ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

「木と家のおもしろ講座」に参加

2006年03月15日 | 社会・経済

ビックリしましたね、今回の雪には。

天気予報で雪マークが出ていたのですが、

まさかこの時期、二日間も積雪状態になるなんて

予想だにしなかったのは

私だけではなかったと思います。

3/12の日曜日も、午後になると相当冷え込んでましたね

そんな中、島根大学の中井先生を中心とした

“しまねの木を利用する会”主催の

「木と家のおもしろ講座」に参加してきました。

大学の先生の講義を受けさせてもらえる事なんて

後にも先にもないことであろうと、勇んで出かけました。

島根県の支援事業だそうで、老若男女30名くらいを生徒に

松江市の「木のふれあい遊館」を主会場に行われました。

その中で特におもしろく感じたのは

東京大学教授、井上先生の講義でした。

「ちょっと変わった木材加工-曲げたり・つぶしたり」

と言う題目で、研究中の木材加工技術の紹介で、、

圧縮木材の利用法などの紹介だったのですが

技術屋の私にはとても興味をそそられる内容だったのです。

特に、国内で大量に産出される杉材の利用方法に圧縮技術を用い、

「半分につぶせば強度は二倍」という研究結果には驚かされ、

さらに、構造材に利用したときの接合を

なんと、竹釘にて行おうというのです。

それにより、全体重量を一気に減らそうだなんて・・・

私の中の<大学の教授>のイメージは、今回で大きく変わることになりそうです。

講義の最後に、出雲にある「炭八」さんの工場見学も

社長さんが本音を聞かせてくれ、これまた感激しました。

この講座は、継続していかれるそうなので

次回も是非参加したいと思いました。

社長が本音を語ることは、その会社にとって

とても重要なことであると、改めて感じさせて頂きました。

西工務店の春一番リフォーム祭りに

どこまで、本音を出せるかが成功の鍵となるのでしょう。

飾る自分ではなく、本音の自分をさらけ出す。

簡単そうで、実は最も難しい事かも知れませんね。


高瀬山のテン

2006年03月08日 | 日記・エッセイ・コラム

3月に入りめっきり春めいてきましたね。

先日の日曜日、ヒバリの声を聞きました。

姿は見えなかったのですが

綺麗な声で泣いていたのを確認したのですよ。

こうなると、私の病気が疼き始めるのです。

訳もなく、足が山の方に向かうという悪い病気が!

斐川町には三つの山がありますよね

東から、大黒山、高瀬山、仏教山(別名:神名火山)

その中で私が一番多く登るのは高瀬山です。

年に3~4かいは確実に登りますね

車だったり、マウンテンバイクであったり、ジョギングだったり

自宅から3キロ程の、ふもとまでの行程は様々なのですが

着けばひたすら頂上を目指すのです

でも、目的が何かと言えば

一人になる事と

その山道脇の草花や、川のせせらぎ

野鳥のさえずり、澄んだ空気、

時々出会う小動物達・・・

数年前には、山道を駆け下りてきたテンの夫婦?が

たたずむ私の足元1メートル位を

次々と駆け下りていったのです

黄金色に輝いた野生のテンとの出会い

そんな出来事が私を山に向かわせるのでしょうね

里山歩きの出来事は、時間があれば

又いつか、ゆっくりと書いてみたいと思います。

でも、最近気になるのは

山陰自動車道のために作られた高架橋が

山道に忽然と現れること。

誰も気づかない自分の中だけのお気に入り風景が

一瞬にして破壊されるのは

地域経済発展のためと解っては居ても

どこかしら寂しく、むなしい出来事なのですよ