現在、~ピンクリボン特別寄稿作品~として、「ひなたぼっこ」に続き、「五体満足」の連載を開始しています。本作品は私の家族の実体験の出来事をひとつのベースにし、人が生きるために必要な“人間愛”や“家族愛”を描いた、とても人間味に溢れる作品です。当ブログをご覧のみなさんにもこの機会に本作品を通じて、一人でも多くの方が、“乳がん撲滅キャンペーン”の本来の趣旨が伝わりますことを、心から念願しています。
ピンクリボン特別寄稿作品
「五体満足」3
♪君の笑顔は世界一の宝物
君が ママのお腹の中を飛び出して
オギャーという 大きな産声を上げている
白い産着にくるまれた 君をこの手に抱いたとき
「僕は、初めてパパになったんだなあ・・・」という気がした
最初はおサルさんみたいに真っ赤な顔をして ちょっぴり悲しかったけど
やがて君が月日とともに 寝返りを打ち
ハイハイをして お座りをして
最初はヨチヨチだけど 歩けるようになるまでに
なんど見せてくれたのだろう 君の天使のような笑顔
今日のパパの悲しみやママの苦しみに 明日の希望に変えてくれる
君の笑顔は世界で一番の宝物
でも、結婚当初から現在までの道のりを独りになってよくよく考えてみると、これまで僕が人生の中で何か大きな問題にぶつかるたびに、いつも僕の人生の悲しみや苦しみとその身を削って、常に一緒になってその問題と闘ってくれたのは愛里だった。
そして、事あるごとにくじけそうになる僕を明るい笑顔で叱咤激励し、涙や汗を分かち合って僕の心の支えになっていて来てくれたのも、ほかでもない愛里だった。
そう僕の人生そのものが、愛里の存在なしでは成り立たなかったである。
もっと分かりやすくいうと、もし愛里がいなかったら自ら引き起こした問題の苦しみに負けて、もう僕はこの世に存在しなかったかもしれないのである。
そんな、これまでの僕の人生の中において一番の良き理解者であり、一番の心の支えである愛里に対して、例えそれが一時の心の煩わしさの逃避からだったとはいえ、今まさに自分の命の生死を賭けて病気と闘っている、彼女の本当の心の苦しみも分かってあげずに、その彼女に多少の愚痴や嫌味を言われたからといって、彼女の存在を煩わしく思ったり疑念を抱いたりしたことが、いかに僕は自分自身が小さな気持ちの持ち主で、これほど後悔するのと同時に腹立たしく思ったことはなかった。
そして、“乳がん”の手術した傷口や、治療のために投薬している薬の副作用のせいで体が痛み、まるで海老のように丸く体を折り曲げて、何度も何度も寝返りを打ちながら、ベッドの上に苦しそうな表情で横になっている、愛里に対して「ごめんね。ママ・・・」と、心の中でひとこと呟いた。
また、これまでの人生を振り返ると、愛里がどんなに心や体の痛みを訴えて、その痛みや苦しみのせいで僕を傷つけるような愚痴を口走ったとしても、もしも本当に僕がその言葉を本気にしてその場に彼女を独りぼっちに置き去りにして、その場から遠ざかったり逃げたりしたとしたら、僕はもうその瞬間から人間として道徳心のひとかけらもない、人間のぬいぐるみを被っているだけの“堕天使”だといっても、決して過言ではないだろう。
そして同時に、だとしたら、どうせこれからも同じ屋根の下で同じ人生を歩くのだったら、今度は僕が僕のこれまでの人生の悲しみや苦しみを、いつも陰や日向になって支えてくれた愛里に対して、常に「心から、ありがとう・・・」という感謝の気持ちを持ち続けて、僕自らこの両手やこの胸で彼女の心や体の悲しみや痛みを受け止めてあげるのが、これまでなんどとなく人生の荒波や強風に遭遇しながらも、常にお互いに励ましあったり支えあったりしながら、僕と一緒にその日その日を心身ともに傷ついてボロボロになりながらも、なんとか歯を食いしばって生き抜いて来た彼女にとっては、それが夫婦としての最高のプレゼントになるではないかと思った。
そんなふうに気持ちの切り替えができるようになったとたん、愛里の三度目の“乳がん”が再発したのも、彼女と一緒に生きて行くための条件として、天が僕に与えてくれた人生の最後の大きな試練であり贈り物ではないかと思えるようになった。
そして気が付いたら、いつの間にかこれまで心の中に燻ぶっていたうっとうしさや憂鬱さも自然に消えてなくなってしまい、また以前のように彼女と真正面から向かい合って、笑顔で話せるようになった。
次回に続く
“乳がん”(にゅうがん)は、乳房組織に発生する悪性腫瘍の一種です。現在、アメリカでは全女性の8人に1人の割合で、一生の間に乳がんになる人がいると言われています。私たち、日本では欧米に比べてその確率はかなり少なくものの、約20人に1人という割合で増えており、現在その乳がんで死亡する女性の数が、年間約1万人と年を増すごとに拡大しています。乳がんの検査には、問診、触診、細胞診(乳房に細い針を挿入し腫瘍細胞を採取する方法)、マンモグラフィー(乳房Ⅹ線撮影)などの検診がありますが、なによりも求められるのは、早期発見と効果的な治療を行うための、自ら進んでの病院での検診です。また、最近は乳がんには遺伝的な要素もかなり高い確率であることが立証されて来ていますが、そのほかの要因として、下記のような原因などが取りざたされています。
1:初経年齢(月経が始まった年齢)が低い。
2:閉経年齢が高い。
3:ホルモン療法(エストロゲン製剤、ピルなど)を受けている
4:妊娠・出産歴がない。
5:飲酒、喫煙など
また、“乳がん”の治療は原則的には外科手術が一般的ですが、現在はほとんどがこの外科手術に化学療法や放射線療法が併用されることが多くなっています。
※「ウィキペディア」の資料を一部参照。
今日の一口メモ1
いよいよ、goo「ひとことスター」のスター“NAOさん”と、mixi「マイミクのボイス」のスター“柊ナギサさん♪”のお二人から共演の承諾をいただきましたので、近日中にふたつブログの枠を超えた「ひとことボイス」スターの夢の共演が、実際に実現することになりました。
今日の一口メモ2
今日、我が師(石坂まさを)に当ブログにお越しいただいているみなさんに対して、現役の高校生歌手の“渡辺やえちゃん”が歌っている『ハイ よろこんで 七福神』の歌詞で、そのお礼と喜びを伝えていることを話しましたら大変喜んで、「もっと、歌を宣伝しておいてね・・・」と言われましたので、今日は、『ハイ よろこんで 七福神』の歌詞の一番を全部紹介しますね。(笑う)
ハイ よろこんで 七福神
ハァー
めでたい鯛釣る 恵比寿様は
商売繁盛の 夢も釣る
めでたいな めでたいな
ハイ よろこんで 七福神
一番 恵比寿様
あなたも 友達に
ナッテネ ナッテネ
ちなみに、この歌を歌っている“渡辺やえちゃん”は、現役の女子高校生とは思えないほど、とてもやさしくて温かい心の持ち主ですので、彼女のことがこれからどこかでみなさんの目にとまるようなことがありましたら、ぜひ応援してくださいね。
いよいよ、新時代のスターづくり(音楽制作)のシステム開発に成功!!
♪いよいよ、新時代のスターづくり(音楽制作)のシステムに開発に成功しました。まずは、そのシステムの成功確立がどれだけあるのか?その一環として実際のスターづくり(夢づくり)に挑戦することになりました。やがて、世界中の人々に本システムの開発内容が「新しい時代のスター誕生」の作成工程を、まったく新しいものに切り替えてくれるのではないかと思います。もしも、この“夢物語”が“現実の物語”になって登場しましたら、「ああ、あのとき言っていた話か・・・」と思い出し、ぜひみなさんも自分の“夢づくり”参加して挑戦してくださいね
♪♪本業務においては、広く一般から当システムの開発及び、事業展開に対する出資協力者を募集しています。ぜひ、本事業に興味のある方は、下記の電話かメールアドレスまでご連絡ください。
※ただし、本業務内容(システム図)をご覧いただく場合には、大変お手数をお掛けして申し訳ありませんが、必ず秘密保持契約書(または覚書)を結ばせていただきますのでご了承ください。
電話 / 090-1990-3944 担当:下家 猪誠
メールアドレス / m_ishizaka518@yahoo.co.jp
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