渦巻銀河としては、我々の銀河系から一番近い距離にあるアンドロメダ銀河ですが、目視が可能とは言え太陽系から230万光年も離れているため、今まで撮影された姿はボヤけたものばかりでした。
しかしNASAが昨年の暮れ(2009年12月14日)に打ち上げた広域赤外線探査衛星(ワイズ)"Wide-field Infrared Survey Explorer"によって非常に鮮明な写真が撮影され、公開されました。
渦巻銀河の名の通り、渦巻いた様子がはっきりと伺えます。
赤外線撮影なので合成した色だと思われますが、青い部分は成熟した星、黄や赤の色は若い星とのこと。
ワイズは広角カメラにより全方位の天体地図を作製する他、地球に接近する危険な小惑星を探し出す役目も期待されているそうです。
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