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【W33SA】初の地上デジタルTV対応

2005年10月25日 21時24分49秒 | au
 「W33SA」は、2006年4月1日スタートの携帯向け地上デジタルテレビ放送「ワンセグ」を視聴できる三洋電機製CDMA 1X WIN端末。新サービスである「Hello Messenger」対応で、アナログテレビやFMラジオの受信機能を備えるほか、SD-Audio準拠の音楽プレーヤー機能も利用できる。12月上旬発売予定。


 地上デジタルテレビである「ワンセグ」の受信では、通常の受信のほかにデータ放送と「EZナビウォーク」を連携させた利用も可能。例えば、番組中で紹介されているお店の場所などの情報をデータ放送部分で受信し、そこからお店の場所をEZナビウォークの目的地に設定するといった使い方ができる。これらは放送局が個別に制作するデータ放送部分での対応で、番組ごとに対応状況は異なる見込み。

 ワンセグのサービス開始時期は2006年4月1日で、それまでは本格的な放送は行なわれないが、フジテレビ、テレビ朝日、TBSなど一部放送局が関東を中心に試験放送を行なっている。W33SAの発売後でワンセグのサービス開始前であっても、W33SAで試験放送波は受信可能。

 ワンセグを連続視聴可能な時間は、満充電の場合、イヤホン使用時で約2時間45分、スピーカー使用時で約2時間30分。電池残量の目盛りが1つになるとワンセグの受信はできなくなる。アナログテレビ放送の場合は、連続1時間の受信でアプリが一度終了する。再度受信を開始することはできるが、こちらも電池残量の目盛りが1つになると受信はできなくなる。アナログテレビは消費電力などの問題からワンセグよりも視聴可能な合計時間は短くなる見込み。

 録画機能も用意され、ワンセグは最大20分、アナログテレビは最大約40分の録画が可能。ワンセグではデータ放送も一緒に録画できる。ビデオプレーヤー機能が用意され、録画したデータやSD-Video形式のファイル、端末のカメラで撮影した動画を再生できる。テレビ関連機能ではこのほか、ワンセグの字幕表示機能やテレビ番組表、赤外線機能によるリモコン機能を搭載している。


 ミュージックプレーヤー機能も用意され、SD-Audio形式の音楽ファイルをパソコンから転送して再生可能。着うたフル、録音したEZ・FMのデータもプレーヤーで再生できる。miniSDカードは512MBまでをサポートする。なお、パソコンから音楽ファイルを転送する際に必要なソフト「SD-Jukebox」は別途用意する必要がある。

 メインディスプレイには約2.4インチ、240×320ドット、約26万色表示のカラー液晶を搭載。画面周りはつや消しの処理が施され、テレビ視聴時の映り込みに配慮されている。オートフォーカス対応の126万画素カメラを備えるほか、50MBの内蔵メモリを搭載し、データ専用領域は20MB、BREW専用領域は1.5MB。日本語入力機能としてAdvanced Wnn V2が用意されている。

 既存サービスとしては、送話口に聴かせることで楽曲を検索できる「聴かせて検索」に対応し、「安心ナビ」やアプリのダウンロードで「EZ助手席ナビ」に対応する。連絡頻度の高い相手を登録しておき、より少ない手順で電話やメールができる「ペア機能」に装備。このほか、他社の携帯電話でも読み取れるQRコードを作成できる「バーコードリーダー&メーカー」機能も利用できる。Eメールバックグラウンド受信にも対応している。なお、「W32SA」で搭載されたFMトランスミッター機能は搭載されない。また、au ICカードには対応しない。

 大きさは50×105×27mm、重さは約150g。連続通話時間は約210分、連続待受時間は約250時間。ボディカラーは、アドバンスブラウンとプログレスシルバーの2色展開となる。

「ワンセグ」や音楽再生機能を備えた「W33SA」

 地上デジタルTVのワンセグメントの本サービスを前にしてW33SAがこんなに早く発売されるとは思ってもいなかっただけに、auと三洋が他社よりもいち早く発売したかったという意気込みがうかがえる。

 ボディ形状はW21SAを連想させるような2軸式となり、三洋はスライド式、折りたたみ式などの豊富なバリエーションをラインナップしている。

 ただ残念なのは、W31SAⅡには付属していたSD-Jukeboxが付属しない点だ。

【W32T】PCサイトビューアー、Bluetooth対応

2005年10月25日 21時15分43秒 | au
 東芝製「W32T」は、パソコン向けWebサイトを閲覧できる「PCサイトビューアー」を搭載した折りたたみ型CDMA 1X WIN端末。11月下旬発売予定。

 同端末は、「W31T」に搭載されたパソコン向けWebサイトが閲覧できる「PCサイトビューアー」を搭載し、236万画素CCDを装備。「Exif Print」「PRINT Image MatchingIII」対応のプリンタでは、撮影情報をもとに画像ファイルを補正し、より忠実なプリントが得られる。

 トランシーバー風に通話できたり、画像やテキストをやり取りできる新サービス「Hello Messenger」に対応し、端末のハードウェアはW31Tと同様。ただし、カメラ部分は、W31Tで指摘されたノイズ対策が施され、接写撮影機能のシャープネスも高くなっているという。また、スピーカーの音が小さいとの指摘があったため、音圧も新たに調整されているとのこと。このほか、待受画面やメニュー画面など、細かな部分が変更されている。

 メインディスプレイは、約2.4インチ、240×320ドット、26万色表示のポリシリコンTFT液晶、サブディスプレイは、約1.1インチ、112×112ドット、約65,000色表示のTFCC液晶となる。Bluetooth機能も搭載され、ハンズフリー通話のほか、ダイヤルアップ機能やデータ転送機能、プリンタ出力機能などをサポート。また、BREWアプリからBluetoothをコントロール可能となっている。

 日本語入力機能はMobile Rupoに対応。メモリは、データ用に15MB、BREW用に5MBを内蔵。miniSDカードスロットも搭載され、256MBを標準サポートする。なお、端末パッケージには、辞書ソフト「辞スパ」が収録された16MBタイプのminiSDカードが同梱される。国語辞書約40,000語、英和辞書約60,000語、和英辞書が約36,000語が利用できる。

 このほか、ステレオツインスピーカーを搭載し、「着うたフル」「聴かせて検索」をサポート。3Dゲーム用に3D描画エンジン「T4G」も搭載される。従来の東芝製端末と同様に、テレビチューナー付きのパソコンで録画した番組をminiSDカードに記録して、携帯電話で楽しむ機能などが用意されている。あらかじめ登録しておいた連絡先に手軽にメールや電話ができる「ペア機能」や「安心ナビ」もサポートする。

 大きさは50×103×21mm、重さは約117g。連続通話時間は約200分、連続待受時間は約280時間。ボディカラーは、エクリュホワイトとロージーピンクの2色展開となる。

PCサイトビューアー、Bluetooth対応の「W32T」

 Hello Messenger対応以外は、基本的にはW31Tと変わらず、細かい部分の改良を重ねているようだ。

 単なる新色追加とせずに、ユーザーからの不満を改良していく東芝の姿勢には好感が持てる。

【A5515K】300万画素、初のデュアルバンド端末

2005年10月25日 21時02分22秒 | au
 京セラ製「A5515K」は、新サービスである「Hello Messenger」に対応し、オートフォーカス付き323万画素CCDカメラや、2.2インチQVGAモバイルASV液晶を搭載したCDMA 1X端末。11月下旬発売予定。

 カメラ部には有効画素数323万画素のオートフォーカス対応CCDカメラを搭載しており、最大2048×1536ドット、QXGAサイズの静止画撮影をサポート。このほか、オートフォーカスではピントを決めてから構図を変更できるフォーカスロックに対応している。「情景」「夕焼け」「テキスト」「レトロ」といったシーンセレクト機能も用意されている。また、メインディスプレイには2.2インチ、240×320ドットのモバイルASV液晶を搭載し、高いコントラストと広視野角を実現している。

 届いたメールの内容によってキャラクターの表情が変化する「エモーションメール」機能を搭載しており、キャラクターが表情とアニメーションで「喜び」「好き」「困った」などの感情を表現する。サブディスプレでの表示にも対応し、端末を閉じたままで、届いたメールに付けられたアイコンが確認できる。「エモーションメール」では特定の言葉を指定するといった設定はできないが、「至急」と1カ所でも書かれていると「重要」アイコンを表示するなど使いやすさに配慮した設定がなされているという。

 メールや電話を頻繁に利用する相手を登録できる「ペア機能」では、ヒンジ部分に新たに3つの「ペアダイレクトキー」を配置。ペアダイレクトキーを押すことでワンタッチでペア機能に登録した相手に電話をかけられるほか、設定を変更すれば登録した相手へのメール作成画面にもできる。

 家族の居場所を確認できる「安心ナビ」や、EZナビウォーク対応で、端末内には使い方を案内する「使いかたナビ」が用意されている。新サービスである「Hello Messenger」にも対応している。

 各種機能の消費電力を最小限に抑えられる「長持ちモード」を搭載。着信音や受話音を大きめの音量に設定できる機能や、でか文字表示、シンプルな操作体系の「スマートモード」を備え、数字キー周辺は大きく押しやすい「フレームレスキー」が採用されている。

 日本語入力機能はAdvanced Wnn。内蔵メモリは、データ専用で約10MB、BREW専用で約6MBの計16MB。外部メモリカードとしてminiSDカードが利用でき、1GBまでサポートする。

 なお、A5515Kは800MHz帯に加え、2GHz帯の周波数をサポートするデュアルバンドの端末となっている。2GHz帯と800MHz帯に関する設定項目などは用意されておらず、端末上でも現在使用している周波数帯は確認できない。2GHz帯と800MHz帯を切り換えるハンドオーバーも自動で行なわれ、ユーザーが利用する際には、周波数帯を意識する必要はない仕組みになっている。また、どちらの周波数帯でも提供されるサービスは同じ。

 KDDI広報部によると、A5515Kでは2GHz帯を優先的に利用する設定になっているという。2GHz帯については、2004年度末で関東、東海、近畿、九州を中心にサービスエリアが展開されており、2005年度末には全国にサービスエリアが拡大される見込み。

 大きさは約52×96×25mm、重さは約131g。連続通話時間は約200分、連続待受時間は約320時間。ボディカラーは、グロリアスブラック、マジェスティックシルバー、グレイシャスピンクの3色。

323万画素カメラやモバイルASV液晶搭載の「A5515K」

 まさか京セラからAF付き300万画素カメラ搭載の新機種が出るとは思わなかった。その映りがどの程度なのか期待が集まる。

 さらにau初の2GHz帯と800MHz帯のデュアルバンドというのも驚いた。

 Hello Messengerにも対応し、カラー背面液晶も搭載し、Aシリーズがエントリー機ばかりになりつつあるこの時期に、Aシリーズのハイエンド機として予想以上に頑張った端末だ。

【Hello Messenger】auのPTTは定額制にせず

2005年10月24日 20時43分30秒 | au
 KDDI、沖縄セルラーは、テキストや画像の送受信に対応し、トランシーバーのように音声通話が行なえる新サービス「Hello Messenger」を11月下旬に開始する。

 「Hello Messenger」は、最大5人のメンバーと、チャット風にテキストや画像を送受信できる機能に加え、トランシーバーのように音声通話が行なえる「Push to Talk」(PTT)も利用できるコミュニケーションサービス。24日に発表された「W33SA」「W32T」「A5515K」に対応し、今後発表される端末では基本的に標準機能となる予定。

 若い世代で定着しているメール文化を狙った、チャット風のコミュニケーションツールとなり、NTTドコモが発表した「プッシュトーク」のようにPTTサービスも利用可能だが、音声、文字、写真の3つを組み合わせて利用できるのが特長となる。BREWベースのアプリとなるが、アプリメニューには登録されない。音声機能は標準的なPTTの仕様で、テキストや画像のやりとりはSIPベースとなる。

 サービスプラットフォームは、mountain mountainの山下浩平氏がデザインしたもので、mountain mountainがサービス全体のプロデュースを担当。ヤギのキャラクターをメインに12のキャラクターが用意されており、ユーザーは自分のキャラクターを選んで、テキスト、携帯のカメラで撮影した画像、音声通話(PTT)を同一プラットフォーム上で楽しめる。キャラクターの背景画像も4種類から選択可能となるが、背景画像やキャラクターデータを追加することは現状ではできない仕組みだという。

 利用する場合は、Hello Messengerの画面から、アドレス帳に登録されているユーザーを呼び出して「お誘い」する。誘われた相手側がサービスに対応していると、相手側のアプリが起動し、参加可否が問われる。参加するとチャット風の画面に参加者のキャラクターが表示され、参加を拒否した場合は、「切断されました」とアナウンスされる。なお、相手側がサービスに対応しているかどうか、現状では誘った側には判別できない。また、相手側のプレゼンスなどは確認できない。

 テキストの入力は通常のメールと同じように行なえ、送信したコメントは、チャット風の画面に表示される。PTTの音声通話を行なう場合は、発話ボタンを押しながら話せば相手側に音声が届けられる。相手がテキストメッセージなどを入力中であっても音声は送信され、設定によって音声通話をOFFにしたり、端末スピーカーから音を出さないようにもできる。テキスト・画像ともに1分間通信が行なわれなければ自動的に切断される。

 また、アプリ上からカメラも起動可能で、QVGA(240×320ドット)サイズかQQVGA(120×160ドット)の画像をその場で撮影して送信できる。送信された画像はチャット画面上にサムネイル表示される。

 なお、メッセージのやりとりはアプリ内のログファイルに保存される。画像もログファイルに一時的に保存されるが、データフォルダに移すことも可能となっている。このほか、参加可否なしで自動応答することも可能となる。

 音声通話を行なった場合の利用料は2秒で1.05円(税別1円)。ただし、2006年4月30日まではキャンペーン料金が適用され、20秒で1.05円となる。発話ボタンを押している間のみ課金され、受け手は課金されない。また、各料金プランの無料通話分を充当できる。

 テキストおよび画像のやりとりを行なった場合は、通常のメールやEZwebを利用した際と同じパケット通信料金が発生する。CDMA 1X WIN端末のパケット定額サービスも適用される。

 なお、KDDIのau商品企画部 モバイルサービス部長の重野卓氏によれば、今後他社が同じようなサービスを提供してきた場合でも「技術的には標準的な仕様となるため相互接続が可能ではないか」とのこと。同氏はこのほかドコモの「プッシュトーク」が音声定額プランを用意していることに言及し、「定額については議論した。新サービスとなるため、最初からずっと使っていただけるサービスではない。逆に定額は使いにくいと判断した。最初のうちは定額よりも安い料金で提供し、定額制は今後、検討していく」とした。

文字や画像、音声サービスをまとめて使える「Hello Messenger」

 auのPTTはDoCoMoのカケ・ホーダイとはまったく別のアプローチでやってきた。なんとチャットや画像との組み合わせで来るとは思ってもみなかった。新鮮さという点ではauのHello Messengerの方がマルチメディアしていて楽しい。

 しかし、チャットと画像はダブル定額の対象となるが、音声のPTTに関しては定額が用意されないのが残念でならない。

 PTTは本来はauのような音声チャットという位置付けのアプローチの方が自然で、擬似音声定額として宣伝するDoCoMoの方が無理やりって気もする。それでも、ユーザーからすれば定額があるとないでは大違いなので、カケ・ホーダイの方がユーザーの支持が得られるかもしれない。

 auのPTTも定額制が用意される事を期待したい。

【音声定額】注目集める

2005年10月22日 15時38分52秒 | ケータイ
 音声定額が、注目を浴びるようになってきた。この分野ではウィルコムが先陣を切って、月額2900円でウィルコムPHSユーザー同士が無料になるというプランを発表。ボーダフォンもこれに追随し、「家族間であれば」通話定額サービスを開始した。ボーダフォンはさらに、月額315円で特定の1人にメールも音声もし放題になる「LOVE定額」を発表。家族以外のユーザーとも定額通話可能にした。このほかNTTドコモも、PTT(プッシュ・ツー・トーク)を利用して音声定額サービスを提供するのではと見る向きもある。

 こうした音声定額にユーザーはどれくらい興味を持っているのか、またサービスに求められることは何なのか。ITmediaは10月中旬、ITmedia読者を対象にアンケートを行った結果を発表した。

 アンケートでは音声定額にどの程度興味があるか、「音声定額のためならキャリア変更、機種変更も考える」かどうかを質問した。ITmedia読者の回答は以下のとおり。

 実に40%近いユーザーが「キャリア変更も考える」と答えており、「機種変更も考える」を合わせると60%超が強い興味を示している。「あればいいとは思うが、キャリア変更・機種変更するほどではない」とするニュートラルな立場が30.9%で、否定的な意見は10%以下に止まった。音声定額に興味ある読者がアンケートに回答した……という事情を差し引いて考えても、ユーザーの高い関心が見てとれる。

 音声定額に1つ注文をつけるとしたら、何を選ぶかの問いで一番多かったのが「通話できる相手先を多くしてほしい」で35.4%。逆に比較的少なかったのが「(通常の)携帯電話に劣らない音質レベル」だった。音声定額を実現できるサービスなら、多少音質面は目をつぶろうと割り切る読者も多いようだ。

 それでは、音声定額を利用して誰と通話をするのか。事前に予想されたことだが、やはり「恋人」と答えた読者が66%で1位だった。ただし、男女別に見ると少々興味深い傾向も浮かび上がってくる。

 今回のデータはすべて、推測統計学に基づく判定をかけている。そこで男女間で「話す相手は恋人」と答えた割合を比較してみると、有意な(=統計上“偶然で生じる差ではない”と判断される程度の)差があった。つまり女性のほうが明らかに、男性より恋人と話したがる傾向があった。

*本稿での「有意」はいずれも1%有意
 逆に、男性が話す相手として「仕事の関係者(社内)」および「仕事の関係者(社外)」を選んだ割合は、女性よりも有意に高かった。つまり男性は女性と比べ、明らかに仕事関係者と話をしたがる傾向があった。もちろん全体で見れば、男性も「定額通話候補」として恋人や友人を優先していることは間違いないのだが。

 音声定額で誰と話したいか、という項目では、回答者の年齢別にデータを比較しても面白い結果が出ている。

 グラフを見れば分かるように、若年層は比較的恋人や友人と話したがり、30代~40代は比較的家族や仕事関係者と話そうと考えている構図がくっきりと見てとれる。20歳未満から20歳代に年齢が上がるにつれ、同居の家族とあまり話したがらなくなり、さらに年齢が上がると同居の家族とも積極的に話し始める……という、「いかにも」と思わせる結果が出た。

結果発表:「音声定額のためならキャリアも変える」約40%

 ユーザーの本当に求めているのは、恋人とも家族とも友人や仕事仲間とも話せる通話定額だと思う。家族だけとか、一人だけとか、それでは物足りないのだ。

 今、その理想に一番近いのはウィルコムだが、それが同社の好調さの原動力になっている。口コミで徐々にその認知度も高くなりつつある。ネックとなっていた端末のラインナップも来月以降は大幅に改善され、さらなるブレイクの予感だ。

 DoCoMoやauはいつかは(本当の)音声通話定額を始めるのか?とても注目される。

【携帯販売ランキング】10月10日~10月16日

2005年10月22日 15時09分17秒 | ケータイ
 DoCoMoはP700iが首位を守った。2位は、先週3位から1つ順位を上げた「N700i」。DoCoMoの上位はPとNの二大勢力の対決になっている。
 先週、4位の「P701iD」と足踏み状態。その下は9位と10位が先週から入れ替わっただけで、全体に動きが少ない。

 auも1位から7位までが変化なしで、ランキングに動きが少ない。特に上位の「W31T」と「A551T」は安定した強さがある。先週3位の「W31SA」はそのままだった。8位には東芝の新機種「A5516T」(写真)がベスト10に初登場。これでベスト10に東芝が3機種となっている。

 ツーカーはいつもどおり「ツーカーS」、「TT51」、「TT32」、「TS41」の順番だ。他もほとんど顔ぶれは変わらない。

 ボーダフォンは「V603SH」と「V603T」が1位、2位を独占するという構図に逆戻りで、「703SH」3位、「903SH」4位と先週と同じ。今週末に「803T」が関東・甲信エリアと北海道エリアでリリースされ、「903T」も全国で発売になるだけに、ボーダフォンのランキングに変化が出るかもしれない。

セキュリティ携帯「A5516T」が上昇~903Tはランクインなるか?





NTTドコモ au ツーカー ボーダフォン
1P700iW31TツーカーSV603SH
2N700iA5511TTT51V603T
3F672iW31SAIITT32703SH
4P701iDA5512CATS41903SH
5P901iSW32SATK41V501T
6N901iSW32HTK51(*)902T
7SH901iSW31KIITT41(*)V501SH
8P901iA5516TTK51V302SH
9N701iW32STK40802SH
10P506iCA1404SIITS41(*)802N
(*)表記は「プリケ―セット」端末

【プッシュトーク】どっちの手で持つかがポイント

2005年10月21日 22時29分50秒 | ケータイ
 あなたが携帯を持つのは右手? それとも左手? ドコモのFOMA 902iシリーズの「プッシュトーク」サービスを使いこなすためには、“左右どちらの手で携帯を使うか”から考える必要がある。

 プッシュトークは携帯を閉じている時でも側面のボタンを押して会話できるのが特徴。もちろん開いている時でもボタンを押す必要がある。ところが、6機種の902iシリーズは、それぞれプッシュトークボタンの位置がまちまちだ。

 あなたが携帯を持つのは右手? それとも左手? ドコモのFOMA 902iシリーズの「プッシュトーク」サービスを使いこなすためには、“左右どちらの手で携帯を使うか”から考える必要がある。

 プッシュトークは携帯を閉じている時でも側面のボタンを押して会話できるのが特徴。もちろん開いている時でもボタンを押す必要がある。ところが、6機種の902iシリーズは、それぞれプッシュトークボタンの位置がまちまちだ。

 “左手持ち派”にお薦めしたいのが上記の3端末(写真)。「SO902i」「D902i」「F902i」だ。いずれも左側面にプッシュトークボタンが付いており、左手の親指でボタンを押せる。ただしいずれも中央付近に配置されており、親指を縮めないとうまく押せないかもしれない。D902iの場合、ワンプッシュボタンと間違えないようにしたい。ちなみに右手で持った場合、中指で押すとちょうどいい。

 “右手持ち派”には、上記の「N902i」「SH902i」を。右側面のヒンジ近くにプッシュトークボタンがあり、右手親指で自然に押せる。左手で持ったら人差し指がちょうどいい。ちなみにN902iのプッシュトークボタンは光が当たると七色に輝いてちょっと面白い。

 1機種だけ微妙な位置なのは「P902i」。左側面のヒンジ近くにボタンがあり、左手で持って親指で押すのに都合がいい。ベストプッシュトークボタン賞(?)を差し上げたい。

 さて、電話をしながらメモを取ったりする都合上、左手で携帯を持つユーザーが多いのではないかと思っていたが、皆さんは通話時、どちらの手で持っているだろう。902iシリーズの“左右比率”は、左が4機種、右が2機種という結果だった。

利き腕で選ぶ? 902iのプッシュトーク

 30秒間ボタンを押し続けながら話すことを考えると、ボタンが左側面か右側面か、またその位置はどこなのか、という問題はとても大きい。

 最初は珍しがってプッシュトークを使うかもしれないが、ボタンが押しづらくて、結局使わなくなる・・・などという可能性もあるかもしれない。

【プッシュトーク】操作性の問題

2005年10月21日 21時59分21秒 | DoCoMo
 NTTドコモが発表した「プッシュトーク」は、久々に新しさを感じさせるサービスだった。PTT(プッシュ・ツー・トーク)の技術を利用しており、「ボタンを押しながら話す」という、トランシーバーのような通話スタイルを採用。その使い勝手は、これまでの携帯電話とはかなり異なる。

 ドコモの狙いや料金体系、ドコモが思い描く利用シーンなどはそれぞれ別記事を参照してもらうとして、本稿では「携帯をどう操作して、どう話すのか」を紹介しよう。

 プッシュトークは、基本的に端末側面に用意された専用ボタンからメニューを起動して利用する。このプッシュトーク専用ボタンは、端末によって右側面に配置されていたり、左側面に配置されていたりする。

 ユーザーはここでメンバー一覧を開き、通話相手を選んで発信する。名前欄のチェックボックスにチェックを入れ、左下ソフトキーを押せば発信だ。プッシュトークの特徴として、4人まで同時に発話できる。

 相手が着信を取ると、画面上のステータス表示が「参加」に変化する。参加するユーザーが一人でもいれば、プッシュトークで話しかけることが可能。ユーザーは側面のプッシュトークボタンを押すことで、発言権を獲得できる。もちろん、相手が先に発言権をとってしまったら自分はしゃべれない。誰が発言権を持っているかは、液晶画面から確認できる。ちなみに、話す間はずっとプッシュトークボタンを押し続ける必要があり、いったん離すと発言権が開放される。

 発言権を一回取るごとに、5.25円課金されるので注意が必要だ。ボタンを押して一言「あ」といってボタンを離しても5.25円、制限いっぱいの30秒話し続けても5.25円となる。ちなみにプッシュトークを着信して「参加」しているだけでは課金されない。

 参加者は、着信側はいつでもプッシュトークを切って「不参加」のステータスに戻ることが可能。ただし最初の発信ユーザーがプッシュトークを切ると、全員の通話が切れてしまう。また誰もしゃべらない(発言権を取らない)まま30秒たつと、プッシュトークの接続が切れる。そういう意味では音声定額といっても、つなぎっ放しにして音声を実況中継する……という使い方はできない。

プッシュトークはどう操作する? 徹底攻略 (1/3)

 「発言権を一回取るごとに、5.25円課金されるので注意が必要だ。ボタンを押して一言「あ」といってボタンを離しても5.25円、制限いっぱいの30秒話し続けても5.25円となる。ちなみにプッシュトークを着信して「参加」しているだけでは課金されない。」ということは、相手の話を聞くだけなら無料という事だが、30秒制限とか、ボタンを押し続けながらの会話というのも使いづらい気がするし、「カケ・ホーダイ」でなく従量制料金だとすぐにかなりの金額になりそうだ。

 また、「誰もしゃべらない(発言権を取らない)まま30秒たつと、プッシュトークの接続が切れる」というのも慣れないと使いにくく感じそうだ。

 これを音声通話定額と同等に扱おうというDoCoMoのやり方にはとても疑問を感じる。auがすぐにPTTサービスを開始しないのも、しばらくはユーザーの反応を見守るつもりなのだろう。

上期シェア首位のau事業が好調を維持

2005年10月21日 21時40分13秒 | au
 KDDIは、2005年度上期(2005年4月1日~9月30日)の中間連結決算を発表した。連結営業収益は、前年同期比0.2%減の約1兆4,688億円でほぼ横ばい。営業利益は2.6%増の約1,667億円、経常利益は5.5%増の約1,649億円で、当期の純利益は30.3%増の約1,014億円。昨年譲渡したPHS事業の影響をほぼ吸収したという。

 au事業は連結収益の3/4を占め、営業収益は対前年同期比10.4%増の約1兆1,178億円、営業利益も29%増の約1,852億円、当期純利益約1,113億円の増収増益。累計契約数は2,070万4,000件となり、9月末時点の累計シェアは23.2%、上期を通じた純増数はトップ(54.5%)を獲得した。また、CDMA 1X WIN端末についても9月末で555万契約と好調に推移しており、パケット定額オプションの契約者率は82%となっている。

 さらに、第2四半期には解約率も過去最低の1.21%まで減少した。KDDI代表取締役社長の小野寺正氏は、解約率の低下について「今後、ナンバーポータビリティが始まるまではさらに下がるのではないか」と語った。第2四半期のトータルARPUは、7,190円で前年同期比1.5%ダウンとなったが、データ通信ARPUは9.2%上昇している。このほか9月28日には、着うたフルの累計ダウンロード数が2,000万曲を突破した。

 小野寺氏は、好調なau事業には現状で大きな懸念材料はないとしたが、下期の課題として、着うたフルやナビゲーションサービスといったauサービスと定額料金サービスを合わせて訴求することや、ナンバーポータビリティに向けて家族割サービスを強化し、幅広い年代層からの顧客獲得を目指すこと、電池パックの交換サービスといったリテンション施策などを挙げた。

 一方、10月1日付けでKDDIに合併されたツーカー事業は、前年同期比15%減の営業収益約1,013億円、営業利益約106億円となった。小野寺氏は、同社が行なっていた、ツーカーからauへの乗換え優遇サービスが18日から一時中断している件で謝罪。「想定の倍以上のユーザーが申込みを行なったため、受付体制が追いつかない。我々の予測が甘かった。同番でauに移行できることに関心がある人たちがどれぐらいいるのか正直つかめていない。現在調査しているが、なんとか早期に再開したい」と説明した。なお、投資家向けの決算発表会では、「ナンバーポータビリティの前にいい勉強になった」と語っていた。

 また、ツーカーの販売代理店に関して、今後の見通しにも触れ、「現状はツーカーの新規契約も取っているし、auへの切替えも行なわれている。1次代理店はauともほぼ関連があるため、2次代理店の整理については1次代理店側での判断となる。ナンバーポータビリティの際にはおそらく受付窓口が多い方が有利なため、早急に対策を行なうつもりはない」とした。

 なお、auとツーカーの契約数を合わせたKDDIの携帯電話市場でのシェアは現状27%。小野寺氏は「ツーカーを合併したことで重複していた部分を整理した。早期にシェア30%を実現したい」とコメント。同社は中期的にシェア30%超を目指す考えだ。

 このほか、NTTドコモが発表した新サービス「プッシュトーク」について感想を求められた同氏は、「我々も準備を進めている。サービス開始時については話せる段階ではない」とし、プッシュトークの音声定額プランについては、「PTT(Push-to-talk)サービスを定額にしただけ、PTTだけの定額料金はあまり問題ない」と語った。

 さらに、ボーダフォンから発表された1ユーザーのみに限定した音声定額サービスについては、「我々もやろうと思えばできるが、1対1といえども音声定額を用意することが本当にいいのか検討している。当面提供することは考えていないが、影響が大きければ考えなければならないだろう」とした。

 また、他キャリアが提供中のサービスで、auが提供していないサービスでは、従来からテレビ電話機能が上がっていたが、KDDIでは、従来通り回線交換式のテレビ電話機能を提供しない予定。ただし、小野寺氏は「IPを使ったテレビ電話は検討、開発を進めている。しかし、正直言ってテレビ電話を標準にする必要はないと考えている」とも述べた。

 各キャリアの3Gサービス競争が本格化して以降、au事業は好調に推移している。小野寺氏は「大きな懸念材料はない。ボーダフォンから魅力ある端末やサービスが出始めると、我々かドコモが喰われる分かれ目になる。そうなった場合は影響を受ける可能性が大きいのではないか」との見方を示した。

KDDI中間決算、上期シェア首位のau事業が好調を維持

 auはダブル定額や着うたフルなどの人気で、上期は好調維持をし、解約率も過去最低と絶好調のようだが、やっと「家族割サービス強化、電池パックの交換サービス」なども実施する計画があるようだ。

 また、DoCoMoの「カケ・ホーダイ」やボーダフォンの「LOVE定額」の対抗策も検討しているようだ。

 実施予定の方策についての説明はあったが、時期などは未定だ。早く他社並みのサービス向上に期待したい。

 しかし、「ツーカーからauへの乗換え優遇サービス」では「想定の倍以上のユーザーが申込みを行なった」などと言っているが、1日たったの1時間しか受け付けないというのは想定の倍どころか、数倍の申し込みが殺到したと想像がつく。あまりに見込みの甘さを露呈したことになり、一日も早い受付体制の大幅増強をして欲しいものだ。

【W-ZERO3】続報

2005年10月21日 19時23分59秒 | WILLCOM
 ウィルコム、シャープ、マイクロソフトは10月20日に発表会を行い、W-SIMに対応した端末「W-ZERO3」を発表した。

 ウィルコム社長の八剱洋一郎氏は、W-ZERO3の名の由来を、「Willcom」「Windows」「Wireless」のW、「ゼロからの新しいツールを作っていこう」という意味のZERO、「携帯でもPCでもない第3のツール」「PHSの音声通話、データ通信、無線LANの3ウェイのコミュニケーション」という意味の3を合わせたものと説明。ウィルコムが“携帯ユーザーの約3割いる多機能希求派ユーザー”(八剱氏)にターゲットを絞った商品だけに、W-ZERO3は非常に多機能だ。どんな端末なのかを紹介していこう。

 本体は、解像度640×480ピクセル(VGA相当)、3.7インチのモバイルASV液晶を中央に配置。シャープ製PDA「Zaurus」を思わせる、縦長のデザインとなっている。タッチパネルなので、付属のスタイラスで操作できるほか、スライド式のQWERTYキーボードを露出させると画面が切り替わり、横長の画面で利用できる。

 W-SIMモジュールの機能であるPHS音声通話、PHSデータ通信機能に加え、無線LAN機能(IEEE 802.11b)も利用できるのも特徴だ。IP電話用ソフト「Skype」が利用できる見込みであるほか、SIPサーバのIP電話端末として利用する、企業用内線「PASSAGE DUPLE」のような使い方についても検証中だとした。

 なおウィルコムでは公衆無線LANとしてNTTコミュニケーションズの「ホットスポット」を利用できるプランを開始する(10月20日の記事参照)。「自宅や会社など複数の無線LAN設定を保存し、適宜呼び出せる。ホットスポットでのID、パスワードなどを管理し、ユーザーが面倒なくホットスポットを利用できるソフトも提供予定」(説明員)

 W-ZERO3のOSには、モバイルデバイス向けWindowsの最新バージョンである「Windows Mobile 5.0 日本語版」が採用されている。愛・地球博で利用された「愛・MATE」などの例はあるが、市販される携帯電話端末としては初の搭載となる。

 Webブラウザは「Internet Explorer Mobile」、日本語入力は「MS-IME」など、基本的なソフトウェアは、Windows Mobileの標準仕様になっている。Windows Mobile 5.0 日本語版はPDA向けのOSで、SmartPhoneに関する仕様は含まれていない。そのためW-ZERO3では、音声通話機能やアドレス帳などのPHSとしての機能は、シャープが開発したWindows Mobile用ソフトを使って実現している。

 PCとの連携機能の充実は、W-ZERO3の大きな特徴の1つだ。Word、Excel、PowerPoint、PDFファイルが閲覧でき、Word/Excelファイルは編集もできる。

 アドレス帳、予定表、メールソフトは全てOutlookに統合されている。メールアカウントは、ウィルコム用メールアカウント1つ(pdx.ne.jp)の他、POP3/SMTPメールの送受信に対応しており、POP3/SMTPメール用アカウントの数には制限はない。ウィルコム用メールアカウントに届いたメールのみは、プッシュで受信ができる。ウィルコム用メールを含めた全アカウント宛のメールをOutlookで送受信するが、ライトメール(ウィルコムの電話番号宛に送る直送メール)の受信のみは、専用ソフトを用いる。

 「Windows Media Player 10 Mobile」を利用し、PCでリッピングした音楽(mp3、WMAなど)や動画(WMVなど)を楽しめる。mp3やWMAなどを着信音として設定することもできる。ヘッドフォン端子は、携帯電話で一般的な平型10ピンタイプ。リモコンは付属しない。

 カメラモジュールは背面に付いている。有効画素数133万画素CMOSカメラで、AFなしのパンフォーカスタイプで、1280×1024、640×480、320×240ピクセルの画像を撮影できる。

 アプリックスの組み込み向けJavaプラットフォーム「JBlend」を搭載(5月13日)、Java対応を果たしたこともトピックといえる。W-ZERO3のJBlendはWindows Mobile 5.0上で動作し、3Dグラフィックス機能にはエイチアイの携帯電話向けソフトウェア3Dエンジン「Mascot Capsule V3」を組み合わせている。

 ウィルコムでは、W-SIM向けポータルサイトを用意。Javaゲームや電子書籍など、各種コンテンツをポータルサイトから提供していくとした。

写真で解説する「W-ZERO3」 (1/2)

 ウィルコムのW-ZERO3に対する意気込みが伝わってくる。

 Skype対応はうれしい。これで無線IP電話としても使えそうだ。

 せっかくのメガピクセルカメラもAFなしは残念だ。

 やはりコンパクトフラッシュスロットがないのは痛いなぁ。AIR-EDGEカードが使えるようにして欲しかった。メモリースロットがミニSDカードだけでは物足りない。コンパクトフラッシュが使えて、GBクラスのマイクロドライブが使えれば、凄かったのになぁ。