ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

一輪の花を! vol.91

2011年04月05日 | 日記・エッセイ・コラム

桜のつぼみもやっと固さが取れ、開花が近いのを教えてくれるようになりましたね。

風には相変わらず幾らかの硬さを感じるものの、今日のお昼は気温も上がり、やっと春が散歩に来てくれたんだな~と感じたヒゲ専務ですが、皆さんの地域はいかがですか?

最近、仙台の妹から頻繁にメールが入るようになり、向こうの状況も少しずつ見えて来るようになりました。

気晴らしに子供達とカラオケに行ったことや、家族で出かけた日曜日のお買い物はお店が閉まっていて何も買えなかったこと。

その帰りに、海岸沿いを走ってみて改めて、家族が、自宅が無事であることの奇跡を感じたことナドナド。

でも、少しずつ落ち着くにつけ、友人達の死や行方不明のままであることなどが、心に重く響いてきているようで心配ですが、心のメンタルケアは遠く離れていても、通信手段さえあれば幾らかのフォローは出来ますからね。

それがせめてもの救いと言ったところでしょうか?

私の妻は、被災地への宅配便が動き出したとたん、せっせと買い物をして送っているようです。

しかしそれは、よほど気をつけないと、単なる自己満足に終わることになりかねないと再三話をしているのですが、なかなか聞き入れてくれません。

生きていたこと、そしてその妹のお世話が、たとえ大きなお世話と言われようと、少しでも出来ることの喜びを心底感じているようです。

ただ、震災の影響が、ここ斐川町の住宅業者にも及び始め、今朝も「部品のうちの一点が不足しているため、製品が出荷出来ません」と、ある業者が報告に来てくれました。

幸いにも、春先から一気に走り出す状態ではなく、スローペース滑り出し予定の弊社だったので、今のところ大きな影響は受けずに済んでいます。

でも、工務店によっては完成引き渡しが出来なく、困窮しているところもあると聞いています。

もちろん、引き渡しが終わらない限り、お支払いはして頂けませんものね。

そういったことも含め、残念ながら建築屋さんのイベントは、軒並み中止となっていると、キッチン屋さんが嘆いていました。

このような状況から見ても、御社の「春のリフォーム祭り」の動きに注目しているし、お手伝いもさせて頂きますと言っていましたよ。

ついでに、行き場を失った珍しい節水便器のデモ機も持ってきてくれるらしいので、皆さん是非見に来てくださいね。

来週の土・日に予定をしている弊社の恒例行事が、自粛・自粛で盛り上がりに欠け、萎縮してしまっている人々の心に、せめて一輪の花をせかせることが出来ればいいなと思っています。

あっ、でも、斐川町のチューリップ祭りは同日に開催されると聞きました。

かわいそうなので、そっちにも少しは行ってあげてくださいね。

ん~~ナント心が広く優しい西工務店なんでしょっ!!

ではまたっ!


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