通勤途中の仙台車両センタ付近で見かけた、583系。
あの日 すなわち2011年3月11日の朝に撮った写真がここにあります。
あの日は、いろんなことがあった日でした。
震災発災前の出来事についても。
半年の節目、ということで、
なんとなく振り返ってみます。
いつものように0807頃陸前原ノ町着の仙石線を降りた俺は、
いつものように地上に出ると坂下交差点を渡り、
いつものように北へ向かって歩いていました。
東北本線の線路と交差するガードの直前、
目の前に飛び込んできたのは583系。
臨時列車かなんかの運用なんだと思います。
この時間にこの場所で見かけることは珍しいので、
反射的にケータイカメラを構え、
シャッターを押したのが0815。この写真です。
この時間はまだ、何も起こってなかった、そんな普通の朝でした。
話はまだ終わりません。
この後出勤した俺は、
時間は忘れましたがある重大なトラブルに気がついたのです。
なんと、ケータイにつけていたストラップのフクロウくんだけが取れて無くなっていたのです。
これは、昨年夏の北海道旅行の折、
行きのフェリー「いしかり」の売店で買った、
十二支(亥)つきふくろうくん。
大のお気に入りだし、ぞんざいに扱えない事情もあったので、
かなり焦りました。
俺の推論は、
「朝の写真撮影の時に取れたに違いない!」であり、
ここまで来たら探しに行かない手はありません。
よって、1300から時間休取得で現場へ向かいます。
そこに落ちているかどうか、保証はないままに。
覚えています。このとき、非常に寒かったこと。
雪がチラついていますた。
フクロウくんを発見するのに時間はかかりませんでした。
道路の端の隅っこの角っこに。
この瞬間の喜びは、まさに言葉では表現不能。
時刻をみると、まだ1320。
せっかくの1時間休暇なので、
目と鼻の先にある書店に行ってみました。
そのときそこで買ったのが、これ。
費用対効果的に、普通の精神状態なら買うほどのモノではないのですが、
さすがにこの時は感情が上ずっており、
まあご祝儀ってことで手に取ったのです。
時刻は確か1340。
職場に戻った俺は、
PCの非公開スケジュールにこう書きこみました。
「1330 ふくろうくんサルベージ作戦成功」(笑)
原隊復帰から、「あの事象」までおおよそ1時間。
その後のことは、もう殆ど断片的な記憶しかありません。
終わりなき悪意に満ちた揺れと、無慈悲な寒さと。
…こんな、普段とはちょっと違った、
それでも限りなく「普通」なカテゴリーに分類される日だったのです。
少なくとも昼下がりのある時点までは。
あの日 すなわち2011年3月11日の朝に撮った写真がここにあります。
あの日は、いろんなことがあった日でした。
震災発災前の出来事についても。
半年の節目、ということで、
なんとなく振り返ってみます。
いつものように0807頃陸前原ノ町着の仙石線を降りた俺は、
いつものように地上に出ると坂下交差点を渡り、
いつものように北へ向かって歩いていました。
東北本線の線路と交差するガードの直前、
目の前に飛び込んできたのは583系。
臨時列車かなんかの運用なんだと思います。
この時間にこの場所で見かけることは珍しいので、
反射的にケータイカメラを構え、
シャッターを押したのが0815。この写真です。
この時間はまだ、何も起こってなかった、そんな普通の朝でした。
話はまだ終わりません。
この後出勤した俺は、
時間は忘れましたがある重大なトラブルに気がついたのです。
なんと、ケータイにつけていたストラップのフクロウくんだけが取れて無くなっていたのです。
これは、昨年夏の北海道旅行の折、
行きのフェリー「いしかり」の売店で買った、
十二支(亥)つきふくろうくん。
大のお気に入りだし、ぞんざいに扱えない事情もあったので、
かなり焦りました。
俺の推論は、
「朝の写真撮影の時に取れたに違いない!」であり、
ここまで来たら探しに行かない手はありません。
よって、1300から時間休取得で現場へ向かいます。
そこに落ちているかどうか、保証はないままに。
覚えています。このとき、非常に寒かったこと。
雪がチラついていますた。
フクロウくんを発見するのに時間はかかりませんでした。
道路の端の隅っこの角っこに。
この瞬間の喜びは、まさに言葉では表現不能。
時刻をみると、まだ1320。
せっかくの1時間休暇なので、
目と鼻の先にある書店に行ってみました。
そのときそこで買ったのが、これ。
プラモデルカタログ2011 (GEIBUNMOOKS) | |
クリエーター情報なし | |
芸文社 |
費用対効果的に、普通の精神状態なら買うほどのモノではないのですが、
さすがにこの時は感情が上ずっており、
まあご祝儀ってことで手に取ったのです。
時刻は確か1340。
職場に戻った俺は、
PCの非公開スケジュールにこう書きこみました。
「1330 ふくろうくんサルベージ作戦成功」(笑)
原隊復帰から、「あの事象」までおおよそ1時間。
その後のことは、もう殆ど断片的な記憶しかありません。
終わりなき悪意に満ちた揺れと、無慈悲な寒さと。
…こんな、普段とはちょっと違った、
それでも限りなく「普通」なカテゴリーに分類される日だったのです。
少なくとも昼下がりのある時点までは。
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