モンブラン マイスターシュチュック149
9月22日(土)
夕方に宅急便が届きました。送り先を見ると7月に京都で食事をした友達からです。開けてみると、万年筆2本とシーサー(ペンを入れる革製のケース)とインク2種類です。万年筆は、1本はモンブランのマイスターシュチュック149で、もう一本は、限定万年筆「赤と黒」でした。彼は大学時代から万年筆を集めることが好きで、最初の就職先も万年筆メーカーでした。彼の手紙によれば50年前に手に入れたそうです。50年前と云えば大学に入って2~3年目の頃です。その時代に、このレベルの万年筆を買うとは驚きです。
今、私は毎日万年筆を使っています。今使っているのはペリカンM800という万年筆です。それもかなり大きめだと思っていましたが、マイスターシュチュック149はもっと太いし、ペン先も一回り大きいものです。真ん中の写真の緑の縦じまがペリカンM800ですが、マイスターシュチュック149と並べると細く見えます。3枚目の写真は右側がペリカンM800で、左側がマイスターシュチュック149です。まるで大人と子供みたいな感じですね。
普段使っているインクはブルーブラックです。彼が送ってくれたインクはロイヤルブルーでした。お礼に電話をした時に、ブルーブラックは使わない方が良いと云います。理由はインクが詰まる可能性が高いそうです。毎日使っている分には問題は無いのでしょうけれど、数日書かない日が続くとインクが固まり、描けなくなるそうです。ペリカンは毎日使うので、ブルーブラックを使い、モンブランのマイスターシュチュック149は、、毎日は使わないのでインクの固まらないロイヤルブルーを使いましょう。
彼は、4月にも「ガリ」という発掘調査で使うかなり本格的な焼き刃の付いたものを、畑で使うように送ってくれています。そして先月も昔から持っている大切な万年筆の本を、3冊送ってくれました。そして、今回は50年も大事に使ってきた、高級な万年筆を贈ってくれました。どうも、彼は身辺整理を始めているように思えます。5年前に癌が見つかってから、いろいろな病気が次から次への発病し、今回は白血病では無いけれど、その一歩手前の状態だと言われています。それを止めるための治療がピザーラ療法というものらしいのですが、保険が全く効かないようです。しかも、それはただ延命するだけだと云います。そこで彼は、延命措置はとらないと決めたようです・・・・・。今、私ができることは、たまに電話をしてあげることと、年に一度会いに行くことです・・・・・
彼は手紙の中で「我々の命はいつか消えるが、この万年筆は100年も200年も生き続けるでしょう・・・」と書いてありました。大切に使ってあげねば・・・・・
地震
9月9日(日)
北海道は台風や地震が少なくていいところだと考えていました。しかし、6日の夜の台風による暴風は夜も寝ていられないほどのもので、近くの公園の木々も折れて倒れていました。孫が生まれた時の記念に植えたライラックも半分根が起こされた状態になりましたが、翌日修復しました。次の日の7日は寝れるかとおもいきや経験のない地震に見舞われました・・・・これで2日連続で睡眠不足です。
深夜に地震がありましたが、大きな懐中電灯を2台と小型の懐中電灯3台がありましたので、暗闇でも動き回ることができました。壊れたものは、写真たてのガラスが2枚ほどと、飾ってあるお皿と置物ぐらいで大きな被害はありません。大型の懐中電灯はラジオもついているので、情報をとるためにつけっぱなしです。北海道は全家庭とも電気が止まりました。この電気が止まるということが、いかに全ての生活に影響していることが分かりました。
仕事場が気になったので、夜中に車で行って見ました。途中の信号が全て消えています。信号機が消えて使えないとは、60年前を思い出します。当時はよく停電があったので、交差点の真ん中に50-60センチほどの高さの台をおいて、警察官がその上で交通整理をしていました。それ以来の珍しさです。明るくなって、水を確保しようと出かけましたが、スーパー・コンビニ・ガソリンスタンド・薬局・銀行・地下鉄・バス・4ゴミの回収車・・・全てが閉店しており機能していません。世の中が動いていないのです・・・
たった一つの地震でこの状態ですので、戦争などが起きれば、当然のこととして電気や情報網を狙って爆弾が来るのは必至でしょう。当然、日本の原発は対策ができていないので、そこを狙えば、あとはほっておいても放射能汚染で日本は消滅する(原状も似たり寄ったりだが・・・)。電気が止まって日常生活が出来なくなり、原発への爆弾で放射能がばら撒かれ、道路や建物が破壊されて、生活することも移動することもできなくなるということは、子どもを育て、家族を守って生活することが破壊されることですね。そんなことになっても平気な、自民党の憲法改正にはあきれるしかないですね。国民を守る意識がない。アメリカと同じように、戦争で経済を成り立たせたいのでしょう・・・・・
翌日、スーパーの一部が開店しましたが、行列がすごいし、簡単に食べられるパン類や惣菜類は品切れです。家庭に水が無かったり、水があっても、火を起こすことが出来なかったりしているので、簡単に食べられるものは一番に売り切れです。現在の台所の調理器具や暖房・給湯のガス・灯油などは、全て電気で点火するので使えません。従って、すぐに食べられる、パン類や調理済みの食品コーナーが売り切れになってしまいます。
それと、情報を得たいけれどネットにつながらない! 通常の有線の光回線は、停電になると使えないことは分かりますが、無線でネットにつながると思っていたら、緊急時にはつながらないことが分かりました。携帯も繋がりにくくなっており、メールやラインで連絡がやっとでした。この時期に全国各地の友達から安否の連絡があるので、その時に、いかに北海道がひどい状況になっているかが分かりました。ただ、家族との連絡も頻繁にあるので、携帯の電池は瞬く間に減っていきます。
たまたま、私は全てのものが自宅にあったために、あわてることはありませんでした。
水は、普段は浄水器を使っていますが、その他にペットボトルも買っているので、飲み水は確保できました。あとは、水道が止まったときを考えて、風呂や子供の産湯に使ったバスタブや鍋・やかん・ボウル等に水を張りました。夜間の照明は大型のラジオ付き懐中電灯を始め5台くらい持っているので、暗闇になってもOKです。情報はラジオがあるのでつけっぱなしです。携帯等の充電は、小型の携帯用のバッテリーを持っているので当面は安心でした。このバッテリーは、携帯の他に、車のエンジンを掛けれる機能も付いており、まさに緊急時には役立つものです。火は、携帯のガスコンロを1台とボンベを12本持っているので、この最中でもコーヒーを入れて飲むことができました。
このあと、第2弾の余震が来る可能性があるので、次のものを準備しています。
リュックに、飴やチョコレート・ペットボトルなどの食べ物と下着1日分。肩掛けバッグに、パスポート・通帳・印鑑・携帯電話・万能ナイフ等の非常時に逃げ出せるものを準備しました。あとは、実際に起きた時の判断で行動するしかないでしょう。
思い出
8月25日(土)
昨日朝一番に宅急便が届いた。開けてみるとビックリ・・・・・鳴門の友達が、1年がかりで手に入れた絵画を写真パネルにして贈ってくれたのです。この原本は、北本雅巳さんが描いた初めてのものだそうです。北本さんが日展の会員賞をもらった時に、出雲で個展を開き、展示した数十枚の絵画のなかにあった1枚だそうです。友達がその個展を見に行き、このビリヤードの絵画を見て気に入り、売るつもりのなかったものを1年がかりで交渉し、譲ってもらいました。
彼はこの絵を見た時、若いころの自分を思い出したようです。彼とは、大学に入った時に、同じ寮に住んだことから友達になりました。50年以上前のことで、当時の遊びと云えば、麻雀かビリヤードかボーリングくらいしかありません。ビリヤードの好きな連中が時間があれば、近くのビリヤード場に遊びに行っていました。彼に言わせると、絵画の真ん中にいて玉を突くところを見ているのが私で、その右側に建っているのが彼だそうです。そう云われて見てみると、私によく似ていますし、立っている彼の雰囲気も伝わってきます。この絵を見ていると、確かに遠い昔を思い出します・・・・・。大学なので、それぞれ生まれた場所も育ちも違うメンバーが集まる中で、ビリヤードというゲームを通して親しくなっていく・・・そしてその人柄も分かっていく・・・
送ってもらった絵は、まだ表面のシールが張ったままです。きれいに取り外し、場所を決めて飾らねばなりません。しかし、彼の自宅に実物の絵画は100号なので、1600×1300くらいあるでしょう。重さが30キロ以上あると云っていました。これは飾るのしても、中途半端な所には飾るわけにはいかないでしょう。奥さんも絵心があり、数年前に入賞しており、自宅の茶の間には、その絵が飾られていました。絵が生きてくる場所に飾るだけでも大変ですね。いつか、その絵を見に鳴門に出かけなければ・・・
ハワイ
8月18日(土)
私が7月の下旬に京都・山梨と旅行している時に、孫の家族はハワイに出かけました。ラインで写真を送ってくるのですが、もう真黒!特に下の子は黒すぎて土人のようです。それでも楽しくて、毎日泳いで楽しんでいるようです。砂に自分のお城を作ったり、イルカと一緒に泳いだり、大きな浮き輪に乗って海にただ浮かんでいたり、時にはプールで遊んだりしています。今回泊っているところは、昨年の7月に北海道の羽幌海水浴場に一緒に行った人の自宅です。昨年は、彼は一足先にフィリピンにもある自宅に戻り、所有しているウルトラライトプレーンを練習し、孫たちが来るのを待って、ライトプレーンに乗せて遊んでくれました。今年はハワイの自宅で迎えてくれて、自宅のプールやジャグジーで遊ばさせてくれています。送ってくれた写真には、昨年よりは少し若くみえる彼が、二人の孫を膝の上に乗せている姿がありました。彼には子供がいないため、孫たちが遊びに来ると嬉しいのでしょうね。ハワイの自宅はかなり広い上に一人住まいなので、1家族が泊ってくれる方が活気があっていいのでしょう。子供たちが遊んでいる間に、父親は自分の土地の草刈りに精を出していました。ハワイは、伸びる草をほっておくと火災の危険があるので、罰金がかかってきます。一人でやっても1週間ほどあれば草刈りも終わり、子供たちと遊べる時間も十分にあったでしょう。もう帰国する時期ですが、迎えに行く私が三日ほど前から、腰痛で動けなくなっています。お迎えは、家族の誰かに代ってもらうしかないでしょうね。丁度すこし前にラインの動画ビデオで会話をしたので、空港へのお迎えはパスでもいいでしょう。
災害
7月8日(日)
ニュースでは、西日本の雨による被害を流していますが、自民党政権は酒を飲んで楽しんでいるようですね。自民党と官僚にとっては、災害は旨い飯のタネができたので嬉しくてたまらないのが本音でしょう。表面的には、災害に遭われた地域を心配している雰囲気や言葉は出すが、本音では「これで税金の無駄遣いができる口実ができた・・・」と思っているのでしょう。他国にはいくらでも金は出すし、防衛費を膨らましてアメリカからオスプレイを始めいろいろな軍備品に莫大な金は使うが、自国の国民が困っても、スズメの涙ほどの金は使わない。福島を始め、天災に会うとその後の生活が全く違うものになるけれど、日本人はそれに耐えて生きていくことを大切にしています。この辺を、自民党政治屋や官僚は都合よく利用して、援助の振りだけで何もしない・・・・多くの国民の不幸を、自分たちの利得に結びつけることに全精力を使う。今回の災害の最中に、アベシ夫妻は海外旅行に行くようですね・・・驚きの無神経さ!
ネット上では、オームの7人が同日死刑にされる前日に、アベシ・川上法務大臣・岸田文雄・片山さつき等を含むアベシ一派が、祝宴をあげている写真が流れています。公明党や統一教会にとっては、何もわからないままオーム真理教が消えてくれることが一番でしょう。それにアベシにとっても、統一教会や創価学会にプラスになる事は自分の存在価値が高まる。これだけ好き放題ができる国はあるのかな?
BOSCH
7月7日(土)
2週間ほど前に車のエンジンがかからなくなり、工場に入れました。調べた所、ガソリンポンプのリレーがダメになっているようです。セルが回りプラグから火花は出るものの、ガソリンが来ないのでエンジンがかからない状態です。しかし、車が古くなりディーラーもメーカーも、部品を持っていません。そこでいつもの中古車の専門業者に連絡。今回は2種類のリレーが必要なのですが、その専門業者でも1種類のものしか手に入りません。そこでネットで探しましたが、見つかりません・・・・丁度部品の手配をするため、私の車から外したリレーの写真が手に入ったので、よく見ると「 BOSCH 」の文字が見えます。BOSCHならば、世界中にあるはずなので、その線で探し始めるとすぐに見つけました。自動車メーカーの品番では見つからないものの、部品メーカーの品番で調べると、意外と簡単に見つかりました。これで、明日工場に持ち込めば車は動くはずなので、車に乗って帰ることができます。普段は仕事に行くにも徒歩か自転車で間に合いますが、今回の様な雨が続き、特に土砂降りの日には車は必需品ですね。それに毎週、食材の買い出しに行くのですが、いくら小さな車でも、あると無いのでは雲泥の差・・・
最近、国民の将来や日本の未来についてどうでもいいようなニュースばかりが流れている。あくまで自民党や官僚が既得権維持のために、国民の意識を少しでも分散させることが目的なんでしょう。オウム真理教の7人が同日に死刑になろうが、ジャニーズの誰かが女の子を自宅に連れ込んだにしても、文科省の局長が逮捕されようが、日本や国民の未来にとってはどうでもいいニュースばかり・・・・・それに簡単に騙されて、自民党政治屋や官僚のデタラメを追及する目線が逸れてしまう・・・まさに茹でガエル! 彼等もこんなバカ見たいな情報を流すだけで大きな効果が出るので、繰り返し何回でもやり続けるが、効果は絶大?
「TPP」が国家の主権をどう脅かすかも分からず、「集団的自衛権行使」が国民の安全を脅かすことも知らず、「特定秘密保護法案」で官僚や政治屋の暗闇を国民の目から遠ざけ、「種子法の廃止」や「水道事業民営化」など国家の存続や国民の生命・財産の安全確保など全く無視され続けているのに、なんとも思わない茹でガエルの多さ・・・・・驚きというより、あきれ返る!
海外に日本の原子力発電を売っているが、使ったウランは日本が引き取ることになっている上に、事故が起きればメーカーでは無く国家が保障・・・・要は国民の税金を使う(福島原発事故の際の東電と同じ)。メーカーは儲けは自分で取るが、問題発生は責任を逃れ国民の税金で処分することが決まっている・・・・・本当に呆れたシステムを自民党と官僚は作っている。
このまま進むと、あとは世界の使用済みウランを引けうけるのが国家の仕事となり、日本国の使命は終了でしょう。元々、国の半分は福島事故で汚染されている上に、瓦礫の分配や、高い汚染された食物を平然と国中にばら撒いているので、世界からみれば、放射能汚染された土地で人間がどのような症状になるかの実験場としか映っていない。それでも、日本は素晴らしい国だと思っている茹でガエルは、減らないのでしょうね・・・
プレゼント
7月2日(月)
先月の父の日に、もらったプレゼントの中に「京扇子」がありました。昔から使っている扇子と同じようなサイズです。縦の長さが22~23センチあるので、広げると40センチくらいのため結構な風が流れてきます。ここ4~5年ほど前から、デパートなど扇子のあるコーナーを探していましたが、私の持っているものと同じものを見つけることができませんでした。大きさも良いのですが、軽く手首を動かすだけで、大きな風が流れてきます。扇子の骨の部分がしなる様に動くので、手首を動かす以上に風が起きるようです。今月の下旬には京都で友達と会う予定です。その時に、役立つでしょう。
暑い時期の京都に行くには訳があります。最初の日は「鴨川の川床」に行き、川面を流れる風を楽しみながら、京料理とお酒を楽しみながらみんなでワイワイやるつもりです。翌朝は、南禅寺前にある瓢亭に行きます。7月、8月の2ヶ月しか提供しない「朝がゆ」楽しみに行きます。当然のことながら本店を予約しています。入口の格子戸を頭を下げて潜り抜ければ、そこは別世界です。琵琶湖より引いた小川が流れており、うっそうと茂っている木々の中を歩いて客室に入ります。それだけで涼しさを感じられます。何百年も経つあの雰囲気の中で食事をするのが最高ですね。その後、お寺巡りをしながら銀閣寺までブラブラしながら散策のつもりです。途中で、よさそうな茶屋があれば、そこで休憩・・・・・。先回は、長良川の鵜飼いを楽しみました。全員が身体の動けるうちに会っておかないと、いつ会えなくなるか分かりません。今年も元気で会えることに感謝ですね。
9月22日(土)
夕方に宅急便が届きました。送り先を見ると7月に京都で食事をした友達からです。開けてみると、万年筆2本とシーサー(ペンを入れる革製のケース)とインク2種類です。万年筆は、1本はモンブランのマイスターシュチュック149で、もう一本は、限定万年筆「赤と黒」でした。彼は大学時代から万年筆を集めることが好きで、最初の就職先も万年筆メーカーでした。彼の手紙によれば50年前に手に入れたそうです。50年前と云えば大学に入って2~3年目の頃です。その時代に、このレベルの万年筆を買うとは驚きです。
今、私は毎日万年筆を使っています。今使っているのはペリカンM800という万年筆です。それもかなり大きめだと思っていましたが、マイスターシュチュック149はもっと太いし、ペン先も一回り大きいものです。真ん中の写真の緑の縦じまがペリカンM800ですが、マイスターシュチュック149と並べると細く見えます。3枚目の写真は右側がペリカンM800で、左側がマイスターシュチュック149です。まるで大人と子供みたいな感じですね。
普段使っているインクはブルーブラックです。彼が送ってくれたインクはロイヤルブルーでした。お礼に電話をした時に、ブルーブラックは使わない方が良いと云います。理由はインクが詰まる可能性が高いそうです。毎日使っている分には問題は無いのでしょうけれど、数日書かない日が続くとインクが固まり、描けなくなるそうです。ペリカンは毎日使うので、ブルーブラックを使い、モンブランのマイスターシュチュック149は、、毎日は使わないのでインクの固まらないロイヤルブルーを使いましょう。
彼は、4月にも「ガリ」という発掘調査で使うかなり本格的な焼き刃の付いたものを、畑で使うように送ってくれています。そして先月も昔から持っている大切な万年筆の本を、3冊送ってくれました。そして、今回は50年も大事に使ってきた、高級な万年筆を贈ってくれました。どうも、彼は身辺整理を始めているように思えます。5年前に癌が見つかってから、いろいろな病気が次から次への発病し、今回は白血病では無いけれど、その一歩手前の状態だと言われています。それを止めるための治療がピザーラ療法というものらしいのですが、保険が全く効かないようです。しかも、それはただ延命するだけだと云います。そこで彼は、延命措置はとらないと決めたようです・・・・・。今、私ができることは、たまに電話をしてあげることと、年に一度会いに行くことです・・・・・
彼は手紙の中で「我々の命はいつか消えるが、この万年筆は100年も200年も生き続けるでしょう・・・」と書いてありました。大切に使ってあげねば・・・・・
地震
9月9日(日)
北海道は台風や地震が少なくていいところだと考えていました。しかし、6日の夜の台風による暴風は夜も寝ていられないほどのもので、近くの公園の木々も折れて倒れていました。孫が生まれた時の記念に植えたライラックも半分根が起こされた状態になりましたが、翌日修復しました。次の日の7日は寝れるかとおもいきや経験のない地震に見舞われました・・・・これで2日連続で睡眠不足です。
深夜に地震がありましたが、大きな懐中電灯を2台と小型の懐中電灯3台がありましたので、暗闇でも動き回ることができました。壊れたものは、写真たてのガラスが2枚ほどと、飾ってあるお皿と置物ぐらいで大きな被害はありません。大型の懐中電灯はラジオもついているので、情報をとるためにつけっぱなしです。北海道は全家庭とも電気が止まりました。この電気が止まるということが、いかに全ての生活に影響していることが分かりました。
仕事場が気になったので、夜中に車で行って見ました。途中の信号が全て消えています。信号機が消えて使えないとは、60年前を思い出します。当時はよく停電があったので、交差点の真ん中に50-60センチほどの高さの台をおいて、警察官がその上で交通整理をしていました。それ以来の珍しさです。明るくなって、水を確保しようと出かけましたが、スーパー・コンビニ・ガソリンスタンド・薬局・銀行・地下鉄・バス・4ゴミの回収車・・・全てが閉店しており機能していません。世の中が動いていないのです・・・
たった一つの地震でこの状態ですので、戦争などが起きれば、当然のこととして電気や情報網を狙って爆弾が来るのは必至でしょう。当然、日本の原発は対策ができていないので、そこを狙えば、あとはほっておいても放射能汚染で日本は消滅する(原状も似たり寄ったりだが・・・)。電気が止まって日常生活が出来なくなり、原発への爆弾で放射能がばら撒かれ、道路や建物が破壊されて、生活することも移動することもできなくなるということは、子どもを育て、家族を守って生活することが破壊されることですね。そんなことになっても平気な、自民党の憲法改正にはあきれるしかないですね。国民を守る意識がない。アメリカと同じように、戦争で経済を成り立たせたいのでしょう・・・・・
翌日、スーパーの一部が開店しましたが、行列がすごいし、簡単に食べられるパン類や惣菜類は品切れです。家庭に水が無かったり、水があっても、火を起こすことが出来なかったりしているので、簡単に食べられるものは一番に売り切れです。現在の台所の調理器具や暖房・給湯のガス・灯油などは、全て電気で点火するので使えません。従って、すぐに食べられる、パン類や調理済みの食品コーナーが売り切れになってしまいます。
それと、情報を得たいけれどネットにつながらない! 通常の有線の光回線は、停電になると使えないことは分かりますが、無線でネットにつながると思っていたら、緊急時にはつながらないことが分かりました。携帯も繋がりにくくなっており、メールやラインで連絡がやっとでした。この時期に全国各地の友達から安否の連絡があるので、その時に、いかに北海道がひどい状況になっているかが分かりました。ただ、家族との連絡も頻繁にあるので、携帯の電池は瞬く間に減っていきます。
たまたま、私は全てのものが自宅にあったために、あわてることはありませんでした。
水は、普段は浄水器を使っていますが、その他にペットボトルも買っているので、飲み水は確保できました。あとは、水道が止まったときを考えて、風呂や子供の産湯に使ったバスタブや鍋・やかん・ボウル等に水を張りました。夜間の照明は大型のラジオ付き懐中電灯を始め5台くらい持っているので、暗闇になってもOKです。情報はラジオがあるのでつけっぱなしです。携帯等の充電は、小型の携帯用のバッテリーを持っているので当面は安心でした。このバッテリーは、携帯の他に、車のエンジンを掛けれる機能も付いており、まさに緊急時には役立つものです。火は、携帯のガスコンロを1台とボンベを12本持っているので、この最中でもコーヒーを入れて飲むことができました。
このあと、第2弾の余震が来る可能性があるので、次のものを準備しています。
リュックに、飴やチョコレート・ペットボトルなどの食べ物と下着1日分。肩掛けバッグに、パスポート・通帳・印鑑・携帯電話・万能ナイフ等の非常時に逃げ出せるものを準備しました。あとは、実際に起きた時の判断で行動するしかないでしょう。
思い出
8月25日(土)
昨日朝一番に宅急便が届いた。開けてみるとビックリ・・・・・鳴門の友達が、1年がかりで手に入れた絵画を写真パネルにして贈ってくれたのです。この原本は、北本雅巳さんが描いた初めてのものだそうです。北本さんが日展の会員賞をもらった時に、出雲で個展を開き、展示した数十枚の絵画のなかにあった1枚だそうです。友達がその個展を見に行き、このビリヤードの絵画を見て気に入り、売るつもりのなかったものを1年がかりで交渉し、譲ってもらいました。
彼はこの絵を見た時、若いころの自分を思い出したようです。彼とは、大学に入った時に、同じ寮に住んだことから友達になりました。50年以上前のことで、当時の遊びと云えば、麻雀かビリヤードかボーリングくらいしかありません。ビリヤードの好きな連中が時間があれば、近くのビリヤード場に遊びに行っていました。彼に言わせると、絵画の真ん中にいて玉を突くところを見ているのが私で、その右側に建っているのが彼だそうです。そう云われて見てみると、私によく似ていますし、立っている彼の雰囲気も伝わってきます。この絵を見ていると、確かに遠い昔を思い出します・・・・・。大学なので、それぞれ生まれた場所も育ちも違うメンバーが集まる中で、ビリヤードというゲームを通して親しくなっていく・・・そしてその人柄も分かっていく・・・
送ってもらった絵は、まだ表面のシールが張ったままです。きれいに取り外し、場所を決めて飾らねばなりません。しかし、彼の自宅に実物の絵画は100号なので、1600×1300くらいあるでしょう。重さが30キロ以上あると云っていました。これは飾るのしても、中途半端な所には飾るわけにはいかないでしょう。奥さんも絵心があり、数年前に入賞しており、自宅の茶の間には、その絵が飾られていました。絵が生きてくる場所に飾るだけでも大変ですね。いつか、その絵を見に鳴門に出かけなければ・・・
ハワイ
8月18日(土)
私が7月の下旬に京都・山梨と旅行している時に、孫の家族はハワイに出かけました。ラインで写真を送ってくるのですが、もう真黒!特に下の子は黒すぎて土人のようです。それでも楽しくて、毎日泳いで楽しんでいるようです。砂に自分のお城を作ったり、イルカと一緒に泳いだり、大きな浮き輪に乗って海にただ浮かんでいたり、時にはプールで遊んだりしています。今回泊っているところは、昨年の7月に北海道の羽幌海水浴場に一緒に行った人の自宅です。昨年は、彼は一足先にフィリピンにもある自宅に戻り、所有しているウルトラライトプレーンを練習し、孫たちが来るのを待って、ライトプレーンに乗せて遊んでくれました。今年はハワイの自宅で迎えてくれて、自宅のプールやジャグジーで遊ばさせてくれています。送ってくれた写真には、昨年よりは少し若くみえる彼が、二人の孫を膝の上に乗せている姿がありました。彼には子供がいないため、孫たちが遊びに来ると嬉しいのでしょうね。ハワイの自宅はかなり広い上に一人住まいなので、1家族が泊ってくれる方が活気があっていいのでしょう。子供たちが遊んでいる間に、父親は自分の土地の草刈りに精を出していました。ハワイは、伸びる草をほっておくと火災の危険があるので、罰金がかかってきます。一人でやっても1週間ほどあれば草刈りも終わり、子供たちと遊べる時間も十分にあったでしょう。もう帰国する時期ですが、迎えに行く私が三日ほど前から、腰痛で動けなくなっています。お迎えは、家族の誰かに代ってもらうしかないでしょうね。丁度すこし前にラインの動画ビデオで会話をしたので、空港へのお迎えはパスでもいいでしょう。
災害
7月8日(日)
ニュースでは、西日本の雨による被害を流していますが、自民党政権は酒を飲んで楽しんでいるようですね。自民党と官僚にとっては、災害は旨い飯のタネができたので嬉しくてたまらないのが本音でしょう。表面的には、災害に遭われた地域を心配している雰囲気や言葉は出すが、本音では「これで税金の無駄遣いができる口実ができた・・・」と思っているのでしょう。他国にはいくらでも金は出すし、防衛費を膨らましてアメリカからオスプレイを始めいろいろな軍備品に莫大な金は使うが、自国の国民が困っても、スズメの涙ほどの金は使わない。福島を始め、天災に会うとその後の生活が全く違うものになるけれど、日本人はそれに耐えて生きていくことを大切にしています。この辺を、自民党政治屋や官僚は都合よく利用して、援助の振りだけで何もしない・・・・多くの国民の不幸を、自分たちの利得に結びつけることに全精力を使う。今回の災害の最中に、アベシ夫妻は海外旅行に行くようですね・・・驚きの無神経さ!
ネット上では、オームの7人が同日死刑にされる前日に、アベシ・川上法務大臣・岸田文雄・片山さつき等を含むアベシ一派が、祝宴をあげている写真が流れています。公明党や統一教会にとっては、何もわからないままオーム真理教が消えてくれることが一番でしょう。それにアベシにとっても、統一教会や創価学会にプラスになる事は自分の存在価値が高まる。これだけ好き放題ができる国はあるのかな?
BOSCH
7月7日(土)
2週間ほど前に車のエンジンがかからなくなり、工場に入れました。調べた所、ガソリンポンプのリレーがダメになっているようです。セルが回りプラグから火花は出るものの、ガソリンが来ないのでエンジンがかからない状態です。しかし、車が古くなりディーラーもメーカーも、部品を持っていません。そこでいつもの中古車の専門業者に連絡。今回は2種類のリレーが必要なのですが、その専門業者でも1種類のものしか手に入りません。そこでネットで探しましたが、見つかりません・・・・丁度部品の手配をするため、私の車から外したリレーの写真が手に入ったので、よく見ると「 BOSCH 」の文字が見えます。BOSCHならば、世界中にあるはずなので、その線で探し始めるとすぐに見つけました。自動車メーカーの品番では見つからないものの、部品メーカーの品番で調べると、意外と簡単に見つかりました。これで、明日工場に持ち込めば車は動くはずなので、車に乗って帰ることができます。普段は仕事に行くにも徒歩か自転車で間に合いますが、今回の様な雨が続き、特に土砂降りの日には車は必需品ですね。それに毎週、食材の買い出しに行くのですが、いくら小さな車でも、あると無いのでは雲泥の差・・・
最近、国民の将来や日本の未来についてどうでもいいようなニュースばかりが流れている。あくまで自民党や官僚が既得権維持のために、国民の意識を少しでも分散させることが目的なんでしょう。オウム真理教の7人が同日に死刑になろうが、ジャニーズの誰かが女の子を自宅に連れ込んだにしても、文科省の局長が逮捕されようが、日本や国民の未来にとってはどうでもいいニュースばかり・・・・・それに簡単に騙されて、自民党政治屋や官僚のデタラメを追及する目線が逸れてしまう・・・まさに茹でガエル! 彼等もこんなバカ見たいな情報を流すだけで大きな効果が出るので、繰り返し何回でもやり続けるが、効果は絶大?
「TPP」が国家の主権をどう脅かすかも分からず、「集団的自衛権行使」が国民の安全を脅かすことも知らず、「特定秘密保護法案」で官僚や政治屋の暗闇を国民の目から遠ざけ、「種子法の廃止」や「水道事業民営化」など国家の存続や国民の生命・財産の安全確保など全く無視され続けているのに、なんとも思わない茹でガエルの多さ・・・・・驚きというより、あきれ返る!
海外に日本の原子力発電を売っているが、使ったウランは日本が引き取ることになっている上に、事故が起きればメーカーでは無く国家が保障・・・・要は国民の税金を使う(福島原発事故の際の東電と同じ)。メーカーは儲けは自分で取るが、問題発生は責任を逃れ国民の税金で処分することが決まっている・・・・・本当に呆れたシステムを自民党と官僚は作っている。
このまま進むと、あとは世界の使用済みウランを引けうけるのが国家の仕事となり、日本国の使命は終了でしょう。元々、国の半分は福島事故で汚染されている上に、瓦礫の分配や、高い汚染された食物を平然と国中にばら撒いているので、世界からみれば、放射能汚染された土地で人間がどのような症状になるかの実験場としか映っていない。それでも、日本は素晴らしい国だと思っている茹でガエルは、減らないのでしょうね・・・
プレゼント
7月2日(月)
先月の父の日に、もらったプレゼントの中に「京扇子」がありました。昔から使っている扇子と同じようなサイズです。縦の長さが22~23センチあるので、広げると40センチくらいのため結構な風が流れてきます。ここ4~5年ほど前から、デパートなど扇子のあるコーナーを探していましたが、私の持っているものと同じものを見つけることができませんでした。大きさも良いのですが、軽く手首を動かすだけで、大きな風が流れてきます。扇子の骨の部分がしなる様に動くので、手首を動かす以上に風が起きるようです。今月の下旬には京都で友達と会う予定です。その時に、役立つでしょう。
暑い時期の京都に行くには訳があります。最初の日は「鴨川の川床」に行き、川面を流れる風を楽しみながら、京料理とお酒を楽しみながらみんなでワイワイやるつもりです。翌朝は、南禅寺前にある瓢亭に行きます。7月、8月の2ヶ月しか提供しない「朝がゆ」楽しみに行きます。当然のことながら本店を予約しています。入口の格子戸を頭を下げて潜り抜ければ、そこは別世界です。琵琶湖より引いた小川が流れており、うっそうと茂っている木々の中を歩いて客室に入ります。それだけで涼しさを感じられます。何百年も経つあの雰囲気の中で食事をするのが最高ですね。その後、お寺巡りをしながら銀閣寺までブラブラしながら散策のつもりです。途中で、よさそうな茶屋があれば、そこで休憩・・・・・。先回は、長良川の鵜飼いを楽しみました。全員が身体の動けるうちに会っておかないと、いつ会えなくなるか分かりません。今年も元気で会えることに感謝ですね。
同じ思いの方がいらっしゃる事に、ホッとしました。私の周囲では、原発内部被曝や様々な安全性に
興味すら持ってなく、本音で会話ができません。
今後も、色々な分野の思いを綴っていただきたく存じます。
今後も是非拝読させていただきたいと思います。
ありがとうございました。