祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 吉永小百合さん原爆詩朗読 ピアノ坂本龍一さん

2018-08-19 23:21:27 | 生き方
吉永小百合さん原爆詩朗読 ピアノ坂本龍一さん



吉永小百合さんと云えば、私たち(団塊)世代では「かわいらしい女の子」のイメージです。とてもか弱い方で、守ってあげねばならないという気持ちを持たせる女性の印象です。その彼女が、イギリスのオックスフォード大学にある教会で、学生に原爆詩を朗読しています。一人の女性として、腕力でも無く、権力でもなく、朗読という形で、今の日本のおかしな現状に抵抗する姿勢を見せてくれています。如何に一人一人が、自分でできる形で立ち上がるかどうかですね。ゆでガエルが少しでも少なくなる日本を目指して・・・

・ 室井佑月「2人とも倒れてしまえ」

2017-10-15 06:04:34 | 生き方


室井佑月さんをテレビなどで見かけると、なぜかホッとしまう。あの話し方だけを聞くのと、話の内容を比べるととてもギャップがあります。優しい口調の中に本質的な事が含まれている。そして一般庶民の本音の部分のような気がします。分かりやすい言葉で、ポイントをきちんと押さえているところが好きですね。

以下、AERAさんより転載します。



室井佑月「2人とも倒れてしまえ
連載「しがみつく女」

室井佑月



 現政権を批判してきた作家の室井佑月氏。「希望の党」小池百合子代表についてはこういう。

*  *  *

 権力の私物化をする国民に嘘ばかりつく、傲慢な安倍政権が嫌いだ。

 トランプさんに右へ倣えの、危なっかしい外交も怖い。

 この政権は、国民の財産を、海外やお友達にバラまいてきた。この政権にとって、自衛隊員の命も、アメリカさんに請われたら、簡単に差し出せる物資みたいなものである。

 天皇陛下に、信じられないような意地悪するしさ。

 だいたい応援団が悪いよな。政権の悪口をいうと、『売国奴』だの『反日』だの、『日本人じゃない』などと罵られる。

 はあ? この国の良いところを変えてしまったのは、安倍政権じゃないのか?

 安倍さんなんて、勇ましいのは口だけじゃ。モリ・カケ問題について、丁寧に説明するといっていたのに、国会の審議から逃げたじゃん。

 その口だって、ほんとうに強そうなトランプさんやプーチンさんとは、きちんと対峙し交渉しようともしない。

 一日も早く、安倍さんじゃない人が首相になってくれよ、と思ってた。だけど、安倍さんに取って代わる芽が出てきたのが、安倍さんみたいな人だとは思わなかった。いいや、それ以上かもしれん。

 安倍さんは口だけ勇ましいかもしれないが、小池百合子さんは本気で根っから勇ましそうだ。

 なにしろ、女一匹、自民党、現権力に喧嘩売るんだもんな。

 ほら見てみ? 小池さんが率いる希望の党に、民進党が食われてしまった。

 小池さんは党の性質を『寛容な保守』といっているが、ぜんぜん寛容じゃないでやんの。民進党の人間を全員受け入れるつもりはさらさらないんだって。リベラル派は排除だって。

 ま、歴史修正主義、極右の中山夫妻がこの党に加わると知ったとき、安倍さん以上なのだこの党は、と思った。

 そういうことを、テレビを観ているどれだけの国民がわかっているのか? テレビだけ観ていると、今までのオッサン政治から脱却し、この国のトップが女性になるのは、良いことのような気がしてしまう。しかし、小池百合子さんの強さは、あたしから見ると、男の強さなんだと思う。

 大きな鉈のように、バッサバッサと邪魔なものを切っていく。邪魔者は情け容赦なく排除し、つねに自分が上を目指そうとする強さだ。

 あたしが熱望する、トップになって欲しい女性像とは違っている。

 あたしが熱望する女性のトップ像とは、この国の母となれるような人。誰とでも横繋がりで仲良く出来、包み込むみたいな温かい愛情を持った人。そして、踏まれても踏まれても、雑草みたいに強く、信念を曲げない人。

 安倍さんと小池さん、派手な、凄まじい戦いになってきた。もちろん、あたしはどっちの応援もする気はない。いっそ、2人とも倒れてしまえ

※週刊朝日 2017年10月20日号

・ 子供に明日を

2015-12-16 01:23:06 | 生き方


中東で起きている戦争に巻き込まれている子供たちをを見て、なんと酷いことをする政治屋が多いのだろうと思っていましたが、日本の現実でも同じようなことが起きています。ただ爆弾やミサイルで攻撃していないから分かりにくいものの、この豊かな日本で日々の生活が厳しい子供達が大勢いることが問題です。

平均的な所得の半分以下で生活しているということは、年間の収入で100万円台の世帯であるということですね。これで家族を養っていくのは、とても厳しいのはよく分かります。自民党はこれらの根本的な対策は決してしないでしょう。いつもの通り、やっている振りだけはして、わずかな補助金を出してそれで終わりでしょう・・・・アベシ政権後50兆円を超える金額が海外にばらまかれているが、国内の貧困層への支援はわずか・・・・

自民党は金をばら撒き、自分たちに還元するところに重点的を置く。従って、支援しても戻る見込みのない貧困層への支援は形だけのものである。しかも、する事と云えば金をばら撒くだけの政策で、そのような状況にならないような仕組みつくりだとか、自分で独立して行ける為の支援は基本的に行わない。それは、国民のための政治をしようとする姿勢がないからである。

日本の未来を決める子供たちに、誰でもが平等に受けられる教育が必要でしょう。
以下 西日本新聞より転載します。




子どもに明日
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西日本新聞・子ども問題取材班
メールアドレス:kodomo110@nishinippon-np.jp / ファックス:092(711)6246

貧困連鎖、奪われる未来 九州深刻、5人に1人
2015年12月15日12時30分 (更新 12月15日 13時00分)

 厚生労働省の調査では、平均的な所得の半分を下回る世帯で暮らす18歳未満の割合(子どもの貧困率)は2012年で16・3%と6人に1人となり、過去最悪だ。母子家庭を中心に大人1人で子どもを育てる世帯に限れば54・6%に上る。九州はより深刻で、就学援助受給率などから西日本新聞が試算した結果では、ほぼ5人に1人が貧困状態とみられる。

 こうした状況は周囲からは見えにくい。貧困家庭の子どもが必ずしもぼろぼろの服を着ているわけでもない。公立高校の教師は「制服を着ていると同じようにみえるが、授業中、机に突っ伏して空腹に耐えている子もいる」と話す。

 大学や短大への進学率は13年の全世帯の全国平均53・2%に対し、生活保護世帯は19・2%にとどまる。学歴は生涯賃金に大きく影響する。受験競争が過熱し、中学3年生の通塾率が6割を超えるとされる一方、貧困世帯の子どもが十分な教育を受けられず、貧困が次世代に連鎖し、抜け出せなくなる構図がある。

 経済協力開発機構(OECD)の調査では、日本は国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出の割合が比較可能な32カ国の中で最下位。「子どもの貧困対策推進法」が昨年1月、「生活困窮者自立支援法」が今年4月に施行したが、まだまだ取り組みは不十分だ。 日本財団が今月公表した推計では、子どもの貧困をこのまま放置した場合、現在15歳の1学年だけでも日本全体の経済的損失は2兆9千億円に上り、政府の財政負担は1兆1千億円増えると警告した。社会的な損失も大きい。

 貧困は子どもから「機会の平等」を奪う。かつて「一億総中流」と言われた社会は、富裕層と貧困層に二極化が進む。戦後70年の、日本の現実だ。「困っている子どもを救いたい」と思う人は少なくない。どうすれば子どもたちに必要な支援が行き届くのか。政府の貧困対策の充実など具体的な解決策に結びつくのか。九州の現場を歩き、考えていきたい。

 関連記事「母と子3人、所持金200円」
=2015/12/15付 西日本新聞朝刊=

・ 世界一有名な町工場のおじさん・植松努さん

2015-11-11 18:15:13 | 生き方


北海道赤平市に住む町工場のおじさんが、ロケットを飛ばそうとしています。小さなころより、おばさんに教えられたことを大切にして生きています。学校では先生からいろいろと教わりますが、根本的な考えかたの違いに気づき、独自の道を歩きながら夢を実現しています。多くの子供たちに、考えることの大切さを教えてるチャンスですね。




世界一有名な町工場のおじさん・植松努さん