ビックリしましたね、今回の雪には。
天気予報で雪マークが出ていたのですが、
まさかこの時期、二日間も積雪状態になるなんて
予想だにしなかったのは
私だけではなかったと思います。
3/12の日曜日も、午後になると相当冷え込んでましたね
そんな中、島根大学の中井先生を中心とした
“しまねの木を利用する会”主催の
「木と家のおもしろ講座」に参加してきました。
大学の先生の講義を受けさせてもらえる事なんて
後にも先にもないことであろうと、勇んで出かけました。
島根県の支援事業だそうで、老若男女30名くらいを生徒に
松江市の「木のふれあい遊館」を主会場に行われました。
その中で特におもしろく感じたのは
東京大学教授、井上先生の講義でした。
「ちょっと変わった木材加工-曲げたり・つぶしたり」
と言う題目で、研究中の木材加工技術の紹介で、、
圧縮木材の利用法などの紹介だったのですが
技術屋の私にはとても興味をそそられる内容だったのです。
特に、国内で大量に産出される杉材の利用方法に圧縮技術を用い、
「半分につぶせば強度は二倍」という研究結果には驚かされ、
さらに、構造材に利用したときの接合を
なんと、竹釘にて行おうというのです。
それにより、全体重量を一気に減らそうだなんて・・・
私の中の<大学の教授>のイメージは、今回で大きく変わることになりそうです。
講義の最後に、出雲にある「炭八」さんの工場見学も
社長さんが本音を聞かせてくれ、これまた感激しました。
この講座は、継続していかれるそうなので
次回も是非参加したいと思いました。
社長が本音を語ることは、その会社にとって
とても重要なことであると、改めて感じさせて頂きました。
西工務店の春一番リフォーム祭りに
どこまで、本音を出せるかが成功の鍵となるのでしょう。
飾る自分ではなく、本音の自分をさらけ出す。
簡単そうで、実は最も難しい事かも知れませんね。