、気になった作品

25.エドゥアルト・レビーツキ 真理・知恵・美(帝国議事堂柱廊玄関モザイクフリーズ下図)

左にいる火のついた杖と枝を持つ青年が真理を表し?、中央の本を持つ女性が知恵、右にいる筆とパレットを持つ裸の女性が美を表している。


26.エドゥアルト・レビーツキ 正義・寛容・信仰(帝国議事堂柱廊玄関モザイクフリーズ下図)

左にいる剣を持つ青年が正義を、中央にいる着衣を着た女性が寛容?を、右にいる十字架を持つ少年が信仰を表している。

No.25の作品も共に、背景が金のみなので、荘厳な印象を受ける。この作品は下図なので、議事堂が変更されずにこのようになっているか見てみたいと思った。

※25.26の作品名が間違っているかもしれません。


39.グスタフ・クリムト 寓意



ゲルバラ出版の図版集「アレゴリーとエンブレム」のために構想され、画題はイソップの2つの寓話に基づく。

ツルはキツネからもらった平たい鉢から水を飲もうとするが、長いくちばしでは叶わず、お返しに細い瓶に入った食事でキツネをもてなすが、キツネは食べることができなかった。一方、鼠に助けられたライオンは、罠にかかったところをネズミに救われ、両者は平和に暮した。これらの寓話は、多様な民族の社会的集団の平和な共存の必要性を説くもの。(解説から)

私は、中央にいる裸婦がそれを説いているように感じる。


48.グスタフ・クリムト 牧歌


ウィーンのゲルバラ出版による図版集「アレゴリーとエンブレム」の原画として使われた。ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の登場人物を思わせる筋骨隆々とした裸体の男性2人がバラで飾られたトンド(円形画)の両側におり、そのなかには、若い裸婦と2人の子供が森の空き地にいるところが描かれている。

※歴史的な描き方の慣習に従っている。(共に解説から)


もうすぐ、大阪会場がはじまるので、お近くの方はご覧になってみてはいかがでしょうか?

すごくオススメですよ。


巡回情報

サントリーミュージアム[天保山] 10月24日(土)~12月23日(水・祝)

北九州市立美術館 2010年1月2日(土)~2月28日(日)


今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来て良かったです。

ありがとうございます。


『美しの和紙 天平の昔から未来へ@サントリー美術館』なのだ

2009年10月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せた物を再編集したものなのだ

<光 松本陽子/野口理佳>を見たぼくらわ 東京ミッドタウンに戻って サントリー美術館で 11月3日まで開催中<美しの和紙 天平の昔から未来へ>を見たのだ



1つ前のブログわ えこうが書いたし 他の展覧会を見に行こうと思って 駆け足で鑑賞になっちゃったので 今回わ ぼくが書くのだ


サントリー美術館 <美しの和紙 天平の昔から未来へ> 11月3日(火・祝)まで

http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol05/index.html


作品リスト
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/photo/0000025000/0000024643/pdflist.pdf




1番印象に残ったのわ 3階に展示してあった イサム・ノグチ<2mのあかり>なのだ

和紙を通して 照らされる光が なんか和むし あんな大きいのわ 普通の部屋にわ 置けないけど ちょっと欲しいと思ったのだ


他にも 和紙で作った着物や 仏様(神様?)にお供えする和紙で作った花なども印象に残っているのだ


駆け足での鑑賞だったので このくらいしか覚えてないけど <美しの和紙>わ 面白かったのだ


この後わ 日本橋高島屋へ移動して 2回目の<ウィーン・ミュージアム所蔵 「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」>を見に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『光 松本陽子/野口理佳@国立新美術館』なのだ

2009年10月07日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<京乃とうふや 藤野 東京ミッドタウン店>でランチを食べたぼくらわ 国立新美術館に戻って <光 松本陽子/野口理佳>を見たのだ



今回わ ぼくでなくて えこうが感想を書くのだ


国立新美術館 <光 松本陽子/野口理佳> 10月19日(月)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/03/hikari.html




松本陽子さんは、抽象画の画家で、野口理佳さんは写真家で、今回は、展覧会名の通り<光>に関する作品を出品していました。

入場口からすぐ2人の展示入口に分かれていたので、どちらからでも見ることが出来ます。(1人に展示を見終わると、もう1人に展示会場につながっている。)

まずは、松本さんの作品から見ました。

入口入ってすぐに展示してあったピンクや白を多様してあった淡い色彩の作品はいいなぁ。と感じましたが、最後の方に展示していた緑を基調とした作品は、暗く感じて、ちょっと好みはないような・・・。


次に野口さんの作品を・・・。

太陽の写真、沖縄の水中写真(海底神殿?)、<飛ぶ夢を見た 2>が印象に残っています。

<飛ぶ夢を見た 2>の写真は、宇宙の星のような様々な光がたくさんある写真で、キレイでした。


このような2人の作品を同時に見るのも面白いと感じました。


この後わ 東京ミッドタウンに戻って サントリー美術館で開催中の<美しの和紙 天平の昔から未来へ>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『京乃とうふや 藤野 東京ミッドタウン店<3回目の(おとうふ丼丼おたべやす)>@乃木坂 or 六本木』なのだ

2009年10月06日 | 美味しいもの(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したもので このお店わ もう閉店しているのだ

<THE ハプスブルク>を見たぼくらわ 東京ミッドタウン内にあるお店<京乃とうふや 藤野 東京ミッドタウン店>でランチを食べたのだ このお店わ えこうのお気に入りだし <THE ハプスブルク>の半券を提示すると 割引サービスがあるので 行ったのだ

京乃とうふや 藤野 東京ミッドタウン店(※お店の外観の写真わ 撮り忘れたのだ)
http://www.kyotofu.co.jp/shop/midtown/index.html

食べログページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13037387/


ぼくらわ <おとうふ丼丼おたべやす + デザート コーヒー付き ¥1500>を頂いたのだけれど <THE ハプスブルク>のチケットの半券を提示したので 12%オフになって ¥1320になったのだ

<おとうふ丼丼おたべやす>わ 2つのどんぶり(おうどん)を選ぶのだ ぼくらわ <おぼろとうふの茸あんかけ丼 & 厚揚げのステーキ丼>をチョイスしたのだ



デザートのソフトクリームと コーヒー(丹波黒豆珈琲)なのだ



料理の写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
 


ぼくわ はじめて 京乃とうふや藤野で食べたけど 美味しかったし このお店好きになったので また えこうに 連れて行ってもらうのだ

ちょっと ごはんの量が 少なかったのわ ちょっと残念だったけど あんかけだったから 腹もちわ 良かったのだ

あと えこうわ コーヒー苦手だけど この丹波黒豆珈琲わ 美味しくて コーヒー苦手な人でも 飲めると思うのだ


この後わ また 国立新美術館に戻って<光 松本陽子/野口理佳>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『THE ハプスブルク@国立新美術館』なのだ

2009年10月05日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 国立新美術館で開催中の<THE ハプスブルク>を見たのだ



ぼくらわ この展覧会が開催するまで ハプスブルク家のことわ ほとんど知らなかったのだ しいて言えば マリー・アントワネットが ハプスブルク家出身だったくらいなのだ

良い作品がいっぱいあったので 各部門から1~2点ほどご紹介するのだ

まずわ <ハプスブルク家の肖像画>が展示してあって ぼくらわ 2人の女性の肖像画が気になったのだ

1つわ アンドレアス・メラーの描いた<11歳の女帝マリア・テレジア>と もう1つわ フランツ・クサファー・ヴィンターハルターの描いた<オーストリア皇妃エリザベート>なのだ

<11歳の女帝マリア・テレジア>わ 可愛らしさと品性(威厳?)を持ち合わせた肖像画なのだ


<オーストリア皇妃エリザベート>わ 28歳の時のもので 星型の髪飾りなどがキレイだったのだ


休憩室の紹介映像にわ 皇妃エリザベートわ ウエストが 50センチだったそうで 生涯キープしたそうなのだ


<イタリア絵画>の展示でわ ロレンツォ・ロットが描いた<聖母子と聖カタリナ、聖トマス>が良かったのだけれど ぼくわ 左上部に描かている天使の髪の毛がクリンクリン(クルクル?)になっていたのが気になっちゃったのだ



<ドイツ絵画>の展示わ そんなに点数わ 多くなかったけど デューラーが3点もあったのだ ぼくらが気になったわ ルーカス・クラナッハ(父)の描いた<洗礼者ヨハネの首を持つサロメ>が良かったと思うし 豪華な衣服がキレイだったのだ



<スペイン絵画>の展示でわ ベラスケスが描いた<皇太子フェリペ・プロスペロ>・<白衣の王女マルガリータ・テレサ>も良かったのだけれど ぼくわ バルトロメ・エステバン・ムリーニョが描いた<聖家族と幼い洗礼者聖ヨハネ>が良かったのだ


微笑ましい聖家族と キリストと聖ヨハネが可愛らしくて良かったのだ


最後わ <フランドル・オランダ絵画>が展示していて レンブラント ルーベンス アンソニー・ヴァン・ダイクなどが展示してあったけど ぼくわ 最後の方に展示してあった メルヒオール・ドンデクーテルの描いた<水鳥>が良かったのだ

中央にドーンとペリカンがいて ちょっとぼくの体系に似ていて 親近感を覚えたのだ 他にもいっぱい水鳥がいて楽しそうだったのだ


いつもより いっぱい作品を紹介したけど この<THE ハプスブルク>わ 日本でわ 見ることが出来ない作品がたくさんあるので 必見だと思うのだ 

ぜひ 行きましょうなのだ


ミュージアムショップの一角に 皇妃エリザベートのパネルがあって 記念撮影が出来るので えこうの撮ってもらったのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

国立新美術館 <THE ハプスブルク> 12月14日(月)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/03/habsburg.html




展示構成

ハプスブルク家の肖像画(8点)

イタリア絵画(27点)

ドイツ絵画(9点)

工芸と武具(38点+里帰り品3点)

スペイン絵画(10点)

フランドル・オランダ絵画(21点)

今回の展覧会では、オーストリアにあるウィーン美術史美術館とハンガリーにあるブダペスト国立西洋美術館所蔵のハプスブルク家ゆかりの作品約120点(うち、絵画が75点)を展示しています。日本ではあまり見ることが出来ない、イタリア、ドイツ、スペイン、フランドル絵画のオールドマスター(18世紀以前の絵画)が見ることが出来ます。

あと、奥にある2つ休憩室に異なる紹介映像があるので、お見逃しなく。


気になった作品や感想

3.アンドレアス・メラー 11歳の女帝マリア・テレジア


可愛らしさと威厳を持ち合わせている肖像画。左下に花瓶?(花)を描き、少女の可憐さを、左中部に王冠を置き、威厳を出しているように思える。


8.フランツ・クサファー・ヴィンターハルター オーストリア皇妃エリザベート


この肖像画は、28歳の時のもの、エリザベートが美しく、目を奪われる。

↑ハプスブルク家は、あらゆるジャンルの絵画の中で肖像画がもっともと高い地位を与えたそうです。そして、代々、皇帝とその家族の肖像画を多数描せた。この名門貴族の由緒を保ち、歴史的重要性を強調しようとした。(解説から)


12.ロレンツォ・ロット 聖母子と聖カタリナ、聖トマス


聖カタリナは、車輪がアトリビュート、聖トマスは槍。左上のいる天使の髪の毛のクルクル加減が、ちょっと気になる。


13.ラファエロ・サンティ 若い男の肖像

ラファエロの作品を初めて見ました。たぶん、この作品はペルジーノの影響を受けていたころに描いたもののような気がする。


14.ティツィアーノ・ヴェチェッリオ イル・ブラーヴォ

2人の男性が剣を隠し持っているように見えるので、暗殺をしようとしている?


16.ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 聖母子と聖パウロ

伝統的に、聖パウロは、剣と本を持った姿で描かれる。キリストの持っている赤い果実(リンゴ?)の意味はなんだろう?原罪?


17.ティツィアーノ(工房) キリストの埋葬

棺の右下にサインらしきものがあり。


30.グイド・カニャッチ クレオパトラの自害

解説には、『最初に女王を単独で描き、後にカンヴァスを継ぎ足して侍女たちを描いた。』と書かれていた。

背景が黒なので、より悲しさが増しているような気がする。


31.ルカ・ジョルダーノ 物乞い

1点を照らすような光の当て方がいい。タイトルを見なければ聖人のように思える。


37.アルブレヒト・デューラー 若いヴェネツィア女性の肖像


『1505年、向かったデューラーは、ヴェネツィアに到着した直後にこの肖像画を描いた。』と解説に書いてありました。


41.ルーカス・クラナッハ(父) 洗礼者ヨハネの首を持つサロメ


ユダヤの王の継娘のサロメは、洗礼者聖ヨハネに死をもたらした。

聖書の物語に登場する女性。サロメは、ヨハネの的だった母の命に従い、ヴェールを被って踊る褒美として、ヘロデ王にヨハネの首を要求した。(解説から)

豪華な衣装で美しい女性だが、頭と体のバランスがちょっと変な気がする?


59.アンソニー・ヴァン・ダイク 聖フランチェスコの法悦

私は知らなかったのですが、アンソニー・ヴァン・ダイクは、ルーベンスの弟子。


65.メルヒオール・ドンデクーテル 水鳥

20羽以上の水鳥が描かれている。中央にいるずんぐりとした体型のペリカン可愛い。


66.エル・グレコ(本名:ドミニコス・テオトコプロス) 受胎告知


大天使ガブリエルが持つ百合の花は、マリアの処女性を示している。大原美術館の作品に似ているような気がする。


74.バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 聖家族と幼い洗礼者ヨハネ


キリストと聖ヨハネが十字架を作っている?様がなんとも愛らしい。


96.オウムガイ脚杯


98.シャーベット用のセンターピース

シャーベットを入れるカップの下にも、模様があるのでしゃがんでみてください。


99.ヒキガエル


サンゴ石灰岩を使用しているヒキガエル。石の模様がちょうど、カエルの皮膚(ブツブツ模様)の見える。


101.ラピスラズリの鉢


112.掛時計

銀、鍍金、紫水晶、碧玉、トルコ石を使用した豪華な時計。装飾してある鳥、果実がすべて秋のもののよう?もしかしたら、他のも同じような時計があって、春、夏、冬の時計があったかも?


あと、ベラスケスの2点と、ムリーリョのミカエルも良かった。

ベラスケス 皇太子フェリペ・プロスペロ


ベラスケス 白衣の王女マルガリータ・テレサ



ムリーリョ 悪魔を奈落に突き落とす大天使ミカエル



この<THE ハプスブルク>は、日本ではあまり見ることの出来ないイタリア、ドイツ絵画などが展示いますし、<11歳の女帝マリア・テレジア>と、<11歳の女帝マリア・テレジア>は必見だと思います。


巡回情報

京都国立博物館 2010年1月6日(水)~3月14日(日)


この後わ 東京ミッドタウン内にあるお店<京乃とうふや 藤野 東京ミッドタウン店>でランチを食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ(※このお店わ 閉店しているのだ)