ディジタルカメラになって、フィルムの時代には、フィルムの特性だったものが、ディジタル処理によってある程度というか自由自在に変えることが出来るようになりました。
私のカメラの絵の調子はピクチャーコントロールによって、
スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景 を選ぶことが出来ます。
また、現像ソフト(カメラ添付)を使えば、撮った後でもそれぞれの調子に現像することが出来ます。
カメラを買ったときに、それぞれの調子を見比べて「風景」で撮ってます。時々現像でそのときの気分で変えたりします。
が、スタンダードとニュートラルって何が違うんだ???
とか、ビビッドって、どのぐらいビビットするんだ?とか ポートレートは「それなりの人はそれなりに」写るのか?
とか疑問を抱えたままよくわからずに撮ってました。
そこで、花も少なくなったしそれぞれの設定がどんな効果をもたらすのか、比較データをとることにしました。
そんなわけですから、同じ写真がずらずらと並びます。
撮影データ
天候 晴れ(薄い雲あり)
ISO 400
絞り f=5.3
シャッター速度 1/250
レンズ焦点距離 44mm(35mm版換算66mm)
ホワイトバランス 晴天
ピクチャーコントロール 風景で撮影 ソフトウェアのピクチャーコントロールで変更。コントロール度合い=0
写真
ピクチャーコントロール=スタンダード
・少し落ち着いた感じになる(風景に比べて)
ピクチャーコントロール=ニュートラル
・全体にメリハリが無くなる
ピクチャーコントロール=ビビッド
・どぎついくらいの感じになる
ピクチャーコントロール=モノクローム
・白と黒と灰色になる
ピクチャーコントロール=ポートレート
・ニュートラルに近い感じだが背景の緑は少し落ち着く
ピクチャーコントロール=風景
・色彩が強くなるがビビッドほどではない
これまで風景で撮影してきたけれど、スタンダード程度が良いかな?
という気がしてきました。