人参
11月7日(火)
畑の後かたずけがなかなか進みません・・・今日は、来春用に越冬させる人参の土寄せをしておきました。2畝あるので200本以上はあることになります。雪ノ下で一冬すごすと、味がまろやかになるので来春が楽しみですね。土寄せをしていると、知り合いの方が来ました。農家さんの娘さんなので、いろいろ教えてもらえます。彼女に言わせると、土をよせずにそのままでも大丈夫だよ・・・と云ってくれました。少しおしゃべりをしている時に、熊本から無農薬無肥料のみかんを買う予定なので「少し分けましょうか」と云ってくれます。柑橘系は大好きなので、すぐにお願い・・・届くのが楽しみです。
今年の人参は6畝作っています。人参は、朝晩とジュースにして飲むので結構な本数を使います。また、孫たちにも分けるのですぐに無くなります。いろいろ考えると、いまの作付け面積を2倍から3倍くらいに増やすことが必要です。そうすると種まきに時間がとられます。1畝を植えるのに丸一日かかるので、20本ほどの畝を植えるとなると、1月以上かかることになるのでこれは問題です・・・・・これは何か方法を考えないと、何もできなくなる。
洗濯
10月18日(水)
畑のかたずけが進んでいます。トンネルに使っていた寒冷紗や不織布を洗濯して、綺麗にしてしまわねばなりません。1枚の長さが10メートルあり、それが20枚ほどあるので大変な作業になります。腰が痛くなるし、干す場所も無いので、1日5~6枚が限度です。畑にはネットを使って防風対策をしているので、それも外さねばなりません。それは2か所あり、40メートルと80メートルの網を回収です。1メートルごとにある支柱にくくりつけてあるので、それを一つづつ外しながらネットを巻き上げます。これらが終わると、雑草を取り除いてから畝を解体し、ある程度平らな状態にします。その方が来春に耕うん機を使う際、楽に作業が進めらるためです。
ポールやトンネル用の支柱、畝のマルチのストッパー回収など、することが山積み・・・・回収した竹やポールなどもきれいにして10本単位でまとめて紐で縛ります。そして、竹は付いている土を水洗いしてきれいに取り除き、土に付かないようにして保管します。雪が降るまでに終わるのだろうか・・・・・
大根の種
10月14日(土)
家の中には、畑で採取したいろいろな種が置かれたままです。先週は雨の日が続いたので畑には行けず、その時間を利用して大根の種をとりだしました。大根の殻は固いのでペンチで軽く割れ目を入れ、それを指で開いて種をとりだします。しかし、虫に食べられているものが多いため、半分以上は空っぽ!それでも来年用には十分の種が採れました。今年からは種の交換を考えています。同じ自然栽培をしている人たちで種を交換することによって、この地域で育つ種子を育てることもできるし、お互いに情報交換もできます。自然栽培は、農薬も化学肥料も一切使わず、太陽と水と土の力だけを借りて育てます。そのため、そこに人の力をどのように加えるかによって、生育が違ってきます。
土を耕すにも、微生物を育てることが重要なので表面の15~20センチほどを耕し、その下は虫たちが生活できる状態を保ちます。したがって大きなトラクターなどが入ると、土が深くひっくり返され微生物は絶滅するし、重機の重さによって土の奥の方は固くしまり生育には不向きになります。また、畝の高さを変えることにより、空気や水の調整ができます。さらに北海道では、土の温度に気を使うことが大切ですね。
化学肥料によって成長させるわけでは無く、あくまで種が持っている力を最大限に生かして育てる為、人の力を貸してやる事が大切です。直播する方が良い場合と自宅で苗を育てたほうが良い場合があります。自宅で育てるにも、日の当て方や風の当て方なども日々手を加えます。それは、過保護に育てないことによって、畑に移植しても元気に育ってもらうためです。雑草についても同じ考えです。苗の幼い時期には、雑草によって生育が邪魔されないように手を加えますが、ある程度育つと雑草と一緒でも元気に育ってくれます。
自然栽培は、化学肥料などを使っているものより、生育が遅く始まります。化学肥料を使うと根が発達しないうちに薬で強制的に生育させます。しかし、自然栽培は根がしっかり育ってから地上部が成長します。ですので、一見遅く見えますが、育ち始めるとその違いは明白です。化学肥料でひょろひょろに育ったものと違い、あきらかに丈夫な枝が育ちます。できる作物もしっかりしており、味は抜群。幹を伸ばし始めてからの剪定も重要な仕事です。自然栽培の剪定は、化学肥料を使ったものと少し違います。それは薬によって強制的に生育させているわけでは無いからです。
そして一番重要なのが「種採り」と「連作」。日本の農地はここ70年ほどの間に農薬や化学肥料・生堆肥などを蒔き続けた結果、死んだ土になってしまいました。この毒肥を抜くのに5年とか7年とか言われています。この毒肥を抜きながら、その土地の変化に合わせて育つ種を作ることが大切なため、種取りと連作が重要なポイントになります。窒素が通常の畑の10分の一まで下がっても、自然栽培は十分に成長するようです。
いかに農協や政府、はたまた住友商事が代理店のモンサントなどの戦略に騙されている人たちが多いのかが分かりますね。種(F1種)を買わされ、農薬を買わされ、化学肥料を買わされ・・・そして遺伝子組換えによる健康被害が増え、世界的に大問題となっているにもかかわらず、日本政府(自民党)・官僚はTPPを推し進め、利権のためなら国民の健康被害や農業の崩壊などには見向きもしない・・・
今、全国の農家さんの0.2%が自然栽培に取り組み始めています。確かに手間暇はかかります。しかし、安心して食べられ、野菜の持つ本来の美味しさを楽しめることを考えれば、この手間暇は惜しむべきではないでしょう。
味噌作り
10月4日(水)
今年は枝豆の畝の一部を、大豆になるよう畑に残しておきました。先日、それらを全て収穫し、自宅に持ち帰り物干しざおにぶら下げて乾燥・・・。そして大豆だけを取り出したところ1.65キロあります。今年は味噌作りに挑戦するつもりです。無農薬・無肥料で作った大豆を使い、添加物や保存料を入れずに味噌を作ります。作っている人に聞くと、手作りの味噌を食べると市販のものは食べられない・・・と云っていました。これは楽しみですね。大体原料の4倍くらいになるそうなので、6.6キロほどできることになります。これでは少し多いので、3~4キロくらいにしておいて、残りは納豆を作ってみましょうかね。調べてみないと分かりませんが、それほど難しくは無いでしょう。今年の冬は、楽しみが増えました。
食卓
10月3日(火)
食卓に自分で作った野菜が並んでいます。胡瓜・人参・ジャガイモ・レタス・パブリカ・・・・・そして食後に自分で作った西瓜! これで来年は玉ねぎを作れば、野菜はほとんど無農薬・無肥料のものばかりになります。一つ一つの野菜の味が良くて、安心できることが嬉しいですね。この胡瓜を食べると市販の胡瓜のまずさに驚きます。すっきりしていて、キュウリの味がハッキリとしてます。人参は色から違いますが、味はとても強いものの変な味ではありません。甘みのあるおいしい人参です。ジャガイモは、まさに幼いころに食べた「ジャガイモ」の香りと味を思い出させます。レタスもしゃきっとしており、パブリカは触感もいいうえに、甘みも香りも最高! 自然栽培で野菜を作っていて、よかったと思うひと時ですね。
パブリカ
9月30日(土)
今日は仕事も無いので畑に行こうと考えていましたが、雨が降ってきたのであきらめていました。昼ご飯を食べているころから晴れ間が出てきたので、急いで支度をし畑へ・・・・・最初に目に入ってきたのが、赤いパブリカと黄色のパブリカです。やっと色づいてくれました。これからが楽しみです。まだ、色づいたのはごく一部なので、どんどん増えていくでしょう。
パブリカを見て回り、食べごろを収穫した後、隣を見ると大根の種ができ始めています。まだ、青い種が多い中にも、もう採り頃になった種もあるので回収していたところ、虫が目に付きだします。かなりの数の種が虫に食べられているので、捕まえては除去しますが、きりがない程見つかります。おそらく30匹以上を捕まえたでしょう。目に付く虫がいなくなりましたが、今度はキャベツが気になります。前回もかなり取り除きましたが、気になるので寒冷紗を開いてキャベツをのぞくと糞だらけの中に横たわっていました。今回も一個一個のキャベツごとに探して6匹ほど捕まえました。明日も、チェックしなければならないですね。
キャベツ
9月26日(火)
1週間ぶりに畑に行くと、キャベツが見事に食い荒らされています。9個ほどあるキャベツの内、まともなのが1個だけ・・・・・とりあえず、一つのキャベツごとに丁寧に探し、虫を見つけては除去していきます。キャベツは丸まってきているのでその中に入り込んでいるため、少しづつ葉を広げ探します。ほとんどが、糞が大量にあるあたりにいるので見つけやすい・・・・・見るとコロコロと太っています。全部で7~8匹を取り除きました。これほど急に増加するとは思いもしませんでしたね。しかも、私が畑に行けない時に・・・
畑も収穫が進んできており、カボチャなども葉も枯れ始めています。いままでは、目立ちにくかったカボチャも目立ち始めたので、ネズミに見つかる前に収穫しました。今年は全部で7個のカボチャができました。これからひと月ほど置いて甘みを増した頃食べるので、10月の下旬ころが楽しみです。これが美味しければ、この種を来年蒔いて数量を増やすつもりです。
ジャガイモ
9月18日(月)
昨日、ジャガイモを地面に40センチほど穴を掘り埋めました。そしてその上にも30センチほど土を盛っています。これで来年春までおねんねしていただくことになります。40個ほどあるので、来年はかなり沢山のジャガイモが作れます。初年度は5~6個を種イモとして、今年は20個ほど植えてます。来年は50~60個くらいに増やす事が出来そうです。そうすると、来年から友達に送ってあげることができますね。
北海道へ台風が上陸するそうなので、そのための対策が大変でした。種取用のローメンレタスも倒れないように2本ほど支柱を立て補強しました。ナスも支柱を追加して補強。パブリカは横に防風ネットを立てたほかに、それぞれに補強の支柱も追加。チェリートマトは、雨避け用に張ってあるビニールが飛ばされないように紐で補強。胡瓜も周りに張ってある寒冷紗の高さを高めに調整・・・。さあ、これでどうなる事でしょうね。台風明け後に、確認しなくちゃ・・・・・
西瓜
9月15日(金)
先日、孫たちが選んだ2つの西瓜のうち、一つは自宅で食べました。甘くておいしかったのですが、もう一つの孫の家に持たせたものは甘さが足りなかったと云っていました。その後、畑に残っていた西瓜で、一番最初に受粉したものを持ち帰りカットしました。横に割れが入っていいるもの、身は空洞も無くしっかりしています。すぐに食べてみましたが、これが旨い! この種をとっておいて来年蒔きましょう。
出来た西瓜の中で、甘さがしっかりしているものと、そうでないものがありますが、その違いがどこから来るのか分かりません。それと、外から見て分からない・・・・・育ったものを、いろいろ食べて確認し続けることで、少しづつ知識を身につけないとならないですね。それにしても、自然栽培で出来た西瓜の甘さはいいですね。異常に濃い味付けをしたような甘さだとか、明らかに自然では出てこない甘さではなく、自然の甘さだけど、しっかりした甘さがあります。自然栽培で作られる作物の味は、作った者だけが楽しめる最高の贅沢ですね。
西瓜とジャガイモ
9月10日(日)
昨日は、孫たちが収穫のお手伝いに来ました。初めはジャガイモを掘り起こしました。盛り上がった土をシャベルで除けていくとジャガイモが顔を出します。キャーキャー言って喜んでいます。取り出して父親の所に持っていき手渡します。今年のジャガイモは、昨年よりも大きくなってきました。来年からはもう少し、量を増やして作りたいものです。
昨日は暑いせいか、下の子が途中でテントの中に入っていきます。のどが渇いたと云っていますが、風邪気味なので熱があるのでしょう。次に西瓜を選ばせました。20個ほどあるうち、大きい物を2個選んでいます。昨年は、下の子が3歳だったため、自分で選んだ西瓜を持ち上げようとして落として割ってしまいました。今年は持てるか聞くと、少しトライはしたものの、持てないと判断し私に持っていくようにいます。なんでもやりたがる子ですが、無理な事も分かってきているようです。
次に胡瓜とナス、チェリートマトを採りに行きましたが、下の子が一緒に来ません。上の子と二人で採っていましたが、下の子の方を見ると、どうやらかなり体がきついようです。急きょ作物の収穫を終了し、自宅へ・・・・・私の自宅に戻ると、少しは元気が出てきました。来年は元気に収穫できるでしょう・・・・・。
パブリカ
9月8日(金)
昨日、畑に行くとパブリカの赤い実が目に入りました。1個だけですが、やっと色づき始めています。今年のパブリカは昨年のものよりサイズが大きいようです。連作を初めて2年目ですが、土地に種が馴染んできたせいでしょうか・・・・・考えてみると、他の作物も少し大きめだったり、しっかりしていたりしてますね。もう少し辛抱すると、赤や黄色のパブリカがたくさん取れるでしょう。
ナスとチェリートマト
8月27日(日)
昨日、畑に行くと茄子が実をつけ始めていました。嬉しいですね!ここ数日で、まるまる太ってくるでしょう。煮びたしを作って生姜を載せ、お酒と一緒に頂きたいですね。
チェリートマトも色づき始めています。20個ほど収穫できました。畑で1個食べました。この採りたてが美味しい・・・この採りたての香りや甘さ・酸味を味わえるありがたいですね。これで毎朝サラダについてくるでしょう。
作物状況
8月23日(火)
現状の作物状況です。
西瓜は、受粉したものが18個もあります。大きなものは40センチ以上あります
真黒茄子は、やっと受粉を終えて花から実に変化をし始めています。
パブリカ(セニョリータ)は、殆どが実をつけていますが、まだ色が変化していません。
枝豆(早生大豊緑枝豆)は、最初(5月24日)に種まきしたものが、食べごろになっています。
キュウリ(夏節成胡瓜)は、やっと1本収穫。これから実をつけ始めるでしょう。
京都九条太葱は、やっと太くなり始めています。これは、昨年に植えたものです。
アスパラ(メリーワシントン)は、今年が2年目。来年からの収穫が楽しみです。
チャッドウィックチェリートマトは、実を随分とつけてきています。あとは色が変わって甘みが増せば・・・
カボチャも大きくなっています。これから根元が枯れ始めるのを待つだけですね。
黒田五寸人参は、5月24日に種まきを始め、最後が7月15日になっています。最初のものがかなり大きくなってきています。
リトルジェムローメンレタスは、収穫が終わり種取りの為に薹立ちをさせています。
スィートコーンは、これからです。1本だけ早く受粉したものがあり、それを試食しましたがとてもおいしい。甘さがしっかりしているけれど、自然の甘さです。
枝豆
8月21日(月)
枝豆が膨らんできたので、試しに少し採ってきました。昨年は、最初に食べたのが野ネズミくんでした。ネズミに食べられるなら・・・と大き目を選んで採ってきましたが、少し早かったようです。それでも美味しいですね。これからしばらくはこの枝豆が食べられる・・・・・もう少し量が取れれば友達にも送ってあげなくてはなりません。今年は3回ほどに分けて種まきをしたので、収穫もずれて長い期間採れることになります。最初が5月24日、次が6月20日、最後は7月13日。1か月半ほどの幅があるので、楽しむ期間も長くなります。安心して食べられ、さらに美味しい・・・自然栽培のおかげですね。
動物
8月19日(土)
今日、畑に到着すると「ネズミ避け用の臭いのトンネル」が一部壊されています。何か動物が来て、嫌なにおいがするのでトンネルのビニールに噛みついたのでしょう。まだ一部分なので、ビニールを継ぎ足して補修しました。このハーブの臭いは、動物にとっては嫌なものなんですね。私にとっては、薬を蒔かなくて済むので助かります。
トマトがやっと色づきはじめました。3年目でやっと整枝らしきことができるようになりました。その結果なのかどうかは分かりませんが、今年のチェリートマトは粒が大きい・・・味がどうなのかが楽しみです。実が大きくなり始めているので、周りをネットで囲みました。カラスや動物たちから守るためです。
西瓜はどんどん成長しています。一番大きいものは高さが30センチ以上あるでしょう。今年は数が19個くらいとかなり多い数の西瓜があります。昨年、一番おいしい西瓜の種を保存しておいて、今年蒔いたので、これもおいしいスカイになるでしょう。食べるには、あと2週間ほど待たねばならないでしょう。
人参の種
8月12日(土)
今年の人参は、昨年に自家採種した物を使っています。人参の畑を見ていると、発芽しているものもありますが、全く発芽しているものもあります。おそらく種の見分け方が下手なんでしょう。今年も種を採ろうと昨年に選んだ人参を植えておきましたが、なかなか発芽してくれませんでした。もうだめなのだろうと思っていましたが、先日見つけました・・・・・雑草だらけにしておいたので分からなかったのですが、雑草を抜いていく中で一つ見つけました。これが薹を立ててくれれば、ありがたいですね。もしだめなら、今年の種を残しておいて、来年用に使うしかありません。
忌避剤
8月11日(金)
やっと、ネズミ避けのトンネルを作ることができました。先週は台風が来るというので、そのための対策に追われていました。去年の台風でも、先日の強風でも飛ばされたチェリートマトの雨避けトンネル。これを飛ばされないようにアンカーを土に打ち込み、紐で4ヵ所固定。胡瓜は強風に耐えるように、不織布で高さ1メートルくらいまで囲みました。トウモロコシは1本ごとに支柱を立てました。仮り支柱だったパブリカも本支柱に建て直し。あれやこれやと作業をしているうちに、枝豆が膨らみ始めています。ネズミも利口なもので、一番おいしいころに食べに来ます。そこで、入ってきそうなところにビニールでトンネルを作り、ハーブで出来た臭いでネズミを追い出す忌避剤の缶を置いておきました。トンネルなので臭いがトンネル中に漂い、ネズミが近づきにくくなります。これで、ネズミに食べられる可能性が減りました。あとは収穫が楽しみです。
白い花
8月10日(木)
パブリカも実をつけ始めています。葉を持ち上げて覗くと白い可愛い花が咲いていました。いろいろな野菜の花が受粉するためには、蜂や蝶々などが活躍してくれているんでしょう。自然の仕組みとは、よくできているものです。種は温度や水で発芽を始め、根も水分を吸収するための根や栄養素を吸収するための根は、それぞれ別の方向に進み形状も違う。土中にいる硝酸化成菌郡は、有機物が分解されていく最終段階で発生するアンモニア態窒素を安全な硝酸態窒素に変えてくれます。この硝酸化成菌がいることによって土中の危険なアンモニア態窒素を減らし、植物が根を張れる環境を作ってくれます。
植物が硝酸イオンを根から吸収し、アンモニア態窒素に変えて葉に送くり、太陽の力を借りて光合成が進みアミノ酸に合成され、さらにタンパク質に合成されて生命を維持していくことができます。成長を始めた植物は、昆虫たちによって受粉し花を開き実を付けます。こうやって見ると、一つの実ができるまでは、いろいろな要素が絡み合ってできることが分かります。
安全でおいしいものが自然にできるのに、わざわざ農薬や化学肥料を使い、土地を殺してしまう農業がここ70年程まえから進行しています。何億年とかかってできてきている地球を、ここ数十年でそれを死んだ土に変化させている・・・・・悲しいことですね。先日、同じ畑の人から千歳に自然栽培をしている農家さんのパンフレットをもらいました。10年ほど前に引っ越しをしてきて、放置されていた畑を開墾しながら野菜を作っているそうです。近いうちに時間をとって行ってみなくては・・・
初収穫
8月8日(火)
今年の初収穫は、ローメンレタスと宮重大根。昨年は温度が上がりすぎてローメンレタスは休眠のまま終わってしまいました。そこで今年は早めに種を直播して、温度が上がらないように工夫しました。するときれいなローメンレタスが出来上がりました。ただ、収穫時期の判断が分かりません・・・・・パリパリとした触感があると言われていますが、収穫時期が遅れて固くなると意味がないので少し早目かなと思いつつも、一つとってきました。明日の朝、サラダにして食べてみて、よければ残りも収穫しなければ・・・。
宮重大根は、2本ほど薹がたち花を咲かせているものがあります。土から飛び出ている部分を見ると少し細目です。しかし、薹が立ち始めているので、取りあえず2本ほど抜いてきました。これも食べてから、残りを抜くか考えねばならないですね。
11月7日(火)
畑の後かたずけがなかなか進みません・・・今日は、来春用に越冬させる人参の土寄せをしておきました。2畝あるので200本以上はあることになります。雪ノ下で一冬すごすと、味がまろやかになるので来春が楽しみですね。土寄せをしていると、知り合いの方が来ました。農家さんの娘さんなので、いろいろ教えてもらえます。彼女に言わせると、土をよせずにそのままでも大丈夫だよ・・・と云ってくれました。少しおしゃべりをしている時に、熊本から無農薬無肥料のみかんを買う予定なので「少し分けましょうか」と云ってくれます。柑橘系は大好きなので、すぐにお願い・・・届くのが楽しみです。
今年の人参は6畝作っています。人参は、朝晩とジュースにして飲むので結構な本数を使います。また、孫たちにも分けるのですぐに無くなります。いろいろ考えると、いまの作付け面積を2倍から3倍くらいに増やすことが必要です。そうすると種まきに時間がとられます。1畝を植えるのに丸一日かかるので、20本ほどの畝を植えるとなると、1月以上かかることになるのでこれは問題です・・・・・これは何か方法を考えないと、何もできなくなる。
洗濯
10月18日(水)
畑のかたずけが進んでいます。トンネルに使っていた寒冷紗や不織布を洗濯して、綺麗にしてしまわねばなりません。1枚の長さが10メートルあり、それが20枚ほどあるので大変な作業になります。腰が痛くなるし、干す場所も無いので、1日5~6枚が限度です。畑にはネットを使って防風対策をしているので、それも外さねばなりません。それは2か所あり、40メートルと80メートルの網を回収です。1メートルごとにある支柱にくくりつけてあるので、それを一つづつ外しながらネットを巻き上げます。これらが終わると、雑草を取り除いてから畝を解体し、ある程度平らな状態にします。その方が来春に耕うん機を使う際、楽に作業が進めらるためです。
ポールやトンネル用の支柱、畝のマルチのストッパー回収など、することが山積み・・・・回収した竹やポールなどもきれいにして10本単位でまとめて紐で縛ります。そして、竹は付いている土を水洗いしてきれいに取り除き、土に付かないようにして保管します。雪が降るまでに終わるのだろうか・・・・・
大根の種
10月14日(土)
家の中には、畑で採取したいろいろな種が置かれたままです。先週は雨の日が続いたので畑には行けず、その時間を利用して大根の種をとりだしました。大根の殻は固いのでペンチで軽く割れ目を入れ、それを指で開いて種をとりだします。しかし、虫に食べられているものが多いため、半分以上は空っぽ!それでも来年用には十分の種が採れました。今年からは種の交換を考えています。同じ自然栽培をしている人たちで種を交換することによって、この地域で育つ種子を育てることもできるし、お互いに情報交換もできます。自然栽培は、農薬も化学肥料も一切使わず、太陽と水と土の力だけを借りて育てます。そのため、そこに人の力をどのように加えるかによって、生育が違ってきます。
土を耕すにも、微生物を育てることが重要なので表面の15~20センチほどを耕し、その下は虫たちが生活できる状態を保ちます。したがって大きなトラクターなどが入ると、土が深くひっくり返され微生物は絶滅するし、重機の重さによって土の奥の方は固くしまり生育には不向きになります。また、畝の高さを変えることにより、空気や水の調整ができます。さらに北海道では、土の温度に気を使うことが大切ですね。
化学肥料によって成長させるわけでは無く、あくまで種が持っている力を最大限に生かして育てる為、人の力を貸してやる事が大切です。直播する方が良い場合と自宅で苗を育てたほうが良い場合があります。自宅で育てるにも、日の当て方や風の当て方なども日々手を加えます。それは、過保護に育てないことによって、畑に移植しても元気に育ってもらうためです。雑草についても同じ考えです。苗の幼い時期には、雑草によって生育が邪魔されないように手を加えますが、ある程度育つと雑草と一緒でも元気に育ってくれます。
自然栽培は、化学肥料などを使っているものより、生育が遅く始まります。化学肥料を使うと根が発達しないうちに薬で強制的に生育させます。しかし、自然栽培は根がしっかり育ってから地上部が成長します。ですので、一見遅く見えますが、育ち始めるとその違いは明白です。化学肥料でひょろひょろに育ったものと違い、あきらかに丈夫な枝が育ちます。できる作物もしっかりしており、味は抜群。幹を伸ばし始めてからの剪定も重要な仕事です。自然栽培の剪定は、化学肥料を使ったものと少し違います。それは薬によって強制的に生育させているわけでは無いからです。
そして一番重要なのが「種採り」と「連作」。日本の農地はここ70年ほどの間に農薬や化学肥料・生堆肥などを蒔き続けた結果、死んだ土になってしまいました。この毒肥を抜くのに5年とか7年とか言われています。この毒肥を抜きながら、その土地の変化に合わせて育つ種を作ることが大切なため、種取りと連作が重要なポイントになります。窒素が通常の畑の10分の一まで下がっても、自然栽培は十分に成長するようです。
いかに農協や政府、はたまた住友商事が代理店のモンサントなどの戦略に騙されている人たちが多いのかが分かりますね。種(F1種)を買わされ、農薬を買わされ、化学肥料を買わされ・・・そして遺伝子組換えによる健康被害が増え、世界的に大問題となっているにもかかわらず、日本政府(自民党)・官僚はTPPを推し進め、利権のためなら国民の健康被害や農業の崩壊などには見向きもしない・・・
今、全国の農家さんの0.2%が自然栽培に取り組み始めています。確かに手間暇はかかります。しかし、安心して食べられ、野菜の持つ本来の美味しさを楽しめることを考えれば、この手間暇は惜しむべきではないでしょう。
味噌作り
10月4日(水)
今年は枝豆の畝の一部を、大豆になるよう畑に残しておきました。先日、それらを全て収穫し、自宅に持ち帰り物干しざおにぶら下げて乾燥・・・。そして大豆だけを取り出したところ1.65キロあります。今年は味噌作りに挑戦するつもりです。無農薬・無肥料で作った大豆を使い、添加物や保存料を入れずに味噌を作ります。作っている人に聞くと、手作りの味噌を食べると市販のものは食べられない・・・と云っていました。これは楽しみですね。大体原料の4倍くらいになるそうなので、6.6キロほどできることになります。これでは少し多いので、3~4キロくらいにしておいて、残りは納豆を作ってみましょうかね。調べてみないと分かりませんが、それほど難しくは無いでしょう。今年の冬は、楽しみが増えました。
食卓
10月3日(火)
食卓に自分で作った野菜が並んでいます。胡瓜・人参・ジャガイモ・レタス・パブリカ・・・・・そして食後に自分で作った西瓜! これで来年は玉ねぎを作れば、野菜はほとんど無農薬・無肥料のものばかりになります。一つ一つの野菜の味が良くて、安心できることが嬉しいですね。この胡瓜を食べると市販の胡瓜のまずさに驚きます。すっきりしていて、キュウリの味がハッキリとしてます。人参は色から違いますが、味はとても強いものの変な味ではありません。甘みのあるおいしい人参です。ジャガイモは、まさに幼いころに食べた「ジャガイモ」の香りと味を思い出させます。レタスもしゃきっとしており、パブリカは触感もいいうえに、甘みも香りも最高! 自然栽培で野菜を作っていて、よかったと思うひと時ですね。
パブリカ
9月30日(土)
今日は仕事も無いので畑に行こうと考えていましたが、雨が降ってきたのであきらめていました。昼ご飯を食べているころから晴れ間が出てきたので、急いで支度をし畑へ・・・・・最初に目に入ってきたのが、赤いパブリカと黄色のパブリカです。やっと色づいてくれました。これからが楽しみです。まだ、色づいたのはごく一部なので、どんどん増えていくでしょう。
パブリカを見て回り、食べごろを収穫した後、隣を見ると大根の種ができ始めています。まだ、青い種が多い中にも、もう採り頃になった種もあるので回収していたところ、虫が目に付きだします。かなりの数の種が虫に食べられているので、捕まえては除去しますが、きりがない程見つかります。おそらく30匹以上を捕まえたでしょう。目に付く虫がいなくなりましたが、今度はキャベツが気になります。前回もかなり取り除きましたが、気になるので寒冷紗を開いてキャベツをのぞくと糞だらけの中に横たわっていました。今回も一個一個のキャベツごとに探して6匹ほど捕まえました。明日も、チェックしなければならないですね。
キャベツ
9月26日(火)
1週間ぶりに畑に行くと、キャベツが見事に食い荒らされています。9個ほどあるキャベツの内、まともなのが1個だけ・・・・・とりあえず、一つのキャベツごとに丁寧に探し、虫を見つけては除去していきます。キャベツは丸まってきているのでその中に入り込んでいるため、少しづつ葉を広げ探します。ほとんどが、糞が大量にあるあたりにいるので見つけやすい・・・・・見るとコロコロと太っています。全部で7~8匹を取り除きました。これほど急に増加するとは思いもしませんでしたね。しかも、私が畑に行けない時に・・・
畑も収穫が進んできており、カボチャなども葉も枯れ始めています。いままでは、目立ちにくかったカボチャも目立ち始めたので、ネズミに見つかる前に収穫しました。今年は全部で7個のカボチャができました。これからひと月ほど置いて甘みを増した頃食べるので、10月の下旬ころが楽しみです。これが美味しければ、この種を来年蒔いて数量を増やすつもりです。
ジャガイモ
9月18日(月)
昨日、ジャガイモを地面に40センチほど穴を掘り埋めました。そしてその上にも30センチほど土を盛っています。これで来年春までおねんねしていただくことになります。40個ほどあるので、来年はかなり沢山のジャガイモが作れます。初年度は5~6個を種イモとして、今年は20個ほど植えてます。来年は50~60個くらいに増やす事が出来そうです。そうすると、来年から友達に送ってあげることができますね。
北海道へ台風が上陸するそうなので、そのための対策が大変でした。種取用のローメンレタスも倒れないように2本ほど支柱を立て補強しました。ナスも支柱を追加して補強。パブリカは横に防風ネットを立てたほかに、それぞれに補強の支柱も追加。チェリートマトは、雨避け用に張ってあるビニールが飛ばされないように紐で補強。胡瓜も周りに張ってある寒冷紗の高さを高めに調整・・・。さあ、これでどうなる事でしょうね。台風明け後に、確認しなくちゃ・・・・・
西瓜
9月15日(金)
先日、孫たちが選んだ2つの西瓜のうち、一つは自宅で食べました。甘くておいしかったのですが、もう一つの孫の家に持たせたものは甘さが足りなかったと云っていました。その後、畑に残っていた西瓜で、一番最初に受粉したものを持ち帰りカットしました。横に割れが入っていいるもの、身は空洞も無くしっかりしています。すぐに食べてみましたが、これが旨い! この種をとっておいて来年蒔きましょう。
出来た西瓜の中で、甘さがしっかりしているものと、そうでないものがありますが、その違いがどこから来るのか分かりません。それと、外から見て分からない・・・・・育ったものを、いろいろ食べて確認し続けることで、少しづつ知識を身につけないとならないですね。それにしても、自然栽培で出来た西瓜の甘さはいいですね。異常に濃い味付けをしたような甘さだとか、明らかに自然では出てこない甘さではなく、自然の甘さだけど、しっかりした甘さがあります。自然栽培で作られる作物の味は、作った者だけが楽しめる最高の贅沢ですね。
西瓜とジャガイモ
9月10日(日)
昨日は、孫たちが収穫のお手伝いに来ました。初めはジャガイモを掘り起こしました。盛り上がった土をシャベルで除けていくとジャガイモが顔を出します。キャーキャー言って喜んでいます。取り出して父親の所に持っていき手渡します。今年のジャガイモは、昨年よりも大きくなってきました。来年からはもう少し、量を増やして作りたいものです。
昨日は暑いせいか、下の子が途中でテントの中に入っていきます。のどが渇いたと云っていますが、風邪気味なので熱があるのでしょう。次に西瓜を選ばせました。20個ほどあるうち、大きい物を2個選んでいます。昨年は、下の子が3歳だったため、自分で選んだ西瓜を持ち上げようとして落として割ってしまいました。今年は持てるか聞くと、少しトライはしたものの、持てないと判断し私に持っていくようにいます。なんでもやりたがる子ですが、無理な事も分かってきているようです。
次に胡瓜とナス、チェリートマトを採りに行きましたが、下の子が一緒に来ません。上の子と二人で採っていましたが、下の子の方を見ると、どうやらかなり体がきついようです。急きょ作物の収穫を終了し、自宅へ・・・・・私の自宅に戻ると、少しは元気が出てきました。来年は元気に収穫できるでしょう・・・・・。
パブリカ
9月8日(金)
昨日、畑に行くとパブリカの赤い実が目に入りました。1個だけですが、やっと色づき始めています。今年のパブリカは昨年のものよりサイズが大きいようです。連作を初めて2年目ですが、土地に種が馴染んできたせいでしょうか・・・・・考えてみると、他の作物も少し大きめだったり、しっかりしていたりしてますね。もう少し辛抱すると、赤や黄色のパブリカがたくさん取れるでしょう。
ナスとチェリートマト
8月27日(日)
昨日、畑に行くと茄子が実をつけ始めていました。嬉しいですね!ここ数日で、まるまる太ってくるでしょう。煮びたしを作って生姜を載せ、お酒と一緒に頂きたいですね。
チェリートマトも色づき始めています。20個ほど収穫できました。畑で1個食べました。この採りたてが美味しい・・・この採りたての香りや甘さ・酸味を味わえるありがたいですね。これで毎朝サラダについてくるでしょう。
作物状況
8月23日(火)
現状の作物状況です。
西瓜は、受粉したものが18個もあります。大きなものは40センチ以上あります
真黒茄子は、やっと受粉を終えて花から実に変化をし始めています。
パブリカ(セニョリータ)は、殆どが実をつけていますが、まだ色が変化していません。
枝豆(早生大豊緑枝豆)は、最初(5月24日)に種まきしたものが、食べごろになっています。
キュウリ(夏節成胡瓜)は、やっと1本収穫。これから実をつけ始めるでしょう。
京都九条太葱は、やっと太くなり始めています。これは、昨年に植えたものです。
アスパラ(メリーワシントン)は、今年が2年目。来年からの収穫が楽しみです。
チャッドウィックチェリートマトは、実を随分とつけてきています。あとは色が変わって甘みが増せば・・・
カボチャも大きくなっています。これから根元が枯れ始めるのを待つだけですね。
黒田五寸人参は、5月24日に種まきを始め、最後が7月15日になっています。最初のものがかなり大きくなってきています。
リトルジェムローメンレタスは、収穫が終わり種取りの為に薹立ちをさせています。
スィートコーンは、これからです。1本だけ早く受粉したものがあり、それを試食しましたがとてもおいしい。甘さがしっかりしているけれど、自然の甘さです。
枝豆
8月21日(月)
枝豆が膨らんできたので、試しに少し採ってきました。昨年は、最初に食べたのが野ネズミくんでした。ネズミに食べられるなら・・・と大き目を選んで採ってきましたが、少し早かったようです。それでも美味しいですね。これからしばらくはこの枝豆が食べられる・・・・・もう少し量が取れれば友達にも送ってあげなくてはなりません。今年は3回ほどに分けて種まきをしたので、収穫もずれて長い期間採れることになります。最初が5月24日、次が6月20日、最後は7月13日。1か月半ほどの幅があるので、楽しむ期間も長くなります。安心して食べられ、さらに美味しい・・・自然栽培のおかげですね。
動物
8月19日(土)
今日、畑に到着すると「ネズミ避け用の臭いのトンネル」が一部壊されています。何か動物が来て、嫌なにおいがするのでトンネルのビニールに噛みついたのでしょう。まだ一部分なので、ビニールを継ぎ足して補修しました。このハーブの臭いは、動物にとっては嫌なものなんですね。私にとっては、薬を蒔かなくて済むので助かります。
トマトがやっと色づきはじめました。3年目でやっと整枝らしきことができるようになりました。その結果なのかどうかは分かりませんが、今年のチェリートマトは粒が大きい・・・味がどうなのかが楽しみです。実が大きくなり始めているので、周りをネットで囲みました。カラスや動物たちから守るためです。
西瓜はどんどん成長しています。一番大きいものは高さが30センチ以上あるでしょう。今年は数が19個くらいとかなり多い数の西瓜があります。昨年、一番おいしい西瓜の種を保存しておいて、今年蒔いたので、これもおいしいスカイになるでしょう。食べるには、あと2週間ほど待たねばならないでしょう。
人参の種
8月12日(土)
今年の人参は、昨年に自家採種した物を使っています。人参の畑を見ていると、発芽しているものもありますが、全く発芽しているものもあります。おそらく種の見分け方が下手なんでしょう。今年も種を採ろうと昨年に選んだ人参を植えておきましたが、なかなか発芽してくれませんでした。もうだめなのだろうと思っていましたが、先日見つけました・・・・・雑草だらけにしておいたので分からなかったのですが、雑草を抜いていく中で一つ見つけました。これが薹を立ててくれれば、ありがたいですね。もしだめなら、今年の種を残しておいて、来年用に使うしかありません。
忌避剤
8月11日(金)
やっと、ネズミ避けのトンネルを作ることができました。先週は台風が来るというので、そのための対策に追われていました。去年の台風でも、先日の強風でも飛ばされたチェリートマトの雨避けトンネル。これを飛ばされないようにアンカーを土に打ち込み、紐で4ヵ所固定。胡瓜は強風に耐えるように、不織布で高さ1メートルくらいまで囲みました。トウモロコシは1本ごとに支柱を立てました。仮り支柱だったパブリカも本支柱に建て直し。あれやこれやと作業をしているうちに、枝豆が膨らみ始めています。ネズミも利口なもので、一番おいしいころに食べに来ます。そこで、入ってきそうなところにビニールでトンネルを作り、ハーブで出来た臭いでネズミを追い出す忌避剤の缶を置いておきました。トンネルなので臭いがトンネル中に漂い、ネズミが近づきにくくなります。これで、ネズミに食べられる可能性が減りました。あとは収穫が楽しみです。
白い花
8月10日(木)
パブリカも実をつけ始めています。葉を持ち上げて覗くと白い可愛い花が咲いていました。いろいろな野菜の花が受粉するためには、蜂や蝶々などが活躍してくれているんでしょう。自然の仕組みとは、よくできているものです。種は温度や水で発芽を始め、根も水分を吸収するための根や栄養素を吸収するための根は、それぞれ別の方向に進み形状も違う。土中にいる硝酸化成菌郡は、有機物が分解されていく最終段階で発生するアンモニア態窒素を安全な硝酸態窒素に変えてくれます。この硝酸化成菌がいることによって土中の危険なアンモニア態窒素を減らし、植物が根を張れる環境を作ってくれます。
植物が硝酸イオンを根から吸収し、アンモニア態窒素に変えて葉に送くり、太陽の力を借りて光合成が進みアミノ酸に合成され、さらにタンパク質に合成されて生命を維持していくことができます。成長を始めた植物は、昆虫たちによって受粉し花を開き実を付けます。こうやって見ると、一つの実ができるまでは、いろいろな要素が絡み合ってできることが分かります。
安全でおいしいものが自然にできるのに、わざわざ農薬や化学肥料を使い、土地を殺してしまう農業がここ70年程まえから進行しています。何億年とかかってできてきている地球を、ここ数十年でそれを死んだ土に変化させている・・・・・悲しいことですね。先日、同じ畑の人から千歳に自然栽培をしている農家さんのパンフレットをもらいました。10年ほど前に引っ越しをしてきて、放置されていた畑を開墾しながら野菜を作っているそうです。近いうちに時間をとって行ってみなくては・・・
初収穫
8月8日(火)
今年の初収穫は、ローメンレタスと宮重大根。昨年は温度が上がりすぎてローメンレタスは休眠のまま終わってしまいました。そこで今年は早めに種を直播して、温度が上がらないように工夫しました。するときれいなローメンレタスが出来上がりました。ただ、収穫時期の判断が分かりません・・・・・パリパリとした触感があると言われていますが、収穫時期が遅れて固くなると意味がないので少し早目かなと思いつつも、一つとってきました。明日の朝、サラダにして食べてみて、よければ残りも収穫しなければ・・・。
宮重大根は、2本ほど薹がたち花を咲かせているものがあります。土から飛び出ている部分を見ると少し細目です。しかし、薹が立ち始めているので、取りあえず2本ほど抜いてきました。これも食べてから、残りを抜くか考えねばならないですね。
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