祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 幼稚園児2人死亡 感染症の疑い

2017-06-15 10:52:29 | 健康


幼稚園児が2人死亡したとニュースが流れています。同じ幼稚園なので、感染症も疑って原因の特定にむけ調べているそうです。原因が何かは分からないものの、この記事を見て気になるのは、チェルノブイリ事故でゴメリ医科大学の学長であったパンダジェフスキー博士の調査結果です。彼は、原発事故関連で亡くなった患者400人以上の解剖結果のデーターを持っています。内部被ばくのデーターは、世界で彼だけが持っています。

そこの中で、「心筋細胞にセシウム137が取り込まれると、エネルギーの産生(合成)が出来なくなり、突然死につながる。」と云う事と、「幼児は体重1kgあたり20~30ベクレルでも心臓のリズムを壊してしまう。50ベクレル以上だと突然死の可能性が高くなる。」と書かれていることです。

川崎の幼稚園児は4歳であるので、生まれてから4年間知らずに放射能汚染されたものを食べ続け、少しづつ心臓などの筋肉に溜まり続ける可能性はあるでしょう。体の他の筋肉とは違い、心臓は新陳代謝をしないため、古い細胞が廃棄されることは無く、放射能がいったん入ると溜まりつづける性質を持っています。政府も医者もこの点には一切触れずに調査もしないでしょう・・・・・しかし、それがもし原因だとすれば、おおごとですね。子供の安全を考えて避難している人たちは、まだいいけれど、その意識もない人たちは悲しい思いをすることになる。ひどい政府ですね・・・・・




06月14日 21:01朝日新聞
同じ幼稚園の園児2人死亡 感染症の疑い調査 川崎

 川崎市は14日、同市川崎区の私立大師幼稚園に通っていた4歳の男女2人が今月、帰宅後に相次いで死亡したと発表した。感染症による病死の疑いがあるとして市が原因を調べているが、ウイルスや細菌の特定には至っていないという。他の園児に目立った症状は出ていないという。

 市によると、2人は同じクラス。6日に女児が、12日に男児がそれぞれ自宅から市内の病院に救急搬送されたが、死亡が確認された。女児は4日から吐き気を訴え、同日に医療機関で急性胃腸炎との診断を受けた。男児は12日朝から発熱し、同日昼前にはけいれんを起こしていた。

 神奈川県警川崎署から12日午後、2人の死亡が確認されたという連絡が川崎区役所にあった。死因は分かっていないという。14日夜に記者会見した市の担当者は「まだ感染症かどうかは分からないが、感染症ではないかとみて調査する。分かってから手を打っては遅い」と説明した。

 2人の死亡を受け、園は保護者に対し、子どもが体調不良を訴えた場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけるとともに、13日から自主休園している。

 この園は6クラス編成で、3〜5歳児約200人が通う。外部に委託した給食を園児に提供。飲料水用の浄水器があるほか、6月に入って園児が水筒を持参していた。多田政彦園長は「2人は元気に登園していた。本当に驚いている」と声を詰まらせた。

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・ 日記平成29年4月2日~

2017-06-10 01:53:39 | 日記
安倍一味
安倍一味

6月10日(金)
ニュースに面白いものが流れています。「安倍一味が我々の・・・・・」北朝鮮が安倍・菅・稲田の個人名をあげて安倍一味と表現しています。そして「有事がおこれば、いの一番に日本を攻撃する」と明言。

北朝鮮がまともに反応していますね。とても正常な感覚だと思います。現状の自民党政府のやり方・・・特にアベコベ氏のする事なす事が全て相手を刺激することばかりなので、このような反応が出るのは当然でしょう。問題はアベコベがこれを分かって刺激し続けているのか、例によって何にもわからず言いたい放題の結果なのかどちらなんでしょう・・・・?

相当先が読めて、国民の心理操作も理解していて、大きな組織を動かせるマネジメント能力を持っているなら、評価してもいいでしょうね。北朝鮮みたいなキチガイを刺激して、さも戦争が起きそうな状況を作っておいて、国民を心理的に動揺させ、その結果軍事費を膨大に使えるようにしたり、名目を戦争やテロなどを防ぐことが重要だと脅して、自分たちに都合の良い法案を作って独裁体制を作る・・・? しかし、どう見てもただの餓鬼が周りの状況も理解できずに言いたい放題した結果、たまたま周りが偶然にアベコベの云う事を聞いて動いているというのが真理でしょう。実力のない人間は、そのメッキが剥がれるのは時間の問題・・・・・

しかし、アベノミクスを始め、あれだけデタラメを言い続けて政権をとれる日本の政治は3流どころのレベルでは無さそうですね。国民がもっと本格的に立ち上がらない限り、まともな国にはならないでしょう。そしてアベコベ氏が狂っているだけではなく、あのレベルの人間がトップに立てる自民党そのものが普通ではない・・・・・国民の為に政治をやれる人材を育てることが大切ですね。そのため一人でも多くの人たちに、真実を理解してもらわなくては・・・・・


ナイフ

6月7日(水)
今月に入り1週間ほど友達に会うために関東・関西方面に旅に出かけました。友達に合って話すことも面白いし、知らないことを見ることも面白い・・・・

今回、千歳空港の手荷物検査で捕まりました? たまたまバッグに入っていたスイスミリタリーナイフが見つかり、機内に持ち込めないといわれ、もう一度検査場を出て航空会社のカウンターで申請のやり直しをしました。ナイフと云っても刃渡り3.5センチほどのものですが、厳しいものですね。

ビーフカツ

今回の旅行で徳島に行った際に、友達が神戸まで迎えに来てくれてランチにビーフカツを食べに連れて行ってもらいました。少し待つよと云われましたが、店に着くと店側に人が並びその列が敷地のはずれまで行くと、歩道の真ん中を空けるようにして車道側にも並んでいます。ちょっとビックリです。並んでから一時間弱でお店に案内してもらいました。食べてみて納得です。肉も厚めですが、火の入れかたも上手でお肉がおいしいし衣もサクッとしています。ソースは独自のソースを作っており、味も薄目にして肉のうまみを感じやすくなっています。これならわざわざ並んでも食べに来る人はいるはずです。

競艇

昼食の後、コーヒーを飲もうと「にしむら」に連れて行ってくれました。前回も連れて行ってくれましたが、美味しいコーヒーです。私が自宅で飲んでいるコーヒーに近い味です。今はスターバックスやドトールなど多くのコーヒーショップがありますが、ただ苦いだけで美味しくない。それに比べて「にしむら」のコーヒーは、酸味・苦味・甘味・香りなどバランスよく設定されており、ありがたいですね。
その後、徳島の鳴門までドライブし、自宅で奥さんとおしゃべりした後、近くの競艇場に連れて行ってくれました。競艇場は生まれて初めてです。レースを見ていても、いつスタートでどこがゴールかも分かりません。レースとレースの合間に建物内にあるテレビを見に行くと、先ほどのビデオのレースが流れています。見ていてると、各船がスピードあげて走り出すとき、その少し前にラインが見えます。実際のレースにはないのですが、テレビには加工してラインが見えるようになっています・・・どうやら、決まった時間に決まった場所を通過するのがスタートのようです。すぐに外に出て、テレビの映っていた辺りに行くと、大きな時計があります。一分で一周する時計で、それが動き始めて丁度ゼロになる時に、決められてラインをオーバーせずに通過することがスタートでした。それぞれの船が、そのラインを全速で通り抜けることがテクニックの一つのようです。友達が、競艇券を一枚買ってくれました。6艘の船が走りますが、複式で買ってあり、取りあえず3番4番が来ないことだと教えてくれました。そしてレースがスタート・・・・・その結果、なんと12600円も当りました。自分が買ったのでないので返そうとしましたが、彼は自分も買ってあるからいいと云ってます。彼は3枚買っており儲けた上に、さらに次のレースも1万円以上を稼いでいました。こんなことは珍しいのでしょうね・・・・・そうでなければ、みんなが大金持ちになる・・・


川床

京都に行ったとき、友達がいろいろな所を案内してくれました。京都全体の位置関係を教えてもらい、そして歩き回って説明してくれました。あとで見ると万歩計は13000歩ほどあります。大体の位置関係が分かった上に歩くことで街の雰囲気が分かってきました。何日か時間をとって歩き回ると面白そうです。そして古い建物もあり、歴史を勉強して来るとかなり楽しい時間が過ごせそうです。今回は、最終的に鴨川にある豆腐料理を食べに行きました。そこで初めてよく言われる「うなぎの寝床」を納得・・・・・間口は狭いが奥が深い。確かにそこのお店の周りは全てがストレートに奥が深い所ばかりです。鴨川の川床での食事は、かなり涼しいものです。水の上にせり出した床で食事をするという発想は面白いものですね。2日間も時間を割いて案内してくれた友達に感謝ですね。今度は孫たちを連れて、日本の勉強に行かねば・・・・・

サングラス
サングラス

5月28日(日)
今日はサングラスを買いにアウトレットに行ってみました。サングラスを買うのは何年振り・・・いや何十年ぶりでしょう。普通は車を運転するときや外出するときは度付のサングラスを使っています。しかし、自宅にいる時やパソコンを使ったり、畑仕事をするときなどはメガネをはずしています。そして先日度数が合わなくなってレンズを変えてから、外出時もメガネをかけないようになりました。メガネをつくり変える時、度数が低くなって以前より弱い度数で作り変えたためです。眼鏡屋さんに言わせれば「目が良くなっている・・・?」といいます。そこで、それ以来車を運転する時以外はメガネを使わ無くなりました。そこで、外出用にサングラスを買うことにしました。

サングラス売り場に行って、一番最初に目についたのが入り口正面に飾ってあったこのサングラス。お店に行くまではグラデーションのかかったふち無しを考えていました。ふち無しを選んではかけて見ましたが、なぜかピンときません。何種類かのサングラスを試しましたが、最終的に初めに目についたサングラスの所に戻ってきました。30代頃はこの鼈甲型のメガネを使っていましたが、もう使わないだろうと思っていました。しかし、手に取ってよく見ると意外と良さそうです。しかも偏光レンズになっているので、直接目に入る以外の光をカットしてくれます。少し色は濃いものの、太陽の強力な光をカットしてくれると思えば、この方が目には良いかもしれません・・・少し悩みましたが、数日後に旅に出ることを考えると、ここで決めねば時間が取れないので、これに決定。これでしばらくはメガネ・サングラスの心配はしなくて済みそうです。

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パンケーキ

5月27日(土)
久しぶりに孫たちが泊りに来るので買い出し出かけました。いろいろ買っているうちに翌朝はパンケーキを作ってやらねばと思い、北海道の薄力粉を置いてあるお店に行きました。薄力粉を買おうと棚を見ていると「九州パンケーキ」という袋が目に入ります。何だろうと裏の表示を見てみると、それぞれに食材の産地が書かれています。
 小麦粉  大分・他九州
 砂糖   沖縄・鹿児島
 赤米   福岡
 胚芽押麦 佐賀
 もちきび 長崎
 黒米   熊本
 うるち米 鹿児島
 発芽玄米 宮崎
更に、説明文では「乳化剤・香料・加工澱粉は一切使っておりません」と明記されています。そしてアルミニウムの入っていないベーキングパウダーを使っているとしています。放射能汚染地域は完全に外していました。

福島の原発事故が起きてからは、東北から関東の新潟・長野・静岡辺りまでの食材は土地が放射能汚染されているので、そこで作られた食材は購入しません。孫たちが良く遊びに来るので、とても気にかけています。しかし、最近気づいてことは、産地を明記している商品が多くなり始めています。以前は「国産」という表示で品質の高さを訴えていましたが、今は「国産物を使用」表示は危険で購入しないと判断されるので、よく消費者の事を考えている企業は、産地を明確に示し始めています。

民主党の時代に事故が起き、担当大臣をしていた細野が狂ったことを指示していたので、日本の国民は大迷惑です。当時、各企業は独自に商品を検査し5ミリベクレル以下だとか50ミリベクレル以下だとかと表示を始めました。当然ですね。より安全なものを売ることが大切であるので、いかに放射能汚染がされていないかを明示し始めました。福島事故以前は年間に1ミリシーベルトが限界とされていましたが、事故後は日本の基準は300ミリシーベルト/年と驚くほどの基準に設定され、一年後に100シーベルト/年に変更しましたが、この基準も異常に高いものです。

被ばく基準でいえば、病院で厳重に管理されている「レントゲン室が5ミリシーベル」以下です。この放射線管理区域(レントゲン室)は、大人であって飲食は禁止されております。しかし、日本政府は20ミリシーベルトの地域に人を住まわせようとしています。それも操作しまくった数字の20ミリシーベルトです・・・・・あのチェルノブイリでも年間5ミリシーベルト以上は「移住義務地域」されています。そんな地域に住民を戻させようとする自民党や官僚は狂っているどころではないですね。意図してやっていることなので、殆ど犯罪者と同じ・・・

食物でいえば、ドイツの基準が「大人で8ミリベクレル以下で、子供は4ミリベクレル以下」が設定されています。日本の基準は100ミリベクレルで、乳幼児食品が50ミリベクレルです。これは20年後30年後と時間がたてばたつほど、内部被ばくによる悪影響が発生することを意味しています。先日も書きましたが、2060年度の人口予測が8800万人でした。現状よりおよそ3割の3900万人が減ると政府は報道しているものの、実際はこんなものでは済まない可能性が高いでしょう。なぜなら、放射の汚染による被害はないという立場をとっているのが自民党政府や官僚です。おそらく内部被ばくによる人口減を計算に入れていないので、人口減はこんなものでは済まないでしょうし、遺伝子損傷による病気が増えているでしょうね。自己防衛しなければ・・・・・

グリップ
グリップ

5月22日(月)
気候が良くなってきたので自転車が使えます。時間帯によっては寒すぎるのでウインドブレーカーが必要ですが、それでも自転車で走り回るのには丁度いい季節です。この自転車は九州にいたころに買ったもので、10年以上が過ぎているでしょう。6年ほど前にハンドルのグリップを交換しましたが、今回乗り始めて気づいたことは、グリップのゴムが溶けたような状態で手にべとべととついて来てゴムの劣化が進んでいることです。そこで新しいグリップに交換・・・・・交換後、走ってみましたがとてもいい感じです。畑が落ち着くと、少し手入れをしてあげねばなりません。21段変速がついて当時2万円を切った価格で購入したと思います。普通ならば4-5万円はするはずですが、何故か特価で売り出しており安く手に入れました。しかし、その割にはしっかりと走ってくれます。キチンと手入れをしてあげれば、これも車と同じように20年以上は使えるでしょう。大切に扱わねば・・・・・

世界ランキング
世界の貧困率

5月15日(月)
ネット上に「驚きの世界ランキング」というのが出ていて、見ていると日本のランキングの低さに驚きます。自民党の政治は国民のためには何もしないことが基本・・・。自分たちと自民党を支えている官僚や産業界にだけは甘い汁を吸わせるけれど、一般国民は搾り取るだけ搾りとろうと云うことのようです。人口が減り続けることは数十年前から分かっていることだが、何もせずにいる為に 2060年には約8800万人に減ってしまう。現状1億2700万人なのでおよそ3割減・・・・・北朝鮮の拉致問題も千島列島問題も年金問題も待機児童問題も・・・・・なにかも何十年経っても進歩は無し・・・こいつらもダメだけど、その事になんとも思わない国民が多いのも驚きだ! 

 1:相対的貧困率       31位/37ヶ国OECD
 2:ジニ指数         23位/37ヶ国OECD
 3:子ども貧困ランキング   34位/(2016ユニセフ)
 4:一人親世帯の貧困率    33位/33ヶ国OECD
 5:教育機関への公的支出   32位/33ヶ国OECD
 6:幼児教育に対する公的支出 31位/33ヶ国OECD
 7:大学生への公的支出    33位/33ヶ国OECD

ガス管
ガス管

5月14日(日)
自宅の裏通りで下水管の工事がありました。工事が始まってしばらくしてから見に行きました。丁度その時、土の中から薄緑のビニールの様なものが見えます。ユンボで穴を掘っていた人が下りてきて説明してくれました。「あの下にガス管があることを示しているんだ」・・・なるほど、ある程度土を掘ると緑色のビニールが出てこれば、誰にでもその数十センチ下にガス管があることが分かるので、間違って管を壊すことも無くなる。こういう仕組みになっているんだと思って、自宅に帰っていました。昼頃に雨が降ってきても食事もせずに穴掘りをしています。おそらく早く終わらせて、帰ってから食事をするつもりなのだろうと思っていましたが、午後3時を過ぎても穴掘りを続けています。そのうちに北ガスの工事車両が来て、何やら慌てて掘った穴の中に降りてゆきます。

何かおかしいので工事現場に行くと、あたり中がガス臭い状態です。どうやらユンボでガス管に傷を入れたようです。(写真の中央部分に傷)。そのガス管を見せてもらうと、ポリエチレンで出来たガス管です。これなら昔の亜鉛メッキ鋼管と違い腐ることも無いのですが、今回の様なユンボでひっかくと簡単に破れる欠点もあるようです。傍にいた北ガスの方が、あとで自宅内を検査させてくれと云います。なぜかと聞くと、室内にガスが入っている可能性があるのでチェックしたいといいます・・・。それならと早速自宅に来てもらい、ガス検知器でチェックを始めてもらいました。一階は良かったのですが、2階のウォークインクロゼットでは、検知器がうるさいくらい鳴り出しました。そこは丁度工事現場に面しており、クロゼットには小さな明かり取りの窓があるので、そこから入ったのでしょう。外のガス管工事は終わっているので、2階にある窓を全部開け広げ空気の入れ換えです。10分程過ぎてから再度チェックしてもらうと、今度は感知機は鳴り出しません・・・・・

ガスは見えないだけに怖いですね。もし2階で知らずに寝ていて、ガスが充満したら大変な事になっていました。自分の周りで何が起きているかを、いつも知っておくことが大切ですね。

運転免許証更新

5月12日(水)
公園委員会から運転免許証の更新ハガキが届いていた。いつもの事だろうと中を見ていると、3枚目の裏に「IC免許証の暗証番号」という欄がある。今まで見た記憶がないので読んでみた。

「免許証の個人情報を保護するため暗証番号の設定が必要となります。
 暗証番号1は、免許証番号の赤斜線部分4桁の数字(これ以外を希望する場合は希望する4桁の数字)を、暗証番号2は、希望する4桁の数字を準備してください。」

と書かれている。まず、何が目的でするのかが良く理解できない。文章では「個人情報の保護・・・」と書かれているが、どういうことを意味しているかが分からい。また、暗証番号が1と2があり、なぜ2つも必要かもわからない・・・・さらに、暗証番号1は免許証にある斜線部分の数字を書けと云っておきながら、他の数字でも良いと書かれている・・・・・
免許証の為に暗証番号を2つも記憶しておかねばならない理由が分からないので、運転免許試験場に電話をした。何に使うかを聞くと、向こうも分からないようだ・・・・? どうやら今は使うことは無いけれど、将来使うようにしたいと考えているようだ。それも個人番号と合体したいというのだ? だからといって暗証番号がなぜ必要かは分からないらしい。「ほとんど使うことはありません」という答えが返ってきた。こんな組織で仕組みを作っていいのだろうか? 

全国の免許証所持者は8215万人いる。各人から3500円を回収し、平均3.5年ごとに更新すると仮定すれば、年間に約820億円が転がり込んでくる。今日更新に行ったところは警察署内なので、建築コストや家賃・維持費はおそらく国持ちだろう。すると、そのほとんどは単純に利益・・・・・高級官僚は退職後3回天下れば、生涯所得は10億円と云われている。そんな奴らに金をばら撒くために、仕組みが作られているかと思うと、受講している時間がもったいないと感じるのは私だけかな?

五稜郭の桜
ソメイヨシノ

5月3日(水)
4月の29日から5月1日まで函館方面を旅していました。はじめて五稜郭の桜を見ましたが、いいところですね。お堀の外がわにもたくさんの桜が植えられており、地元の人たちがバーベキューをしながら桜を楽しんでいました。しかし、ぎゅうぎゅう詰のような感じは無く、敷物を敷いてもゆったりとしたスペースが取れます。また、橋を渡って五稜郭内に入ると、丁度お堀に沿って土塁がありその上を歩けます。そこを歩くと足の下にも、頭に上にも桜を見ながら歩くことができました。歩いていてもゆったりと歩くことができるので、自分のペースに合わせて桜を楽しむことができます。北海道の桜と云えば山桜が想像されますが、ここはソメイヨシノが1600本程ありました。(写真をフォトチャンネルに載せてます)

また、函館市内にある「桜ヶ丘通り」の桜並木を行ってきました。道路の左右に桜が植えられおり、道路が桜のトンネルのようになっています。昔住んでいた国立の桜並木を思い出しました。ここは車で走ることが良いですね。また、最後の日は、松前城を見に行きました。ここもいろいろな桜がありましたが、まだ咲いていない桜もあり、もう少し暖かくなってから行くときっと楽しいでしょうね・・・・・孫たちとこれほど桜を楽しんだことは無かったので、いい思い出になりましたね。

耕うん機の清掃
耕うん機

4月26日(水)
今日の午前中は晴れの予報なので、耕うん機の掃除をしました。今年はもう使う必要がありません。耕耘する爪を両側とも車軸から外します。片側の爪は二つに分解しこびりついた泥を清掃。爪のカバー内も、かなりの量の泥がへばりついていました。大きな泥は水とブラシで落とし、そのあとスポンジで細かい所の泥をとりました。少し錆ができているので取り除こうとしましたが、サウンドペーパーが見当たりません。日を改めて錆取りですね。洗った爪を乾燥させ、潤滑剤を吹きかけ、あとは組み立てて終了。

午後からは、修理に出していた車を受け取りに行きました。4月10日に入庫してから2週間以上がかかりました。初めはリアアームブッシュの交換で3日ほどの予定が、インジェクターも交換の必要が出てきたため伸びてしまいました。これで安心して運転できます。2週間ほど代車のオートマチックを乗っていましたが、結構楽でいいですね。今日、自分の車に乗って少しの間は、何か違和感があります。マニュアル車では自分の意思でギアを変更するので、好きなように車を操れます。いろいろな状況で、それぞれに合った走りからができる・・・・・これがマニュアル車の楽しみですね。新しいインジェクターに変わったので、どのような変化があるのか気になります。特に燃費は良くなるのかな?

インジェクター
インジェクター

4月21日(金)
先日、ロアアームブッシュの交換のため車をディーラーに預けました。その際、2日ほど前から車内にガソリンか排気ガスかのような臭いがするので調べるようにお願いしました。その後電話があり、インジェクターからガソリンが漏れていることが判明・・・。しかし型が古いためメーカーにも部品がありません。ディーラーも手に入らず、私の方に探せないと問い合わせがりました。先日購入したスピードセンサーの業者さんの所に連絡すると持っていることが分かり、すぐに購入。しかし、週末であったため入金したものの、その確認が今週に入り、確認後商品の発送をしてもらったので、届いたのが昨日。中古品ですがうまい具合に動いてくれればいいですね。このひと月ほどで、スピードセンサー・ロアアームブッシュ・インジェクター・ディバイスと部品交換が続きました。これで、しばらくは走れそうです。

最近、米第7艦隊の管轄エリアで展開中の空母カール・ビンソンとは別に、空母ニミッツも日本近海に集結しつつあります。先日畑作業をしている時も、自衛隊のジェット機も驚くほど低空で飛び回っているのも見かけました。ニュースによると、岩国基地(山口県岩国市)では海兵隊のF35B最新鋭ステルス戦闘機が爆弾の搭載訓練を、嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)では戦闘機などが一斉に出撃態勢を取る訓練を14日までに行ったようです。岩国基地では6日、F35が精密誘導爆弾を搭載する訓練を行っています。嘉手納基地でも12日、航空戦力を一斉に出撃させる訓練が行われ、所属の戦闘機や早期警戒管制機などが滑走路にずらりと並び、発進態勢を取っています・・・・・。さあいよいよ何かが起こるんでしょうか? それにしても呑気なのは日本の政治屋・・・ なんとも思っていないのでしょう。間もなくゴールデンウィークが始まりますが、危機管理の意識もない政府・官僚は、首相・副首相・防衛大臣をはじめ多くの大臣が海外旅行に出かけるでしょう・・・・・こいつらバカなうえに、問題意識もないし、組織運営能力もない。従って、こんなきな臭い状況でも、屁理屈を付けて呑気に海外旅行でしょうね。

一般的企業では、トップが飛行機で海外に行くときは、必ずナンバー2は国内に残ります。それは飛行機事故は発生する可能があるため、万が一の時も企業の司令塔が不在になることを防ぐためです。ところが、そんな危機管理意識のないアベコベ首相や口曲り副首相は、能天気に御遊び感覚で海外旅行に行き、日本国内には不在となるでしょう・・・・元東京都知事の石原や枡添レベルとなんら差はない・・・・・更に、この北朝鮮やアメリカの動きでは、防衛大臣は一時たりとも気を抜くことができない状況ですが、これもアベコベと同じレベルなのできっとウキウキと海外旅行でしょうね。日本の国や国民の事を気にしている輩は、自民党にも官僚にもいないのでしょうがないか・・・・

サングラス
サングラス

4月12日(水)
最近肩がこるので、もしかするとメガネの度が違ってきているのかと思い眼鏡屋さんへ。検眼するとやはりメガネが合わなくなってきていました。また、表面に細かい傷が付いており、メガネをかけた時にその傷が反射して白っぽく見えます。そこでレンズだけを新しく交換しようと、レンズを選んで金額を聞くと26000円と云います。今の時代、フレーム付きで10000円前後であるのに、レンズ交換だけで倍以上かかります・・・・・しかも同じメガネ店で、前回購入した時は「レンズ交換」と「新しいメガネ」とを作って2万8千でした。そこで注文をせずに帰宅。翌日違うメガネ店に行くと、同じ仕様で1万3千円でレンズ交換ができます。先のメガネ店の半額・・・・・これほど違うのなら、当然安い方が良いに決まっています。

レンズを注文し、出来上がってきた日に今使っているフレームと、初期に購入した際についていたレンズを持参しました。丸いレンズから私のフレームに合った形状に加工するためです。その以前のレンズを取り出すと、現状のレンズよりとてもきれいな状態です。確かその時もレンズに傷が入ってので取り替えたはずですが、実際2か所に傷が入っているだけで、現状のレンズのように全面に傷が入っている状態ではありません・・・・この違いはなんなんでしょう。最近、本屋に行ったり、買い物に出かけたりした際、その商品を見る時にメガネを外し胸ポケット入れます。どうもこれが傷をつける原因のようです。また、たまに洗剤を付けて汚れを洗い流しますが、これが良くないそうです。プラスチックレンズには洗剤を付けて洗うことは禁止だそうです。昔のガラスレンズのつもりで、洗剤を使いましたが、これは間違い・・・今後は携帯用の薄いメガネケースを持って歩かねば・・・・・

モンテッソーリの教育
教材

4月10日(月)
今日は下の孫の入園式でした。上の子が入園した時も見た光景ですが、教室にある教材の多さには驚きます。写真に写っている10倍くらいの教材が、キチンと置かれています。そしてどの子どもも自分の気に入った教材を選び、テーブルの上で自由に遊んでいます。そして使い終わると、自分で元の場所にきちんと戻します・・・・・

イタリア最初の医学博士であるマリア・モンテッソーリが、フランスの医師セガンの著書に基づいた教育を始めたのがスタートで、その後1907年に「子どもの家」として実践を始める中で「モンテッソーリ教育」が確立されていったようです。その教育の目的は「自立した子供を育てること」です。教育の考え方の基本に「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」としています。発達段階にある子どもを援助し、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ことを大切にしています。

それを遂行するために、教育環境を大切にしています。その「整えられた環境」とは、次の4つの要素を満たすものです。
1:子どもが自分で自由に教具を選べる環境構成。
2:やってみたいなと思わせる、おもしろそうな教具。
3:社会性・協調性を促すための、3歳の幅を持つ異年齢混合クラス編成。
4:子どもそれぞれの発達段階に適した環境を整備し、子どもの自己形成を援助する教師。

モンテッソーリ教育においては、教師は「教える人」ではなく、子どもを観察し、自主活動を援助する人的環境要素と考えているそうです。教育現場を見ていると、非常にのびのびとした雰囲気を感じます。それに同じクラスに年齢の違う子どもたちも一緒なので、年上の子が年下の子を援助したりも自然とやっています。私たち団塊の世代が受けた教育は、全員が同じ年齢で、同じ様に判断し、同じことをする人間を育てるものでした。それから比べると、全く違う世界がそこにあります。

このモンテッソーリ教育で育てられ世界で活躍している人たちが大勢います。
アンネの日記     アンネ・フランク
世界のチェロリスト  ヨーヨ・マ
Googleの創設者2人  セルゲイ・プリン ラリー・ページ
Amazonの創業者    ジェフ・ベゾス
マネジメントの父   ピーター・ドラッカー
FaceBook創業者    マーク・ザッカーバーグ
英国王室       ウィリアム王子 ヘンリー王子
マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ
ウィキペディア創始者 ジミー・ウェールズ
他多数・・・

ネイティブ・アメリカンの教え
ネイティブアメリカン

4月9日(日)
明日から幼稚園や学校が始まります。自分の子供の成長は、ほとんど見ている時間がありませんでした。働くことが精一杯で、子供が寝ている間に出社し、子供が寝たころに帰宅する・・・・・そしてフードビジネスの世界にいたため、日曜日・祭日・年末年始・お盆等は稼ぎ時のため、休んだことは無い。更に運営がおかしくなった店舗を立て直すために異動を繰り返していたため、休みもほとんど取れない状態・・・・・それから見ると、孫の成長はよく分かります。生まれた時も傍にいたし、誕生日はいつも一緒だし、七五三も一緒にお参り、入園式も入学式も運動会もいつも一緒・・・・・孫が少しづつ成長していく姿が良く見えます。とてもうれしいものですね。この子たちが成長し巣立っていく時までに、どれだけの事を経験し、正しい判断と行動がとれるように育てられるかが楽しみです。少なくとも日本の国家は、国民の生活も生命も守る気はないのは明らか。ならば、別に日本こだわる必要は、全くない。世界のどこでも生きて行けるだけの、知識と経験を持たせられれば、あとは自分たちで判断し生きていくでしょう。

FaceBookを見ていて「ネイティブ・アメリカンの教え」というのがありました。以下、転載します。


ネイティブ・アメリカンの教え

批判ばかり受けて育った子は、非難ばかりします
敵意に満ちた中で育った子は、誰とでも戦います
ひやかしを受けて育った子は、はにかみやになります
ねたみを受けて育った子は、いつも悪いことをしているような気を持ちます
心が寛大な中で育った子は、がまん強くなります
励ましを受けて育った子は、自信を持ちます
ほめられる中で育った子は、いつも感謝することを知ります
公明正大な中で育った子は、正義感を持ちます
思いやりのある中で育った子は、信頼を持ちます
人にほめられる中で育った子は、自分を大切にします
仲間の愛の中で育った子は、世界に愛を見つけます

信じることが価値を生む
価値は考えを生む
考えは心の反応を生む
心の反応は態度を生む
態度は行動を生む

あなたが生まれたとき周りの人は笑ってあなたが泣いたでしょう
だからあなたが死ぬときは
あなたが笑って周りの人が泣くような人生を送りなさい

過ちを見てそれを正そうとしなければ過ちを犯したものと同罪だ

地球にあるものはみな目的を持ち
いかなる病にもそれを治す薬草があって
すべての人には果たすべき使命がある

大地とその上に住むものすべてを敬意をもって扱いなさい
偉大なる精霊(精神)を保存しつづけなさい
あなたの仲間に大いなる敬意を示しなさい
すべての人々(人類)のために手を携えて働きなさい
必要とされたなら場所を問わず援助と親切を与えなさい
自分が正しいとわかっていることを実行しなさい
心と体をいい状態に保つために気をつけなさい
あなたの努力の一部を善行に捧げなさい
いつも真実をみつめ、正直でいなさい
自分の行動について全責任を負いなさい

どんなことも7世代先まで考えて決めねばならない

インディアンが約束を破ったことは一度もなかったし
白人が約束を守ったことも一度もなかった




屋根のトタン
屋根

4月6日(木)
昨日、屋根のトタンを洗浄したので今日は早速塗装を始めました。ただ午前中に仕事が一つありそれをかたずけてからで午前11時ころからです。それに今日の天気予報は午後3時ころから雨になっています。そのため乾燥時間を2時間見て、午後1時まで塗装ができると思い大急ぎ・・・・それでも3分の1ほどの塗装が済みました。これから3日間は雨が続くようなので、続きは来週ですね。なんとか畑仕事が始まる前に終了させないと・・・

塗装の準備をしているとき、ペンキの缶を開け移し替えていると、ドロッとした塊が出てきました。缶を開けてから3年目になると、塗料も変化しているんですね。買った時は、当然その年に塗り終えるつもりでしたし、置いておいても変化するとは思ってもいなかった。一缶14キロが安売りしていたので購入しましたが、これからは使い切る分を買うことですね。それにしても、塗り終わったところはきれいですね。しかし、これを塗り終えて10年後にもう一度作業をするのは、ちょっと無理かもしれない・・・・・気持ちの上では、何でもない事ですが、実際にその年齢になると体が動くのやらどうやら・・・・?

屋根のトタン
屋根

4月5日(水)
札幌の天気は快晴でぽかぽかの陽気です・・・・・3年前に屋根のトタンを半分まで塗ったままで終わっていました。その翌年にするつもりが、自然栽培を始めたために春から畑仕事でした。去年は新しく借り増しした畑があり、やはり春からそちらの方に時間が採られ、屋根のペンキ塗りはお預け・・・・・今年はなんとしても仕上げなければと考えていましたので、今日の天気を見て、これはチャンスと思い屋根に上ってみました。3年前にやり残した屋根のトタンをブラシで洗いました。その後、前に塗った側もかなり汚れているのでブラシで洗ったところ、やり残しがあることに気づきました。

屋根のトタンはフラットなわけでは無く、20センチ幅位で15ミリほどトタンが立ち上がっているところがあります。3年前には屋根のフラットな部分と立ち上がっている部分のトップだけはペンキを塗ってあるものの、立上りの横の部分は塗り忘れていました・・・・今日は全面洗い終えたので、次回はペンキ塗りだけで済むので、少しは楽になりそうです。

冬の洗車
ブリスX

今年の冬は洗車について新しい試みをしました。毎年、冬場に洗車すると凍ってドアが空きません。それで、今シーズンは車を洗わないことで押し通そうとしましたが、余りに汚すぎで我慢ができません。そこでトライしたのがお湯を含んだ雑巾で軽く拭くことでした。何回も洗いなおしては軽く軽く拭きあげました・・・・・しかし、春になって洗車をすると傷だらけ・・・・・一見分からないのですが、太陽の光が射すとその周りに輪の様なキズが浮かび上がってきます。表面に細かな傷が付いたようです。ガラス系のコーティング剤を使っているので少しは表面が固いだろうと高をくくったのが間違い・・・・・泣きたいような気分です。

そこで、先日から何かいいコーティング剤が見つからないかと探していました。いろいろ探しているうちに、私の使っているコーティング剤は「ガラス繊維系」ではあるものの、「ガラス系」とは全く違う事が分かりました。ガラス系は化学反応を起こして塗装表面に石英ガラスを作るようです。一方ガラス繊維系は、ガラスになる成分は入ってはいるもののわずかのようです。見分けかたは容器が、瓶であるかどうかです。ガラス系は空気に触れると固まってガラスになってしまうので、密閉式のガラス瓶に入って販売されています。結構良さそうなので、ガラス系コーティング剤を調べた所、メリットもあるけれどデメリットもありそうです。いろいろ考えましたが、当面は今の「ブリスX」を継続して使うことにしました。

ところで、今シーズンのもう一つのトライは、鍵が凍らない洗車方法を見つけたことです。昨シーズンまではキーを差し込む穴をビニールテープで隠し洗車しました。しかし、やはり鍵が凍ってキーは回りません。おそらく窓ガラスの所から入っていくのだろうと考えていまいしたが、たまたまドアを開けた時に、水が入るところを発見・・・・それは、ボディとドアの重なるところは3ミリほど空いています。しかし、そのドアと室内は、ゴムパッキンによって遮断され水が室内に入らないようになっています。実はこの部分にボディとドアをロックする装置があります。ここのところはドアの外側と同じように空気も水も簡単に入り込めることに気づきました。気づけばあとは簡単・・・・・ドアとボディの間から水が入らないようにビニールテープを張るだけ・・・・・これで洗車したところ、全くキーが凍ることが無くなりました。ラッキー!

コーヒーブレンド
コーヒー

以前はモカマタリのストレートを好んで飲んでいました。しかし半年ほど前に”イエローブルボン”を見つけてからは、モカマタリとイエローブルボンをブレンドして楽しんでいました。その後もっと良いブレンドが出来ないかと思い、キリマンジェロとコロンビアも購入し、いろいろとブレンドして試していますが、それなりに美味しいコーヒーを楽しめています。3歳の孫が遊びに来ているときは、コーヒーミルを使って豆を挽いてくれます。そしてフィルターを不器用に折り曲げながらセットをし、最近は挽いたコーヒーをそのフィルターに移せるようにもなってきました。・・・何にでも興味を示し、自分でできることを示したいようです。明日から幼稚園が始まります。また、新しい知識や経験をどんどん吸収していくのでしょうね。

・ ウクライナ美女が 千と千尋~ 主題歌を熱唱 Nataliya Gudziy sings Spirited Away

2017-05-16 23:57:40 | 原発事故


1986年にチェルノブイリで原発事故が起きました。当時6歳で近くで住んでいたNataliya Gudziyさんが、事故の悲劇を忘れないため、唄をうたっています。彼女は次のように話しています。

”人間は忘れることによって同じ過ちを繰り返します。
    悲劇を忘れないでください。
    同じ過ちを繰り返さないでください。
そう願って私は歌を歌っています。この歌もそんな気持ちでお届けしたいと思います。とってもかわいらしい曲なんですが、とても深い意味を持っている歌詞です。”



ウクライナ美女が 千と千尋~ 主題歌を熱唱 Nataliya Gudziy sings Spirited Away

・ 首相の危機意識のなさに呆れたトランプ大統領

2017-04-18 23:44:18 | アベシ政府


アベコベ氏も自民党も、真に国を思って仕事をしていないし、その仕事をする能力すらない。ただ単にアメリカの言うとおりに動いていれば、自分たちの地位や環境を保証してもらえると考えている。従って、なんら危機意識も問題意識も持ち合わせていないのがほんとの姿・・・・・。それに気づいたトランプ大統領は言葉は・・・・

元日本国大使の天木直人さんより転載します。




天木直人

2017年4月12日
安部首相の危機意識のなさに呆れたトランプ大統領

きょう4月12日の日経新聞が「北朝鮮止める秘策はあるか」と題する秋田浩之記者の論評を掲載している。そこに書かれている事はひとことで言えばこうだ。

核を持っていないからこそシリアは攻撃されたと考える北朝鮮が圧力にひるみ、核を手放すことは考えづらい。北朝鮮の崩壊を望まない中国が本気で米国に協力するかも疑問だ。

だとすれば米国が最終的に武力行使に踏み切ることに真実味が帯びる。しかし、ワシントンの米安保専門家や元高官らに聞くと「攻撃できるとは思わない」と一様に否定的だ。

その理由は三つある。空爆すれば反撃を許し数万から数十万の死傷者が出かねない。中国の同意のないまま攻撃すれば米中衝突の危険が生じる。

対北攻撃には日韓の了解と支援が欠かせないが、とりわけ韓国との調整が難しい。そして大統領と識者や元高官の意見が違った場合、どちらが現実となるかについては、過去の例から見ると後者に理があるという。

クリントン政権は1994年に空爆を検討したが断念し、ブッシュ政権も2008年に北朝鮮を対テロ支援国家指定から外した。私の記憶では、古くはあのケネディ大統領もキューバ危機の時に犠牲者が多すぎるという高官の意見を取り入れて断念した。

そして秋田記者は次のようなシナリオを書いている。北朝鮮は核とミサイルの実験を強行し一触即発の状態に近づく戦争を回避しようと中国が米朝協議のお膳立てに動く。駆け引きの末、核とミサイル実験の凍結などで米朝が合意して戦争が避けられる。

果たしてそうなるのか。秋田記者は北朝鮮の出方を言い当てるのは難しいと書いている。しかし、同時にトランプ大統領の出方を言い当てるのもまた難しいのだ。なぜなら、いまのトランプ政権には、まだほとんど官僚たちの政治任命が行われていないからだ。

クシュナー、イバンカといった家族や、バノンなど一握りの側近の意見を聞いてすべてトランプ大統領が決めるからだ。いつものようにながながと前置きを書いたが、要するに誰もがわからないということだ。危機的状況にあるということだ。

しかし、私がここで言いたいのはその事ではない。私がこの秋田記者の論評でもっとも注目したのはトランプ大統領つぶやいたとされる次の言葉だ。

すなわちトランプ大統領が、北朝鮮が日本全土をミサイルの射程に入れ、挑発をすすめている現状を受け、周辺に次のようにつぶやいたと秋田記者は書いている。

こんな状況で、2020年に東京オリンピックをやるのか」と。少なくともトランプ大統領には危機的状況にあることへの認識はある。

トランプ大統領にあきれ果てられるほど安倍首相には危機意識がないということである。
(了)

・ ニューヨークタイムズ社説、憲法を個人の意のまま変えようとする安倍首相を最高裁で裁けと警鐘!

2017-04-18 18:37:11 | 法律


一時期、日本の経済が成長しているときは「経済一流・政治3流」と云われた。しかし、経済が鈍化したが、政治はもっと悪化している。3流どころのレベルでは無い。現在の日本の仕組みや状況を見る時に、よくこれだけデタラメな事をしてきたものあきれ返る・・・・・年金制度もデタラメのやり放題!経済回復はめど立たず!北朝鮮の拉致も何年たっても解決の糸口もない!北方領土も何にも手つかず!人口の縮小も何ら対策は無し!福島原発事故も対策なしの上、危険地域に住民を返還政策!農薬使用量は世界1!原発の使用済み燃料も対策なし!・・・・・なにもかも、やっている振りだけはするものの、一切結果は出ていない。もともと日本を良くするつもりはない上に利権がらみの政策ばかりで、何ら良く変わることは無いばかりか、悪いほうにばかり進めている。特に、アベコベ氏が進めている戦争のできる国の制度作りだけは、強引に推し進めている訳だが、この非常識な行動を海外のメディアの社説で批判をされている。日本国内のマスゴミは、国民に正しい情報や見解を示さないが、それに比べ海外のメディアはまともなようです。

以下「Peace Philosophy Centre」より転載します。






Saturday, February 22, 2014
ニューヨークタイムズ社説、憲法を個人の意のまま変えようとする安倍首相を最高裁で裁けと警鐘!Japanese translation of NYT Editorial: War, Peace and the Law



A Japanese translation of New York Times editorial on February 19 "War, Peace and Law."

安倍総理の憲法軽視を批判するニューヨークタイムズ社説の和訳を紹介します。占領軍による「押し付け憲法」をずっと批判してきた安倍氏は、自分が国民に押し付ける憲法ならいいとでも言いたいのでしょうか。この社説は、時の権力者による権力の濫用や人権の侵害から市民を守るために憲法がある、という立憲主義を否定し、憲法を好きなように変えようとする安倍首相の独裁への動きに警鐘を鳴らし、最高裁こそが憲法の真の番人として今こそ役割を果たすべきだと訴えています。@PeacePhilosophy

(翻訳:酒井泰幸)

原文は
http://www.nytimes.com/2014/02/20/opinion/war-peace-and-the-law.html



戦争と平和と法
2014年2月19日 論説委員会

 日本の安倍晋三首相は、正式な修正によらず、彼自身の再解釈をもって、日本国憲法の基本理念を改変するという暴挙に出ようとしている。

 日本国憲法では日本の軍隊(自衛隊)の活動は日本の領土内での防衛に限り許されているというのが一般的理解だが、これに反して安倍氏は、同盟国と協力し日本の領土外で攻撃的な活動を可能とする法律を成立させたがっている。これまで何年にもわたって削減されてきた自衛隊を増強するため、彼は精力的に動いてきた。そして他の国家主義者たちと同様に、彼は日本国憲法の条文にうたわれた平和主義を否定する。

 憲法には「日本国民は…、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と記されている。日本がより広範な役割を果たす前に、憲法の修正がまず必要とされることを、歴代の政権は合意してきた。総理府の内閣法制局は、権力の乱用を防ぐため新しい法律の合憲性を監視する機関だが、これまでこの解釈に同意してきた。

 法制局に立場を反転させるよう圧力をかけるため、安倍氏は8月に通常の手続きを踏まず、法制局長官に部外者の小松一郎を指名した。小松は集団的自衛という考えに同調する外務省官僚であった。安倍氏の選んだ専門家の一団[訳者注:「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」のこと]はこの問題に対する報告書を4月に発表し、安倍氏を後押しするであろうと見られている。安倍氏は先の国会で、国民は次の選挙で彼に審判を下すこともできると暗に示したが、それは立憲主義の誤った見方である。安倍氏は当然、日本国憲法を修正する動きに出ることもできるはずである。そのための手続きが面倒すぎるとか、国民に受け入れられないといったことは、法の支配を無視する理由にはならない。

 最高裁は日本国憲法の平和主義的な条項について見解を示すことを長らく避けてきた。安倍氏がもし自らの見解を日本の国に押し付けることに固執するのなら、最高裁は安倍氏の解釈を否定して、どんな指導者でも個人の意思で憲法を書き替えることはできないことを明らかにすべきである

(この社説はインターナショナル・ニューヨーク・タイムズ2014年2月20日版に掲載。)





yasu sakai 時刻: 12:24 pm

・ 韓国の原発銀座で惨事なら 「西日本の大半避難」の推定

2017-04-15 02:13:00 | 事故


米国大統領のトランプ氏が先日、突然にシリアを空爆した。その後の発言では、北朝鮮の勝手な行動を問題視する発言が続いている。特に、中国に対して行動を起こすように要求するとともに、その行動がなされなければアメリカが独自の制裁を加える意思を示している。実際の戦いになれば、最終的にはアメリカ側が勝つことは明白だが、北朝鮮もただ黙って攻撃されないだろう。することは、近隣の韓国や日本に駐在しているアメリカ軍を狙った攻撃になるのだろうが、単にそれだけとも言い切れない。両国の原発に対してのミサイル攻撃は当然のことと考えられるので、その被害はとんでもないことになる。

韓国の核物理学者が「韓国の原発事故が起きた場合の被害」についてシュミレーションをした。その結果は日本への影響が甚大であることが分かった。ということは、北朝鮮が韓国・日本の原発への攻撃をすれば、両国は、もう人の住めない国になってしまうだろう。日本の原発は、建設過程で海外からの攻撃を前提には作られていない。アメリカのスリーマイル島の原発事故やソビエトのチェルノブイリの原発事故を教訓に、深層防護5層が世界の基本になっているが、日本は全く取り入れていない。

以下 「原発ゼロをめざす湖西ネット」さんより転載します。



原発事故

韓国の原発銀座で惨事なら 「西日本の大半避難」の推定

 原発の重大事故で、西日本の大半が避難を余儀なくされる――。そんな計算結果が、ひそかに関心を集めている。日本の原発が舞台ではない。海を挟んだ隣国、韓国での原発事故を想定した話だ。

■韓国人の学者が警鐘

 シミュレーションをしたのは、韓国人の核物理学者で現在、米ワシントンのシンクタンク「天然資源防衛委員会」(NRDC)の上級研究員を務める姜政敏(カン・ジョンミン)博士(51)ら。カン博士が昨年10月末に韓国で発表し、その後も日韓での核問題関連の集会で警鐘を鳴らしている。国際会議で来日したカン博士に話を聞いた。

 カン博士らがシミュレーションの舞台に選んだのは、韓国南東部、釜山市の海沿いにある古里(コリ)原発だ。古里は、軍出身の朴正熙(パク・チョンヒ)独裁政権時代の1978年に1号機が完成した韓国最古の原発。韓国内で商業運転する25基のうち7基が海沿いに並ぶ、韓国最大規模の「原発銀座」だ。

 ここでは原発の運転で生じる「使用済み核燃料」を、各原子炉に隣接する貯蔵プールで冷却、保管している。しかし、使用済み核燃料はどんどん増えており、間隔を詰めて「密集貯蔵」している。このうち古里3号機には、韓国の原子炉別では最も多い818トン分の使用済み核燃料(2015年末)が貯蔵されている、とされる。貯蔵プールが手狭になった1、2号機の使用済み核燃料も移送され、3号機で保管しているためだという。

 カン博士はこうした貯蔵方法の危険性を指摘する。もし災害やテロなど何らかの原因で電源が喪失し、使用済み核燃料を冷やす機能が失われ、温度の急上昇で火災が起きたらどうなるのか。博士らは、この3号機の使用済み核燃料プールで冷却機能が失われ、燃料プールの水位の低下で使用済み核燃料がむき出しになって火災が起き、さらに建屋内に水素ガスが充満して爆発した事態を想定。使用済み核燃料に含まれる放射性物質セシウム137が次々と気体化して大気中に放出された場合、どのように拡散するかを検討することにした。

 15年1月1日に事故が発生したとし、それから1週間の実際の天候状況や風向き、風速などをもとにセシウム137がどのように拡散し、地表に降下するかをコンピューターで計算。放射線防護に関する国際基準などをもとに、避難を余儀なくされる地域の面積と人口、さらにセシウム137の半減期にあたる30年を超えても避難し続けなければならなくなる地域を算定した。

 その結果、明らかになったのは、最も大きな被害が予想されるのは、原発事故の当事国である韓国ではなく、日本になるということだ。韓国では最大54000平方キロメートルが避難対象地域になり、最大2430万人が避難を余儀なくされる。これに対し、日本では最大67000平方キロメートルが避難対象地域になり、最大2830万人が避難を迫られる、というシミュレーション結果が出た。被害は南北軍事境界線を挟んだ北朝鮮や中国など広範囲に及ぶ。セシウム137の半減期である30年が過ぎても引き続き避難したままとなるのは最悪の場合、韓国では1900万人、日本は1840万人、との計算結果が出た。

 このような最悪の事態を起こしてはならないが、カン博士は「これまでは幸いにもこうした事故が起きていないが、早めに対策をとる必要がある」と主張する。


■偏西風で「日本に被害」

 カン博士の今回のシミュレーションは、使用済み核燃料を想定対象としたが、古里原発を含めて韓国の原発のうち19基は、日本海側の海沿いに並んでいる。こうした原発で、放射性物質が漏れ出すような事故が起きた場合、西から東へと吹く偏西風の影響によって放射性物質は風に運ばれて海を越え、日本列島の広範囲に及ぶおそれがあるという。カン博士は「特に強い偏西風が吹く冬に事故が起きたとすれば、深刻な被害はほとんどが日本に及ぶでしょう」と指摘する。

 カン博士は、原発を動かせば必ず生じる使用済み核燃料の危険性に気づいて欲しいと、このようなシミュレーションを試みた。1986年、ソ連のチェルノブイリ原発事故に伴って大気中に放出された放射性物質の大半を占めたのがセシウム137だった。チェルノブイリ原発事故で放出されたと推定されるセシウム137の総量は約200万キュリーと推定されている。

 一方、使用済み核燃料1トン分に含まれるセシウム137は約10万キュリーという。つまり計算上は、使用済み核燃料20トン分に含まれるセシウム137が、チェルノブイリ事故に匹敵することになる。この20トンというのは、平均的規模の原発(軽水炉)を1年間運転すれば生じる使用済み核燃料の量という。つまり、原発1基を1年間稼働すれば、チェルノブイリ原発事故の被害に匹敵する放射性物質を含む「核のゴミ」を作り出していることになるのだ。

 原発推進策をとる韓国だが、使用済み核燃料の最終処分方法は定まらない一方、原子炉ごとの使用済み核燃料プールはどんどん余裕がなくなっている。カン博士によると、プールで貯蔵する使用済み核燃料棒の間隔の幅を少しでも広げることで、火災発生の危険性を下げられるという。そのため、「5年ほどは使用済み核燃料の熱をさげるために貯蔵プールで冷却し、その後は専用の密閉容器の中で空気で冷却する『乾式貯蔵』をとりいれるべきだ」と提案する。

 さらに、カン博士が何よりも訴えたいことは、核の惨事において東アジアは「運命共同体」である、という点だ。日本、中国、韓国とも国策として原発の稼働や増設を推進し、商業炉は日中韓で計約100基に達する。核実験を繰り返す北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)にも核開発関連施設が集まる。地球儀を眺めれば、私たちが暮らす東アジアは、世界的にもまれな核施設の「密集地域」と言える、というのだ。

 もし核の惨事が起きれば、その被害は気象条件によっては東アジアの広範囲に及ぶおそれがある。韓国で起きれば日本へ、中国で起きれば韓国、日本へと、被害地域は偏西風の流れに沿って東側に広がる可能性が高い。カン博士は「だからこそ、自国だけでなく隣国の核問題にも関心を持たなければならないし、使用済み核燃料をはじめ、核施設の安全管理の面で日中韓が協力しなければならない」と指摘する。

 原発から出る使用済み核燃料をめぐっては、日本政府はこれを再処理してプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜたMOX燃料にして再び原発の燃料にするという「核燃料サイクル」政策を維持している。だが、日本のプルトニウムの保有量は約47・9トン(2015年末、国内外)に達する半面、政府が描いた核燃料サイクルはうまく機能していない。日本のプルトニウム保有量が「核兵器約6千発分」に匹敵する膨大な量であることから、関係国の核専門家らは「日本は潜在的な核武装能力を保持しようとしているのではないか」と懸念している。

 ただ、こうした日本の核政策は、韓国の核推進論者の間で格好の「模範」とされ、「韓国でも使用済み核燃料の再処理の実施を」という主張を後押ししている。核政策も海を越えて、互いに影響を与えあっているのだ。カン博士は「日本でさらにプルトニウムの量が増えれば、地域の緊張を高め、周辺国にプルトニウム保有の口実を与えるだけだ」と警告する。

 チェルノブイリや福島の原発事故を通して、私たちは核惨事の被害に「国境」はないことを学んだ。重大な事故が起きれば、隣国や周辺国に取り返しのつかない甚大な被害を与えるおそれがある。福島の原発事故から6年。私たちはもう一度、教訓を思い起こし、日本はもちろん、近隣国の原発・核問題にも関心を持ち続けなければならない。

     ◇

 なかの・あきら 1994年、朝日新聞社入社。東日本大震災直後の2011年4月~14年3月、ソウル支局で勤務。16年4月から現職(編集委員・中野晃)
【朝日新聞】

・ 古賀茂明「北朝鮮、シリア 日本の危機が安倍総理のチャンスになる不可思議」

2017-04-14 02:29:56 | 政治


古賀茂明さんが、日本が戦争に巻き込まれる可能性を指摘しています。国民の多くが「ゆでガエル」状態なので、その時が来るまで何もわからないでしょう。無責任な政府・官僚が日本をダメにする・・・・・もっとも一番悪いのは、政治のレベルのあまりの低さに辟易して、無関心になっている国民である。民主主義であろうが社会主義であろうが共産主義あろうが、どの政治形態も政治屋と官僚が国民を食い物にしてしまう可能性が大である。それは世界中の国々の政治や過去の政治を見ても、おかしな政治屋はいくらでいる。これをきちんと監視する国民側の責任が重要である。しかし、あの低レベルな国会中継を見ると、誰もがアホらしくなって無関心になってくる・・・・・そこにつけ込むのが質の悪い官僚達である。そして当然のごとく質の悪い政治屋と結託して、国民を食い物にしていく。

以下、dot. より転載します。



古賀茂明「北朝鮮、シリア 日本の危機が安倍総理のチャンスになる不可思議」

(更新 2017/4/10 07:00)



 北朝鮮と中東における緊張が急激に高まっているが、日本人が、戦後初めて戦争に巻き込まれる危機が、すぐそこまで迫っているということに、どれだけの人が気付いているだろうか。

 北朝鮮が頻繁にミサイル発射実験を行い、「射程距離を延ばした」「一度に何発も同時発射した」「移動式発射装置が多用されている」「潜水艦からの発射技術が格段に向上した」「北朝鮮が在日米軍基地攻撃を明言した」「把握が難しい移動式発射装置や潜水艦から、一度に数発発射されては、日米の迎撃体制でも対応しきれない」という報道が続いている。

 しかし、「危機」という言葉が報じられる一方で、国民に本当の「危機感」が広がっているようには見えない。その原因はどこにあるのだろうか。

 昨年、米国大統領選で、ドナルド・トランプ氏が勝利すると、マスコミは、「トランプは日本の防衛に責任を持ってくれないかもしれない」「在日米軍経費をもっと負担しろと言ってくるに違いない」などと報道をして、国民の不安を煽った官邸が流す情報をその注文通りに垂れ流したのだ。

 大統領選が終わると、安倍総理は、ゴルフクラブをお土産にして、真っ先に「ご挨拶」に訪れ、年明けにも世界の嘲笑を浴びながら、トランプ氏へのおべっか外交で得点稼ぎを試みた。

 トランプ氏の「日本を100%守る」という言葉を引き出し、安倍官邸は、「大成果」だと喧伝した。

 こうした報道を繰り返し聞かされた国民は、次のように考えた。

――北朝鮮はいつ日本にミサイル攻撃を仕掛けるかわからない。もし、米国が日本を見放したらと思うと背筋が寒くなる。幸い、安倍さんがうまくやってくれた。何かあったら、トランプさんが守ってくれる。安倍さんは、トランプさんの親友になったのだから――

 日本の国内には、このような奇妙な安心感が生まれたのだ。
 さらに、この思考回路は、暗黙のうちに、次のような論理を肯定する。

――安倍さんとトランプさんが仲良くすることが何より大事。そのためには、多少譲歩しても仕方がない。トランプさんが望むことを、日本自ら進んでやることによって、向こうに恩を売り、さらに両国の絆を強いものにして欲しい――

こうした米国追従外交への暗黙の了解の醸成が進むのに合わせて、安倍官邸と自民党は呼吸を合わせて、一気に「朝鮮戦争」への参戦に備える体制整備に入った

 3月30日、自民党は、「日本も敵基地を攻撃する能力を持つべき」との提言をまとめ、安倍政権に提出した。

 提言では、敵基地攻撃能力の整備のために、トマホークなどの「巡航ミサイル」の装備などの具体策まで掲げ、北朝鮮とのミサイル戦争に備えて、イージスアショア(陸上配備型イージスシステム)やTHAAD(終末段階高高度地域防衛)の導入にも触れている。国会での議論が全く行われないまま、話がどんどん進んでいるのである。

 表向きは、敵基地「攻撃」能力ではなく、敵基地「反撃」能力という言葉を使って、あくまでも、敵が攻撃してきた時だけのための敵基地攻撃だと言っているが、それにとどまると考えるのは人が好過ぎるだろう。例えば、米国が、「北朝鮮が在日米軍基地を攻撃するという確実な情報を入手した」と称して、日本を守るために北朝鮮を攻撃してやるから、一緒に戦おうと言った場合、自衛のための戦争だとして、日本が北を攻撃することにつながるであろう。そうなれば、日本が事実上の先制攻撃を行うことにつながる。

 これまで一貫して堅持してきた、日本の「専守防衛」という安全保障政策が完全に放棄されることになるわけだ。
 
 もちろん、トマホークなどの整備には時間がかかる。「今そこにある危機」への対応とは別問題だ。しかし、こうした動きの根底には、日本が、積極的に米国とともに戦争に参加することが日本の安全のためになるという考え方、さらには、対北朝鮮では、先制攻撃でミサイル戦争に勝つことが良策であるという危険な考え方が存在する。

 もちろん、米国が要請しても、自由に日本が断れるのであれば、その心配も少しは小さくなる。しかし、「世界中のメディアの前でここまですり寄ったのだから、安倍は、今後、トランプのどんな要求も断ることができなくなった」という米国共和党関係者の見方がある。確かに、あれだけ派手にすり寄って、固い握手を交わし、抱擁し合った姿を世界中に晒しておいて、トランプ氏の「一緒に戦おう」という誘いを断ることなど、誰にも想像できない。日本に選択の自由はないというのが実情だ。

 これは、日本国民から見ると極めて心配な状況だが、安倍総理本人は、まったく気にしていないだろう。なぜなら、米国が潜在的に要求している、日本の自主防衛努力(防衛費の抜本的増額)、それによる米国製武器の大量購入、さらには、自衛隊の海外派遣による米軍への貢献は、米国の要求を待つまでもなく、安倍総理自らが進めたい政策だからだ。

 つまり、日本国民にとっての危機が、むしろ、安倍総理にとっては、チャンスなのである。この「国民にとっての国益」「安倍総理にとっての国益」ズレこそが、今日本が抱えている最大の危機なのかもしれない。

 米中首脳会談を目前にした4月3日に、トランプ大統領は、「中国が解決しなければ、我々がやる」と、北朝鮮の核基地への「先制攻撃」を示唆する発言をした。さらに、6日の首脳会談中には、シリアのアサド政権への初めてのミサイル攻撃を実施して世界を驚かせた。これは、北朝鮮に対する威嚇でもある。

 政権発足以来、選挙中の公約が次々と議会に拒否されるなど、さえない状況が続き、支持率も史上最低というトランプ大統領が、海外でのクライシスを演出することで米国民の関心を内政から外政へとそらしたいと考えても全く不思議はない。危機を演出して、「いまこそ団結を!」と訴え、求心力を取り戻す作戦だ。

 トランプ政権が北朝鮮を攻撃すれば。金正恩委員長はすぐ対米報復に動く。しかし、米本土を攻撃する能力はないので、ターゲットの最有力候補は在韓あるいは在日米軍基地ということになる。

 この時、トランプ大統領は、盟友安倍総理に、「一緒に戦おう」と声をかけるだろう。安倍総理は、日本は攻撃を受けていないという理由で、参戦を断れるだろうか。前述したとおり、首脳会談で、異常なまでのトランプ氏へのすり寄りを見せておいて、いまさら、「別行動」などとは口が裂けても言えないはずだ。何らかの理由を作って参戦するだろう。

 その時、国民は、どう反応するのか。
 私はマスコミが、「今は戦時。国民が一致団結することが大事。政権批判は、北朝鮮を利するだけだ」という論調を展開し、国民も漫然とそれに従うことを心配している。

 しかし、ひとたび参戦すれば、日本は、まさに、米国と並び北朝鮮の敵となり、在日米軍基地だけでなく、日本全土の原発や東京などの大都会が攻撃されることになる。

 先制攻撃でミサイル基地を全滅させればよいという主張もあるが、北朝鮮のミサイル技術は進歩している。一度に4発のミサイルを移動式発射台から同時に撃つ能力も誇示したし、潜水艦からのミサイル発射もできる。マレーシアで、白昼堂々金正男氏をVXガスで殺害したのは、戦争にVXを使用すると宣言したとも理解できる。VXガス搭載ミサイルが何十発も飛んでくることを覚悟するべきだろう。もし、何十発かのミサイルのうちの数発でも撃ち損じれば、国内の犠牲者数は数千人単位になるかもしれない。

 日米韓が協力し、ロシア、中国が北朝鮮を支援しなければ、日米韓連合軍が北朝鮮に勝つことは確実かもしれない。しかし、数千の犠牲者を出して、「勝った、勝った」と喜べるのだろうか。

 もちろん、北朝鮮を米国が攻撃するのは、そう簡単な決断ではない。中国やロシアが反対するのは確実だし、韓国も大きな被害を受ける。韓国や日本の米軍基地の被害も覚悟しなければならない。

 そう考えれば、今すぐにもこうした事態が生じるとは考えにくい。しかしそれでも、予測不能なのが、トランプ氏である。最悪のシナリオは想定しておくべきだろう。

 いずれにしても、日本人が、本当に安倍政権の対米追随路線の怖さに気づくのは、やはり、前述した北朝鮮とのミサイル戦争に巻き込まれて、日本の国土が戦場と化し、数千人の死傷者を出すときまで待たなければならないのかもしれない。

 そういう事態になって、初めて日本の国民は気づく。

――あの時、日本は米国を止めるべきだった。中ロと協力してでも、北朝鮮との戦争を止めて欲しかった――と。

 そして、私たちは、次のような疑問に突き当たるだろう。
 日米安保条約と在日米軍基地があるから日本の安全が守られるというのは間違いだったのではないか。日米安保条約と在日米軍基地があったからこそ、日本が無用な戦争に巻き込まれることになったのではないか。

――政治の役割は二つある。一つは、国民を飢えさせないこと。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争しないこと――

 これは、菅原文太さんが亡くなる約4週間前に沖縄で行った最後のスピーチの有名な一節だ。

 今、日本人は、この言葉をかみしめて、日本が進むべき道について、根本から考え直すべきではないだろうか。(文/古賀茂明)


著者:古賀茂明(こが・しげあき)
1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。主著「日本中枢の崩壊」など。「シナプス 古賀茂明サロン」主催。











・ テロリストの狙いは米国のシリアへのさらなる扇動

2017-04-13 01:54:30 | 国際


米国のトランプ大統領は、シリアが化学兵器を使ったという理由で一方的に空爆をした。しかし、情報を操作しマッチポンプをしたりするのは、利権がらみの軍産複合体はいつものこと・・・・・トランプ大統領に報告された情報で「シリアが化学兵器を使用した」と信じさせるものがあったとすれば、トランプ大統領はそれを基に空爆の命令を出すでしょう。しかし、その情報がイラク戦争の時のように「嘘の情報」であれば、陰で大統領を操るグループ達の思うつぼ・・・・・

日本国内の報道は、常にアメリカより・・・・・。ロシア側からの報道はほとんどないが、すべてのものはその両方からの言い分を聞くことから始まるはずだ。
以下、スプートニクより転載します



ロシア報道官


2017年04月11日 22:08(アップデート 2017年04月12日 02:57)
ロシア軍参謀本部は警告する。米国が再びシリアへミサイル攻撃することは許さない。 セルゲイ・ルツコイ参謀本部作戦総局長がブリーフィングで明らかにした

ルツコイ参謀本部作戦総局長は、米国がシリアのシャイラト基地へ行ったミサイル攻撃は国際法の規範を侵す行為と語った。ロシア参謀本部は「ハン・シェイブン市へのいわゆるシリア航空隊の化学兵器攻撃について入念な捜査を要求する」と明言。

こうした声明を表した上でロシア軍参謀本部は、シリア政権が化学兵器を使用したとする非難は疑問を呈すると指摘した。

ルツコイ参謀本部作戦総局長は「敵は相次ぐ敗北を喫しており、自らが掌握する領域を残すのみだ。こうした状況下でバシャール・アサド政府が化学兵器を使用せねばならない必要性は一切ない。しかも化学兵器をシリア軍は所有していない」と述べた。

「テロリストらは、シリア空軍がハマおよびオアルミラ周辺での行動に使っていたシャイラト基地に 米国の巡航ミサイルが行った最後の攻撃を利用し、政府軍部隊に対して南西方面から反撃を加えた。武装戦闘員らの攻撃はすべて反撃され、戦車2台、歩兵戦闘車3台、ピックアップ8台のほか、150人を越えるテロリストらが重機関銃によって殲滅された。」 ルツコイ参謀本部作戦総局長はこう語った。

先の報道によると、プーチン大統領はシリア情勢は2003年に米国が国連安保理での演説後、直ちにイラクに開戦した状況を強く想起させると声明した。

・ 日記平成29年2月3日~

2017-04-02 00:05:04 | 日記
原発反対の元首相
小泉純一郎

4月1日(土)
早いものですね。ついこの前クリスマスが来て、正月を迎えたと思っていたら、もう4月に入りました。先日の新聞に元首相の小泉純一郎が3分の2ページほどのスペースに載っていました。内容は「原発ゼロ」を訴えるものです?・・・・・よく意味が分からない? 現職の首相をしている時は、自民党の総裁であり「原発の推進派」であったはず? それが絶対反対だと騒いでいる。2014年の東京都知事選では元首相の細川護熙とタッグを組んで「脱原発」を訴えた。

北海道の泊原発再稼働について質問され次のように答えています。
「北海道知事に言いたいよ。知事は産廃業者については処分場を見つけない限り業務を許可しないのに、再稼働の時は核のゴミの処分場が無くても認めるのか、と。核のゴミの毒性は、産廃どころじゃない。北海道は福島の事故後、原発ゼロでやっているじゃないか。雪や地熱のエネルギーを使っている例もある。・・・・・」

これを聞く限りは最もなことを言っている。しかし、自民党時代や首相の時に原発推進をしていたのは、どういう意味を持っているんでしょう。①危険だと知らずに原発推進をしていた。②知っているが、いろいろな意味で利権や票田のために原発推進をしていた。・・・・・どちらなんでしょうね。

「①危険だと知らずに原発推進」だとすれば、そんなレベル低い政治屋が日本を動かしていることになる。首相がそのレベルなら、その閣僚やただの自民党議員は、もっと情報を持っていない超低レベルの政治知識しかないことになる。そんな奴らが国民の生命や生活を守れるはずがない・・・・・

「②危険は知っているが、利権・票田のために原発推進」なら、もってのほか・・・・・最初から国民の事など何考えていない・・事になる。いずれにしても長期間にわたり原発推進をしてきて、日本国内に54基も建設し、それによるがん死亡率を二人に1人まで悪化させた自民党を許せるわけがない。

もう一つは、首相を含め閣僚も一般自民党議員も、みんな官僚に良い様に使われいることが考えられる。これが実態なんでしょう・・・。旨い汁は官僚がほとんど吸い取って、少しおこぼれを自民党へ・・・それでヘイコラしているのが国会議員なんでしょう。情けないね!

Rの発音
本

3月31日(月)
2週間ほど前に3歳の孫を連れて本屋さんに行きました。その時豊平川の堤防沿いを走っていて、孫が”リバー”だと言ったので、私も”リバー”だねというと、発音が違うようで”RIVER"と言い直してきます。その後幾度か発音しますがどうも違うようです。初めは”VER ”の発音を注意され直しましたが”RI”の発音は幾度繰り返しもOKとは言ってくれません。本屋で本を買い自宅に戻ってからも、練習しましたがどうもダメなようで、その内に教えても無理と思ったらしく、相手にもしてくれません。その後来るたびに、トライしましたがダメです。3日ほど前に7歳の孫が来たので、リバーの発声を聞いてもらいましたが、全くダメなようで”RI”を何度も言いながら口の開け方も見ろといいます。今まで”R”の発音は、舌先を丸めてのど奥の方に引いて発音すればいいものと思っていました。そのため何十回やっても、OKとはなりません。発音の本でも書かれている図形も同じで舌を丸めているだけ・・・・・

その後、7歳の子がまた来たので、発音を聞いてもらいました。しかし、やっぱりダメ・・・・・孫が発音する時に自分の口を指さしながら”リー”と繰り返します。それで口のまねをしてみました。すると首をかしげて「少しかな・・・」といいます。そこでいろいろ繰り返していると、「そう!それよ。できたじゃない!」とやっと認めてくれました。しかし、残念ながら私の方はどこがどうなったら、その発音ができたのかが分かりません。日本人は何十年も英語の勉強をしても会話のできる人が少ないのが現状ですね。しかし子供たちは、アルファベットも知らないし文法も知らない、母音も子音も知らないし発音の時の舌の形も知らない・・・それでも、発音は正しいし大人と平気で軽口も叩ける・・・・

何か私たちの英語に対する勉強が間違っているのかもしれないですね。もっとも日本の教育そのものがロボットを作るようなもので、人生を生きていくための知恵や意思決定などは全く教えないですね。そのため覚える力(記憶力)がある子が優秀だと思い、それが評価基準になっている・・・・・だから東大に行って官僚になっても考える力が無いので、まともな仕事ができず、少しずるっこい奴らがトップに立って変な組織ができる。そんな組織がおかしいと思うやつもほとんどいない。国民の多くは何も知らずに、ただただ真面目に働くだけ・・・そして気づけば定年退職で、決して裕福な生活が待っている訳でもない。教育そのものが国民の個々の人生に悪影響を及ぼしている。しかし、多くの国民は自分たちは優秀で、素晴らしい国だと信じ込まされている・・・・・何と滑稽な・・・

タイヤ交換
ジャッキ

3月27日(月)
先日降った雪も消えて無くなり車道はアスファルトが出ています。もう雪は降ることはあっても積もることは無いでしょう。早速夏タイヤに交換です。道具を揃え始めました。油圧ジャッキー・ピットスタンド・タイヤレンチ・トルクレンチ・手袋・タイヤ取付用ボルト・・・・と揃えましたが、タイヤのストッパーが見当たりません。車関係の道具を置いてあるところを2度も探したけれど見つからない・・・仕方がないので、外したタイヤをストッパー代わりに活用してタイヤ交換。今年は3月の上旬から車道は雪が無く、走っていてもスタッドレスタイヤが気になっていました。夏タイヤは溝の深さでその性能を維持していますが、冬タイヤはトレッドの角がポイントです。タイヤゴムの角が丸まってくると、スリップしやすくなってその性能が落ちてきます。そのためアスファルトが出てくると角の減りが気になっていました。夏タイヤに交換したので、気にせずに走れますね。後は雪が降らないことを祈るだけ・・・・・

アマゾン
アマゾン

3月26日(日)
最近はネットでものを買うことが増えています。今日は孫の誕生日プレゼントが届きました。孫が遊びに来ている時に、ユーチューブを見ていて欲しいものを見つけ、買ってほしいと云っていました。それはディズニーの"Doc McStuffin"というお医者さんのキャラクターが付いたバックパックです。ユーチューブでは、そのバッグからいろいろなものがたくさん出てきます。トランプ・キャラクター人形・チョコレートの卵に入った遊び道具・粘土のスタンプなど15種類くらい出てきました。初めはどこに売っているのか分からずに、札幌駅のステラプレスにあるディズニーショップに行ってみました。店内をくまなく探しましたがそれらしきものはありません。そこで店員さんに尋ねてみましたが、そのキャラクターさえも知らない状態・・・・仕方なくネットで探していると、やっと見つけることができました。初めはアメリカのページを探していましたが、日本で扱っている会社を見つけたのでそこに注文。注文して3日ほどで届きました。誕生日ケーキも食材を指定して製造をお願いしてあるので、当日受け取るだけです。あとは誕生日にプレゼントを持って遊びに行かなくちゃ・・・・・

直接見ないと購入しかねるものもありますが、メーカー物で仕様が分かっているものはネットで頼むと便利ですね。最初に利用したのは、タイヤを買った時でした。私の車のタイヤは「ミシュラン」というメーカーでタイヤサイズは「205/50-ZR16」と分かっているので、どこから買っても間違いはありません。あとは製造年月日だけをチェックすれば問題なし・・・。車のワックスは「ブリスX」を使っているのでその品物を指定すれば、品質は問題なし・・・。12月に購入したゲームカメラはアメリカのアマゾンから購入。これも「Moultrie」という企業で製品は「M-1100i」という指定をしておけば、そのものが間違いなく手に入る。先日のリアロアアームのブッシュやスピードセンサーも車の製造年や形式・製造番号を指定すれば、初めての方とも間違いのない取引ができます。こう見ると、いろいろな意味で世界は近くなってきましたね。

春の雪
除雪機

3月25日(土)
今シーズンの雪はおかしな降り方です。シーズン初めにドカンと降った後はほとんど雪が降らず、3月上旬には道路は全て雪が無くなり、もう夏タイヤに切り替えようと思っていた一昨日に、またこの時期としては珍しく結構な雪が降りました。この時期の雪は水分を多く含んでいるため、手では無理なので除雪機に活躍してもらいました。しかし、もう春なのでここ数日で消えて無くなるでしょう。

先日届いたスピードセンサーを取り付けました。久しぶりにスピードメーターが動いています。しかし普段は、ほとんどタコメーターしか見ない運転のため、スピードメーターが動いていることすら気づきません。たまに思い出したようにメーターを見ると「アッ動いている・・・」というレベルです。今回の修理も車検の時に困るために取り替えたようなもので、車検が無ければ修理はしなかったでしょうね。それでもタコメーターとミッションだけで、指定のスピードを出すことも簡単なので、取り替えなければそれはそれでどうにでもなるのでしょうが、部品が無くなってきているので取り替えておくことの方が良かったと思っています。あとは、4月に入ってロアアームのブッシュ交換をすれば当面は問題なしでしょう。ただ驚いたのは、車内にいる時は「ギシギシと音がするな~」くらいの軽い感じで考えていましたが、先日走行中に窓を開けることがあり、その時に外で聞こえる音を聞いてビックリ・・・・・とんでもない大きな音で、今にも車が分解するのではないかと思うほどの音でした。やっぱり早く取り換えももらわなければ・・・・

スピードセンサー
スピードセンサー

3月15日(水)
やっと確定申告書の提出が終わりました。それと同時に車の部品も手に入れることができ ラッキー! 一つはリアロアアームのブッシュがだめになり探していました。当然、いつものディーラーさんにはお願いしていましたが、私の方が早く見つけました。支払いを済ませ直接ディーラーへ部品を送ってもらいました。これは夏タイヤに切り替えてから、取り付け直しをしてもらいます。もう一つスピードメーターのセンサーも壊れているので探していました。どちらもメーカーでは生産中止の部品なので、市場で中古品を探すのですがこれがなかなか見つからない・・・・・今回は埼玉の方と知り合いになり、その方の紹介で新潟の方を知りました。昨日、埼玉の方からメールで連絡先を教えてもらえたので、今日電話すると早速OKの返事です。ラッキーですね。ディーラーでも見つからない部品を数日中に見つけてしまいました。ネットで探しているうちに、キーについているステッカーも見つけ即注文・・・・・。車が古くなってきているだけに、常にいい状態を保ち続けることが難しくなってきています。それでもこの車が良いですね・・・・・

仕事先の人たちと電気について話をしていて、気が付くと全員が北電の電気を切り替えることになりました。今はどこの企業の電気を購入しても良い時代になっています。既存の電力会社は、元はと云えば国民からの税金を投入して運営し、どう転んでも儲けられるような仕組みの上に立ち、日々の電気料金も世界でトップクラスの高さ・・・その上、原発の事故が起きてもわずか1000億円の支払いだけで、数十兆円という事故処理費用はすべて国民へ・・・・・こんな官僚と政治屋と電力企業が国民を食い物にしていることに、なんらかの意思表示をしなければいけないですね。その一つが、既存の電力企業の電気を使わない事でしょう。原発メーカーの東芝も経営がおかしくなってきている。皆で東芝製品をボイコットすることで、一挙につぶしてしまえます。売り上げが毎年5%づつ落ち込んでいけば、7~8年で30%から40%ダウンするので、一挙に赤字企業になってしまいます。みんなで意思表示することが必要ですね。

飯館村の花
3月12日(日)
ニュースで「福島の飯館村で作った花をオリンピックで使う」ことを推し進めると公明党の山口代表が言っています。このニュースを聞いた人たちは「福島の人々の復興のために言っている」のだと思う人が多いのでしょうかね?・・・・・一見、食材と違って内部被ばくとは関係ないようですが、果たしてそうなんでしょうか・・・・・これは瓦礫問題と同じことです。放射能で汚染されているということは、その地域の水もアウトです。花は水を吸い上げて成長します。要するに花には、放射能が吸い込まれ溜まった状態で出荷されます。花を受け取った地域では、花を飾りますが枯れるのは時間の問題。枯れた花はその地域に捨てられます。放射能は花の寿命とともに消えるわけでなく、その地域の土のなかに存在し続けます。すると、次の植物がその放射能を水とともに取り込みます。これの繰り返すをするので、その地域に花が持ち込まれれば持ち込まれるほど、土壌は汚染され続けます。その内に人間が食べる食物にも入り込み、人体にも蓄積されることになります。長い期間をかけ、福島の放射能汚染は、日本全国に広がり続ける。癌でなくなる人はもっと数が増えるでしょう。

官僚と政治屋にとっては、日本中が放射能汚染されることは都合のいいこと。福島の事故によって病気になったのか、そうでない理由でなったのかの境目を分からなくすることができるからです。瓦礫処理と同じですね。全国の放射能汚染された瓦礫を配り、どこもここも汚染だらけにするれば、放射能が原因の問題なのかどうかの判断はしようが無くなる・・・

自民党も公明党も、建て前論はきれいごとを言いますが、その実態は決して国民のための政治をするつもりはない。単純に利権に群がる白アリの群れだ! 目を覚ませ「ゆでガエル」!

ファミリーゲレンデ
ブーツ

3月11日(土)
今日は今シーズン初めてのスキー! 昨年の秋以来、忙しくて時間が取れずスキーに行くこともできませんでした。今日は孫たちとファミリーゲレンデに行ってみました。今年は上の孫が、それなりにスピードをコントコールできるようになっています。先日、学校で行ったスキー教室で学んだのでしょう。お陰で一人で滑ることができるため、小さな方の孫の面倒を見ながら3人で滑ることができました。午前中はスキーに乗り、昼食を済ませてからチューブそりを乗りに行き、その後「虹の巣ドーム」で閉店近くまで遊びました。虹の巣ドームは天井からロープで作った大きな網がぶら下がっており、80センチほどの高さごとに網で出来た床があり、その床には子供たちが通れる穴が開いています。下から入って4段ほどの網の床を登っていくと一番上に上がることができます。大きな網は4つほどあり、一番上では全てがつながっていて、どこの網にもいくことができます。多くの子供たちが、上でも下でも走り回っていました。今年は、もうスキーに行く時間は取れそうもないかもしれないですね・・・・・

3.11から今日で丸6年! 多くの人々が、否が応でも望まない生活を強いられたままです・・・当時の政権民主党も、原発を作り続け事故が起きても責任すらとらない自民党も、いまだに政治をやり続けている不思議さが理解できません。特に、あの事故が起きた東北地域で、自民党が選挙に勝って議員を選出している理由はなんなんでしょうね。 原発事故を起こしたことも問題だが、事故が起きてからの対応もデタラメそのものの上に、誰一人として責任をとる者はいない。その上に事故の処理費用を国民が支払う仕組みそのものが理解できない。 これほど馬鹿にされ続けているのに、被害を受けた東北の人たちは、なぜ自民党から議員を出させるようなことをしているのでしょう・・・・? 電源3法からの交付金に群がる白アリが、大勢いるのでしょうかね? どうもわからない・・・・・ あれだけ、生活の全てを奪い、将来の夢や健康、家族も奪い、生まれ故郷でさえ戻ることができない状態にされながら、なぜなんでしょう? 多くの人々が、平凡でいいが、生きていて良かったと思える人生を送れるような国になってほしいものですね。

泊原発
泊原発

3月10日(金)
今日の新聞に北海道の泊原発について記事がありました。泊原発の再稼働の可否判断をするために、立地地域の積丹半島西岸のある地形隆起は「地震の可能性」があることを原子力規制委員会が認めました。これによって北電は現状の設備では認可が下りなくなります。

この判断が出されるきっかけは、いろいろな専門家からの意見があり、規制委員会も無視できなくなってきたからだ。もともと規制委員会の基準そのものが、世界の基準から言えば低いものであり、安全とは言えないことは田中委員長も自ら発言している。それをアベコベ総理が「世界で一番厳しい基準」とか馬鹿を言っていた上に、委員会が良しとしたことは政府は認めるという立場をとってきている。要するに、「委員会が言ったいるので認めている訳で、政府が安全と云ったわけでは無い・・・(政府には責任は無い・・・・)」と馬鹿丸出しで答弁している。委員会の基準も「防護第5層」は、そっくり抜けているし、原子設備への外部からの攻撃にもなんら対策は取られていない・・・・・

ところで、先月職場の電気を北海道電力から「北ガスの電気」に切り替えた。スマートメーターの交換費用は無料の上に、メーター交換時でも電源が切れることは無く、簡単に交換が済んだ。職場は北ガスのガスを使っているので電気料金が5%安くなる。北ガスの電気は基本的に自社のガスタービンで電気を作るほか、不足する分を水力発電、太陽光発電やバイオマス発電など原子力発電の北電の電気をほとんど買わずに調達している。調べた所、年間で0.07%を北電の電気で賄うそうなので、殆どは原子力発電を使わないものだ。他の新電力は、表面上は再生可能エネルギーを使っているように謳っているが、実態はかなり原発の電気を買っている・・・・・これでは、切り替える意味がない!

メーター切り替えに立ち会っているときに電気について考えていると、とんでもないことに気づいた。原子力発電をするために立地自治体には、国から莫大な交付金が支払われている。これによってそこの自治体はなんら努力をせずに、何百億という金が国から交付され、自由自在に使いまくっている。これの基になる資金は各電力事業者から政府に支払われている・・・・すなわち、国民が電気料(電源3法)として支払っているものである。

次に電力会社は、政府の認可によって膨大な利益を上げている。社員の平均年収が現在2割カットして800万円を超えている。 一般国民の2倍近くの年収であり、大学卒だけを見ると1000万円は超えている・・・・? 電気事業会社は無数の子会社を設立し、本体は儲けがちょんちょんのようにして、子会社がべらぼうに利益がでるようにしてある。普通の感覚でビジネスをすれば、仕入れは安くするのが当たり前だが、電気事業会社は仕入れは高ければ高い程良いことになる。それによって下請けの子会社がべらぼうに儲けることができる仕組みになっている。また、電気料金の設定は積み上げ方式のため、いくら原価が上ろうが関係なく、その上に単純に利益をオンするだけの殿様商売である。

次に、事故が起きた際に損失が、あり得ないほどの少なさに設定されている。原発事故が起きた場合、その企業は1000億円だけ支払えば、あと何兆円の賠償が発生しようが全て国が支払うことになっている。国が支払うということは、すなわち国民が全て事故の結果の処理をすることになる。どんな企業でも、自社で起こした賠償責任は、当然のこととしてその企業が責任を持って支払うべきであるが、電気事業だけは全く別の論理が成り立っている。

こう見ると、事業をするための立地選定に「国民からかき集めた金」を使い、電気を売って儲けた金は電気事業会社が受取り、事故が起きてからの損害賠償は「国民が支払う」・・・・・なんと信じられない仕組みを自民党と官僚は作り出している。そしてそこに天下り先を確保したり、献金を膨大に受け取るため、子会社は多ければ多い程良いことになり、そのしわ寄せはすべて国民・・・・・まっいいか。ゆでガエルだらけだから・・・・・

6気筒
6気筒

3月9日(木)
昨年の秋から忙しい日々が続いています。それでも12月から続いていた仕事上の契約もほぼ終わり一段落です。あとは税務署に申告書を出す仕事がありますが、バランスシートも損益計算書もほぼ打ち込みが終わったので、全体をチェックして仕上げるだけなので、忙しさもひと段落が付きそうです・・・・・と思っていたら、車が良い状態ではなく、交換の部品が無くてネットで探しまくっています。私の車は生産から20年が過ぎるので、部品が生産されていません。在庫が無くなると中古品を探すか、社外品を探すかのどちらかです。今の時代ほとんどダウンサイジングされ排気量を小さくして燃費を良くしているので、私の車の様な6気筒はだんだん姿を消しています。しかし、車の好きな私にとってこの6気筒でターボ付きが何とも言えず落ち着きます。先日もある駐車場に行った時、そこにいた人に言われました。「いい音がが聞こえてきたと思ったらこの車ですか!」。その人は車の整備をしている方で、米国の大型のSUVを乗っています。車に詳しいので、かなり先から私の車の音を聞いて、いい気持ちになっていたようです。

この車は生産が2年しかなく、市場に出ている数量も少ない車です。古いうえに生産が少ないので、なおさら部品が手に入らない。しかし、会社勤めしているときは、全て社用車をもらっていたので、私個人の車の走行距離は少ないのです。現在でも5万キロを超えたばかり・・・・・。従って経過年数による劣化以外はとても調子のいい車です。3万キロを超えた所で、タイミングベルト・テンショナー・ドライブベルト・ファンベルト・テンションプーリー・エアコンベルトなどを全て新しくしてるので、エンジンの問題はありません。他にタイロッドエンドやスタビライザーリンクも交換。マニュアルミッションでもあるので、当面は乗り続けたい・・・・・しかし、細かな部品が無くなり始めているのが最大の泣きどころです。又今夜もネットを探し続けねば・・・・・

IMRT
2月24日(金)
朝の8時にメールが来ました。四国の友達からです。メールを見ると昨日の「トモセラピー」と「IMRT」の両方が揃っていて、なおかつ札幌にある病院を探してメールをくれたのです。その後、電話がありさらに詳しく説明してくれました。IMRTの機械は、放射線をピンポイントで照射することのできる医療機器です。この機器は設置してある病院は増ええているようですが、トモセラピーのできる医療機器も同時に備えている病院は限定されているそうです。このトモセラピーは癌の位置を特定する機器です。通常の放射線治療では入院する数か月前にCTスキャンして部位を特定します。しかしその後、入院して毎日照射するのですが、その時は過去のデーターで位置を想定して放射線を照射しているだけです。しかしトモセラピーでは毎日CTで癌の位置を特定してから、IMRTでピンポイントの照射ができます。この毎日癌の位置を確認してから、ピンポイントで放射線を照射することにより、癌に対して効果的な治療ができるとともに、正常な細胞を傷つけないで済むのです。随分と治療が技術レベルが上がっているものですね。これを確認した後、札幌の友達に連絡を入れました。丁度これから病院に行くところなので、「IMRT」と「トモセラピー」ともある病院を紹介してもらえるように伝えました・・・・・

ところで、未だにマレーシアで暗殺されたキム・ジョンナム氏の報道がされ続けています。このマスゴミのレベルの低さには驚きですね。何が伝えたくて、毎日似たりよったりの内容を報道しているのでしょう?キム・ジョンナム氏の暗殺が何に影響を与えるのでしょう?・・・世界の経済?・・・日本の安全?・・・全く分かりません。暗殺したことが問題なのであれば、もっと大掛かりな暗殺(戦争)を仕掛けているアメリカやウルグアイ人を民族浄化している中国など、世界中で酷いことは山とあるにもかかわらず、それは何も報道もしない・・・・・沖縄で住民を痛めつけている公安、原発事故であれだけ死者や生活を奪われた人がいるのに、なんら追及報道すらしない・・・・・どこか狂っているんじゃないでしょうか? 北朝鮮のトップが肉親を殺害してところで、そんなのは日本でも世界でもどこでも行われてきたことですね。それを騒いで何の意味があるんでしょう・・・・・? マスゴミとよく言ったものですね。ポイントがずれすぎ・・・

トモセラピー
2月23日(木)
先週入院していた友達から電話がありました。前立腺がんの入院検査をしていたそうです。生検をした結果癌細胞が見つかり、その処理の為にどうするべきかと相談の電話でした。一般的に癌の処理は「全摘出」「放射線治療」「ホルモン治療」に3つです。医者から突然に話をされ、どれを選びますか・・・と聞かれてもそれぞれのメリット・デメリットがわからず返事に困ります。医者はどれがいいとはすすめません。全て患者の意思しだいとなります。ホルモン療法は最終段階の手段とすれば、全摘出か放射線治療となります。全摘出をしてその後発症すれば放射線治療ができますが、逆に放射線治療をしてから再発し摘出手術ということはできません。放射線治療によってその部位が固くなり摘出手術ができないそうです。

そうすると治療手術の順番は「全摘出手術」をやり、再発すれば「放射線治療」を受け、それでも再発すれば「ホルモン治療」という順序になります。この全摘出手術は外科手術で神経も一緒に提出するので男性機能が無くなります。そこで神経を残すためには放射線治療となりますが、これが的確に前立腺がんを照射するとは限りません。一つは大腸と背中合わせのため、放射線が大腸を焼いてしまい大変な事になります。また、前立腺の癌は照射するときにいつも同じ位置にあるとは限らず、関係のなところを照射してしまう可能性があります。

四国の友達が、昨年手術をするときに最初に選んだのが「重粒子線治療」でした。普通の放射線は体の表面近くで放射線が最大となり、内部の癌には大きなダメージが与えられません。また、癌の病巣以外にも照射するので正常な細胞も傷つけられます。その点「重粒子線」は身体の表面では放射線量が弱く、がん病巣において放射線が最大となるため、病巣に対して強いダメージを与えながら、他の正常な細胞に与える影響は少なくすることができます。ピンポイントで病巣を狙い撃ちできるのが重粒子線のメリットです。しかし、非常に高額であることと、日本国内でその設備を持っているところがかなり限定されているというデメリットもあります。四国の友達は医療関係の仕事をしていたので、良い情報を得ることができます。その情報の中で、トモセラピー治療が優れた放射線治療だとわかり、重粒子線治療を止めてしまいました。重粒子線は全国で限定されているうえに田舎の方にあるため、彼には長期間の入院が嫌だったようです。その点、トモセラピー治療は神戸の病院で出来るため、午前中に30分ほどの治療を受けた後は自由行動ができます。ゴルフの練習場に行き、美味しいレストランで食事をし夕方からはお酒を飲みに出かける・・・・・手術で入院しているとも思えない時間を過ごせたようでした。

このトモセラピー治療の話を、今日電話が来た友達に教えました。明日病院に行くようですが、的確な病院を紹介してくれればいいですね。友達も「いつかは死ぬから平気だ」といいますが、同じ死ぬでも苦しみ痛がって長い間病院にいるよりも、そういう状況にならないように、一番いい方法で対処すべきだと話しました。放射線治療を考える人は、「トモセラピー治療」「IMRT治療」とも一度は調べてみること見るべきでしょう。安心して癌治療が出来そうです。そして日々の食事に気を使って、病気になりにくい体にすることですね。

おもいやり
排雪

2月21日(火)
12月初めの大雪以来はじめての排雪作業が始まっています。道路に踏み固められた雪や氷を、シャベルカーではぎ取りながら移動していきます。40-50センチくらいをはぎ取り下の舗装道路が部分的に見えてきました。先週の暖かい日には、道路の雪が緩んでしまい、車が埋まってしまうほどの状態でした。どこの脇道に行っても、30-40センチのデコボコがあり、それにはまらないように走るのですが、ノロノロでは捕まってしまうため、ある程度のスピードと惰性が必要です。今回の排雪でかなり雪が少なくなったので、気温が緩んでも埋まるような状況にはならないでしょう。

車を運転していて気づくのは、自分の事しか考えない運転手が多いことです。たまに気づきのいいドライバーとすれ違うと、とても気持ちが良くなります。先日も夕方暗くなったころ、十字路を右折しようと交差点でウインカーをあげて止まっていました。私は必ず車線に対して平行に止め、ライトを必ず消しておきます。対向4車線と云っても冬場はかなり狭い4車線になっています。そこに右折車が入ると5車線分の横幅をとることになり、余裕幅のない状況になります。この時にライトをつけたままだと、対向車はまぶしくてどこまでが安全にすれ違えるのかが分かりません。しかしライトを消していると、相手は安全を確認して余裕のあるすれ違いができます。いつものようにライトを消して対向車線に、はみ出さず右折のウインカーをだして止まっていると、対向車の中央車線側を走ってきた車が一度ライトを消し、また点灯してすり抜けました。すれ違いざまにドライバーを見ると目で合いました・・・・・対向車からの「ありがとう」のあいさつでした。何十年も車を運転してきて、消してあるライトに対して挨拶してくれたのは初めてです。

すれ違いのできない狭い道で、相手を優先させてあげるため手前にとまって道をあけて待っていても、知らん顔して通り過ぎる人がいたり、高速道路の追い越し車線を走っているときに、突然をウインカーをあげて追い越し車線に出てきて急ブレーキをかけることになったり、前に走っている車が左折するのに右側に膨らんでくるために、後ろの車がスムーズに横を通り抜けれずブレーキを掛けたりと他人迷惑な運転が多すぎる中で、今回の様なドライバーがいると、とても嬉しくなります。他の車に気を使うということは、車の前後左右の状況を常に把握しながら運転していることになり、実はとても安全な運転に繋がります。いつも気持ちの良い運転ができればいいですね。

ミツバチ
ミツバチ

2月20日(月)
グリーンピースジャパンからメールが届いていました。
「【ビッグニュース】ついに政府が、ミツバチを守るために農薬規制を検討する方針を示しました! ミツバチを守るための大きな一歩です。みなさんの署名の成果が届きました!」と報告されています。
昨年4月に、多くの人々の署名を必要な部署にグリンピースジャパンが届けています。その中で小川勝也参議院議員の質問書に対して、
農林水産省においては、都道府県や農薬製造者等と連携して、我が国における農薬による蜜蜂の被害の実態を把握するとともに、国内外の最新の知見の収集等を行っており、これらに基づき、農薬の使用規制を含めた必要な措置を検討していく方針である。」と回答しています。ヨーロッパ・アメリカや韓国よりも遅れている日本政府でしたが、やっと動き始めるようです。それにしても、グリンピースジャパンの地道な活動には頭が下がりますね。いろいろな機会に参加することで、多くの人々の幸せにつながればうれしいですね。

農薬ネオニコチノイドは、ミツバチを大量死させ世界的に問題となっています。ミツバチが花粉を運んでくれるので、あらゆる植物は受粉し実をつけることができます。蜂がいなくなれば地球規模の大事件です。そのため世界中がネオニコチノイドの使用を禁止する中で、日本が平気で使い続けている・・・・・日本政府(自民党)や官僚は、国民の将来も健康も眼中にない奴らばかりなので、自分たちが追及されない限り何もしない・・・・・それに気づかない茹でガエルも多すぎますね。

風のガーデン
風のガーデン

2月17日(金)
富良野にある「風のガーデン」のビデオを見ました。いままで物語の事は知らずに、風のガーデンに遊びに行っていました。ナチュラルガーデンな所が好きで歩き回っていました。その中にガブリエルの像やピアノのあるお家がありましたが、意味が分かりませんでした。今回「風のガーデン」を見て更に親しみが増してきました。今年も時間が取れれば寄ってみようと思いますが、見え方が違うのでしょうね・・・・・

また昨年の12月頃FaceBookで「美瑛の写真館」を見つけて参加しました。美瑛だけの写真がたくさん投稿されています。特に今の季節は雪の中の景色が素晴らしく、夏に行く美瑛とはまた別な姿を見せています。この寒い時期の早朝や夕暮れを狙って撮影しているようです。それらの写真を見ていて、私も撮影に行ってみたいと思いますが、私の車では無理でしょう。4輪駆動車を買い替えないと、この季節に雪の中を走れるのかどうか分かりません・・・それにしても素晴らしい写真ばかりです。また、幸いな事に私がグループに入った後から入会を断っているようです。メンバーはおよそ2000人。全国の美瑛好きが集まっています。いいタイミングでメンバーになれました。いつか雪景色の美瑛を撮影しなければ・・・・・

バレンタインディ
400

チョコレート

2月15日(水)
昨日はバレンタインディ!ところが、朝一番に届いたのが「土佐の文旦」・・・・・四国の友達が旬のものを送ってくれました。4Lサイズなので食べごたえがあります。フレッシュな酸味に少し甘みが加わって食べやすい。これから少しづつ甘みが増えるのでしょうから、変化を楽しみながら食べられます。四国に住んでいたときには週に一度は土佐に行っていました。今治から高速道路を使って150キロほど走ります。東京あたりの高速道路と違って空いているので走りやすいのですが、とても眠たくなります。土佐について仕事をした後、土佐市内にあるレストランの営業状況をチェックしに出かけます。その中でいつも混んでいる喫茶店がありました。どこかの校舎を買取り、移設して喫茶店にしています。一階は駐車場でお店は2階にあります。喫茶店とは言っているものの、実際は定食メニューが充実しており、食事に来るお客様がほとんどです。メニューはどこにでもあるようなメニューですが、きちんと調理されているのでどれを食べてもおいしいし、気づかいの高いサービスがされていました。文旦を食べながら、四国にいたころをいろいろ思い出しましたね・・・・・

夕方には孫たちも来てチョコレートをもらいました。昔と違って、今はいろいろなチョコレートがあります。宇治の抹茶で作った生チョコレート。芋焼酎の富乃宝山を使った生チョコレート。純粋なカカオの生チョコレート。カカオ70%の板チョコ。オーガニックのチョコレート。そしていろいろな形に手を加えたチョコレート・・・・・しばらくは、迷いながらチョコレート漬けですね。


2月9日(木)
先月、3日間入院した。春の手術の為の検査入院です。その時の検査結果を聞きに病院に行ってきました。入院検査の結果、別の病気が見つかり、それが原因の事も考えられるので、しばらく薬にて様子を見ようということになりました。私はてっきり手術日程を決めるだけと思っていましたが、意外な展開になりました。処方箋を受取、自宅近くの薬局で薬をもらい飲み始めましたが、かなり効くようです。しばらく続けることによって、今でている症状が軽減されるなら、手術をしない方が良いですね。その手術は体内に器具を埋め込むものでありますが、それが故障する可能性はあり、その時に取りはずす事がかなり難しいと聞いていました。体内に埋め込むことにより、筋肉とくっつき外れにくくなるのでしょう。お医者さんも「体内に異物を入れることになるから・・・」と云っていたことが気にかかるので、薬が効いてくれることを期待したいですね。

神社
落花生

2月5日(日)
今年の節句(2月3日)は、珍しく神社にお参りに行かなかった。何十年と何かがある時には必ずお祓いに行くのが当たり前になっていたが、日本会議の存在を知り、その日本会議を維持する団体の中核に神社本庁が入っていることを知ったからだ。神社本庁は日本全国にある約8万の神社の総元締めである。私たちにとって神社とは、心のよりどころとして存在しているのであって、政治に口を挟み、しかも憲法を改正して天皇を中心とした政治ができるように変えようとする行動は理解ができない。

神社にお祓いに行くとお金を払うわけだが、その金がロビー活動に使われ、自民党を援助することになるのなら、2度と神社には行かないだろう。わずかな抵抗だが、一人一人が自分のできる行動をし続けるべきでしょう。それがどれほどの金額になるかが分かる資料があります。神社本庁の全国の傘下の神社で得られる神宮大麻(天照大御神の札)の初穂料のうち、半分が神社本庁の収入とされる。残りの半分は伊勢神宮の収入となる。この金額が2001年度で35億円が神社本庁に入った。日本の多くの国民は信心深い人がおおいので、神棚に祭る神宮大麻を毎年買い替えるでしょう。この金額が年間で70億円あり、半分が神社本庁に流れ、ロビー活動に使われている・・・やはり、一人一人が高い意識を持つならば、この収入源を止めることができる。みんなやらねば・・・・・

手紙
ビリヤード

2月3日(金)
仕事から戻ると手紙が来ていた。何かと思い開けてみると、大学時代の親友が亡くなったことを奥さんが知らせてくれた。彼に初めて会ったのは、50年前、千葉の高根木戸にあるビリヤード場。一番奥の台で遊んでいると、ノースリーブでサマーニットのロング丈ジレを着て入口から入ってきた。長さ20センチほどの象牙のパイプをふかしながらである。当時の学生としても珍しい恰好である。丁度、隣の台でビリヤードを始めたが、そのキュー捌きは見事なもので、周りのレベルと雲泥の差である。その後、大学前のビリヤード場でよく会うようになり友達になった。私が技術レベルが上がったのは彼のおかげである。彼は賭け事の多い甲府の街で、賭けビリヤードをして腕を上げてきたので、その技術は並みのものではない。

もう一つの思い出は、韮崎にある彼の実家に遊びに行き、習志野のアパートに戻った日の夜、彼から連絡を受け「もう一度甲府まで走ってくれ」と頼まれたときである。おじいちゃんが危篤で入院し、夜中の為に交通手段がなく私の車で連れて行ったことである。丁度、習志野から甲府まで150キロあった。当時は高速道路も八王子辺りは対向2車線で、上野原までしか通れなかった。したがって上野原~甲府まで約60キロはうねりくねった山道を走り抜けねばならなかった。時間は1時間30分でたどり着いた。しかし事故になりそうになったことが2度あった。一つは上野原から一般道を走るのだが、右側に山が迫り左側が崖で下に川が流れている曲がりくねった道を走っているときだった。トラックを1台抜き、上り坂が右に曲がっていて先が見えないところに差し掛かった時、対向車線のトラックを更に追い越しをかけているトラックが並行して走ってきていた。対向2車線しかない道路を2台のトラックが走ってくる・・・・・一瞬やばいと思いながら、左カーブの少し膨らんだところを見つけ、崖ギリギリに飛び込んだ・・・その瞬間すぐそばを2台のトラックがすり抜けて行った。しばらくは膝がガクガクして運転ができなかった。

そしてもう一度は、20号線から甲府駅に向かう片側3車線で中央に植樹がある道路だった。左車線を走る車を追い越しラインで抜こうと走っていた。道路の先の方で左側の道路からライトが見える。その後、車が出てきたのはいいが、私の追い越し車線を真正面から走ってくるのだった・・・・これは正面衝突すると思いハンドルを左に切りながら急ブレーキをかけた。対向車も危険を感じハンドル切りながら急ブレーキ・・・気が付くと3台の車がぶつかる寸前で止まっており、対向車の運転手が怒鳴っていた。左から出てきた車が3車線あるので間違って走った訳だが、その瞬間は何が起きているかは分からない。

5年前に大学卒業後初めて再会した。東京の立川で落合ったがすぐに分かった。年は取っているものの雰囲気は昔のまま・・・・食事をして飲んで、最終的にビリヤードをやりたいということになり、立川で夜中に店を捜し、1時間ほど遊んだのが最後になった・・・・・

・ 逃げるなら早めに!このままでは銀行が潰れる

2017-03-27 01:35:25 | 社会・経済・政治


いつも思うが、官僚や政治屋、そして常に目先の事しか考えられない人たちが、多くの国民が将来どうなるかを考えずに欲にまみれている姿をみて、この先どうなるのだろうと悲しくなります。日本は官制経済であるため、何にもしなくても税金が回ってきて組織運営が成り立っているように見える組織がある。現在は株式会社として民間企業のような顔をしているが、もともとは官公庁だったところなどは、その企業文化が官公庁とほとんど変わらない。そういう組織にいる人たちは、その文化に慣れ親しんでいるので判断基準がおかしいことにも気づかない。俗に言う「井の中の蛙」状態だ。真の意味で社会に貢献し、その見返りとして利益を上げていく理屈が理解できないのでしょう。

仕事柄、多くの銀行の支店長クラスと仕事をしたが、いかなるメガバンクでも仕事ができる人とは会うことが無かった。黙っていても利益の出る組織にいて、出来上がった組織の中で自動昇格していく仕組みでは、なんら実力のない支店長が山とできる。ほとんど官公庁と同じである。時代が変化していく中で、銀行も生き延びるために手を打たなくてはならないようだが、本質的な対策は打てないだろう・・・・・

以下 週刊現代より転載します。




逃げるなら早めに!このままでは銀行が潰れる【最前線レポート】
まず信金、地銀、そしてメガバンクへ
週刊現代講談社 2016/10/17


有望な融資先を見つけることはできない上、マイナス金利で経営は逼迫——そんな苦境のなか、銀行にさらなる脅威が立ちはだかる。業界の最前線をレポート!


カネの貸し先が見つからない


「この国には銀行の数が多すぎる。しかも、担保を取って貸し出すだけで何の工夫もしていないし、知恵もない。これだけ金融緩和をしているのに、融資を必要としている起業家たちにカネが回っていないのはどういうことだ。金融機関がまともに機能していないから、日本ではアップルのようなイノベーション(技術革新)が生まれないんだ。

自己保身しか考えない愚かな金融機関を潰さなければ、日本が滅びる。そうなる前に、一刻も早い銀行の淘汰と再編が必要だ」

森信親金融庁長官はこう考えている。その思いが形になったのが、9月15日に発表された「金融レポート」だった。すでに本業(貸し出しや手数料ビジネス)で赤字になっている地域金融機関は4割もあり、'25年度にはもっと増えて、実に6割超で本業が赤字になるという衝撃的な内容だった。

さらに同レポートは、「早期に自らのビジネスモデルの持続可能性について真剣な検討が必要である」とまで踏み込んだ。このままでは信用金庫や地方銀行などの地域金融機関は潰れる。私たちは警告を発した。それでも変わらないのなら、救う気はない。金融庁はそう言っているのである。

「信金や地銀など中小金融機関は、人口減少で融資や手数料収入は増えないうえ、金利の低下で利ざやも減り、しかも体力がないから新しいサービスも始められない『三重苦』に陥っています。将来を考えると、『死ね』と言われているに等しい」(SBI証券投資調査部シニアマーケットアナリスト・藤本誠之氏)

すでに地銀各行は他の地域の地銀と広域提携を結び、生き残りを図ってはいる。だが、衰退する地方経済で有望な投資先など簡単に見つけられるはずもなく、ジリ貧から抜け出せていない。一つの地域に第一地銀、第二地銀をはじめ、信組・信金がある「オーバーバンキング」状態は、体力の低い金融機関から破綻を引き起こす。


メガバンクも危機的


そして、危機に瀕しているのは地方金融機関だけではない。むしろメガバンクのほうが危機的かもしれない。その大きな要因は日本銀行が今年2月に導入した「マイナス金利」だ。元々、日銀はアベノミクスの「第一のエンジン」として、金融緩和で2%の物価上昇を達成し、経済を活性化させる役割を担っていた。しかし、目論見は大きく外れた。

日銀はマネタリーベース(資金供給量)をアベノミクス以前の約7倍となる404兆円まで膨らませたが、世の中には回らなかった。百年コンサルティング代表の鈴木貴博氏が解説する。

「銀行は融資先を見つけられない、もしくは貸したとしても少ない利ざやしか取れないため、銀行は余った資金で国債を購入したり、それを日銀に預けたりして運用してきました。日銀と銀行の間で国債と預金をやりとりするだけで、市中に資金が出回らなかったんです。

これに業を煮やした日銀が、マイナス金利政策を導入することで日銀に銀行が資金を預ければ、逆にコストがかかるようにした。このため、メガバンクは大幅な減収減益に陥っている状況です。背景にはメガバンクの図体が大きすぎることが挙げられます。

すでに民間から資金を集めて、成長産業に貸し出すといった、従来の銀行のビジネスモデルは成り立たなくなった。それなのに、高給で多くの銀行員を抱え、駅前の一等地にある支店の維持などのコストが大きい。
今の利ざやでは銀行経営は苦しい。現状の数の銀行が生き残るのは厳しいでしょう」


老人相手の手数料ビジネス


実際、マイナス金利はメガバンクの収益を直撃している。金融庁の調査ではマイナス金利の影響で、3メガバンク合計で少なくとも3000億円の減益になると試算している。もちろん、このような状況下でメガバンクも必死だ。顧客から手数料を搾り取ることで生き残りを図ろうとしている。

たとえば、三井住友銀行は10月21日からATMで現金を引き出す場合、平日であっても1回につき、時間外手数料108円を徴収するようになる。自分のカネを自分の銀行口座から引き出すのに、(時間外)手数料を取るというわけだ。「森金融庁長官は、『(ドラマの)半沢直樹になれ。企業を育てろ』、『銀行の利益ではなく、顧客の利益を考えろ』と銀行の尻を叩いています。顧客第一という姿勢に変わらないと、銀行は生き残れないという正論です。

ところが、実際の銀行は顧客に損を押しつけて儲けようとしている。最近も、銀行が窓口販売している外貨建て生命保険について、銀行が高い手数料を取っていることが問題化しました。金融庁が銀行に手数料の開示を求めた結果、この低金利時代に約7%もの手数料を取っていることを渋々顧客に明かしました」(金融ジャーナリスト・浪川攻氏)

今も大学生の人気就職先ランキングトップ10に3メガバンクすべてが名を連ね(マイナビ調べ)、銀行員は花形職業と思われているが、実際には現場の銀行マンは日々の業務にうんざりしている。

メガバンクに勤める30代の中堅行員がこう愚痴をこぼす。「銀行は投資信託や保険を売る『手数料ビジネス』にシフトしました。しかし、それも限界に近づいていると思います。商品内容を理解していない老人にリスクの高い商品を強引に買わせた上に損をさせているのですから、当然ですよ。

私だって手数料が高く損をする商品など売りたくないのですが、支店にいたとき、一度上司に文句を言ったら、『嫌なら別の商品を売っても構わないが、売り上げ目標は必ず達成しろ』と言われました。手数料の安い投資信託を売っていたら、ノルマに届かずこっぴどく叱られた経験があります。自分の将来を考えたら、今は嫌でも従うしかないと諦めていますが」

こうした現状に、自身も信金で金融の最前線に立ってきた城南信用金庫元理事長の吉原毅氏が提言する。

「元々銀行の仕事とは、お客様の夢を実現し、困っている人を助けること。この根源的な役割に立ち返るべきです。技術はあるが経営が苦しい人や、新しいアイデアがあっても起業の仕方がわからない人は大勢います。そういう人を助けるために何ができるかを、銀行員も徹底的に考える。

そうしてお客様が成果を出し、新たなビジネスが生まれれば、そこで初めて自分たちも利益を得られるという風に発想を転換するべきです。そういう意味ではこれから最も苦しいのはメガバンクです。彼らの取引相手の中心は大企業ですが、大企業ほどすでに成長が終わっているからです。さらに成長しようとすれば、メガバンクもより大きなリスクを取らざるをえなくなる」

ところが、メガバンクは本業に立ち戻るどころか、新しい分野に進出し始めた。フィンテックだ。これは金融(ファイナンス)とIT技術(テクノロジー)の融合を指す。AIを使って、小口融資の需要を掘り起こす。ロボットに窓口業務を担わせる。海外送金を手軽に行えるようにする。独自の仮想通貨を発行する、といったことが実現可能だと言われている。

みずほ銀行はこの取り組みに一番熱心だ。ソフトバンクの人型ロボット「ペッパー」を銀行で初めて店頭に導入した。さらに9月15日にはソフトバンクと合弁で消費者金融の新会社を設立することを発表した。融資を受けたい人の個人情報をAIが処理し、適切な貸出金利で融資をするのだという。


高給な銀行員はいらない


新しい技術によって、顧客にもっと便利で手軽なサービスを提供し、収益の核にしたいとメガバンクは息巻くが、経営コンサルタントの加谷珪一氏は、「認識の甘さ」を指摘する。

海外でフィンテックは銀行のビジネスを破壊する技術という認識です。フィンテック企業は銀行を滅ぼそうと考えており、銀行側は彼らを飲み込まないと自分たちは殺されるという強い危機感を持っています。

ところが、日本ではフィンテックと言うと、資産運用へのアドバイスがこれまで以上に的確にできるとか、家計管理が楽になるといった金融サービスの利便性が高まることだと捉えられています。
銀行側の人間でさえ、フィンテックの進歩を歓迎し、提携しようとしている。実に楽観的です」

メガバンクが諸手を挙げて歓迎するフィンテックは、実は銀行にとって諸刃の剣だ。銀行の主要な業務の一つ、顧客の資産運用もAIに取って代わられるからだ。『人工知能が金融を支配する日』の著者で、東京銀行やソニー銀行で勤務した経験もあるRPテック取締役の櫻井豊氏が解説する。

「金融の仕事のほとんどは数字を扱うものですが、人間にミスはつきもので色々なものを見落としますし、思い込みの余地も入ってしまいます。

しかし、人工知能にはそういったヒューマンエラーはなく、膨大な数字を瞬時に分析して統計的なパターンを読み取り、適切な解答を導き出します。金融業界は人工知能の活躍にうってつけの場なんです。

たとえば、どう資産運用をすればいいのかについて、人間では24時間チームを組んで働いたとしてもたどり着けないほど緻密な分析が可能となります。いくら優秀な銀行マンでも商品知識には偏りがありますからね」

つまり、従来の「銀行員」も「銀行とその機能」もAIの時代には必要なくなる。フィンテックは、メガバンクの行員にとっては悪夢になりかねない。メガバンクの海外事業担当の行員が話す。

「著名な投資家ウォーレン・バフェット氏の投資先として知られる米ウェルズ・ファーゴ銀行は、いち早くフィンテックを導入しました。その結果、同行の支店は日本の銀行とはまるで違うものになりました。

コンピューターが業務のほとんどを処理してしまうので、行員がやることと言えば、訪れた顧客にスマホの使い方を教えたり、融資の書類を処理したりする程度。このため、支店の広さは6畳間程度で、行員は2人ぐらいしかいません。不動産の賃料は安く済みますし、行員の人件費も安く抑えられ、多額の利益を叩き出しています。

ウェルズ・ファーゴ銀行の支店長の給料は日本円に換算して600万~700万円と聞いていますが、一方の日本のメガバンクの支店長の年収は2000万円ほどです」メガバンクの経営陣にとっては人件費のカットにつながるが、一方で、これまでとまったく違った仕組み作りと維持・更新には莫大な費用がかかる。金融知識に加えてITに精通した新たな人材の確保も必要となる。

ただでさえ収益の悪化に苦しむメガバンクの経営を直撃するのは確実だ。


「食われていく」運命


加えて、システムのトラブルが発生したら、メガバンクがこれまで築いてきた顧客からの「信頼」という資産が一瞬にして崩壊しかねないリスクもはらんでいる。

「これまでの銀行の最大の強みは、顧客からの信頼の上で資金の流れを見られることでした。カード決済をどれくらい使っているか、家賃はどう払っているか、金融資産はいくらあるかといったデータを蓄積していた。これは銀行が決済に使われているから得ていた情報で、こういったデータを元に金融商品の売り込みなどを行っていた。

ところが、フィンテックによって、資金の流れが銀行に見えなくなるという事態が起こります。すでに海外では銀行の口座ではなく、スマホを通じて給料を支払う仕組みができている。

グーグルやアマゾンが決済のやり取りのすべてを抱え込むようになれば、銀行はおカネの流れの外に置かれる。そうなると、銀行は『リアルなおカネを預ける金庫』という、さえない存在になってしまうのです。銀行がいらなくなる日は十分にリアリティがあります」(楽天証券経済研究所客員研究員・山崎元氏)

将来的には、銀行ではないところが銀行になる。その動きはすでに始まっている。前出の百年コンサルティング代表・鈴木氏が言う。

「金融機関は数少ない融資先をフィンテック企業に奪われていきます。たとえば、飲食店はこれまで銀行のお得意様でした。ところが、フィンテックが会計アプリなどを提供して、飲食店の経営状況を把握するようになると、優良店を判断することができるようになります。

銀行だけでなく、フィンテック企業にも『おいしい顧客』、つまり資金需要があり、健全経営をしている会社の情報がわかるようになる。そこに融資を持ちかけ、銀行から顧客を奪うといった状況がすでに出てきています。銀行の利ざやはますます減るので、体力のないところからどんどん潰れていくでしょう」

メガバンクでさえ、このままでは3つも残らないだろう。金融業界のドラスティックな再編はもう間近だ。

現在、顧客の預金が保護されるのは1行1000万円まで。虎の子資産を逃がす先を、一刻も早く考えたほうがいい。

「週刊現代」2016年10月15日・22日合併号より