ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

理想的な 暖房手段?  No.154

2012年11月26日 | 住まい

皆様おはようございます。(有)西工務店 ヒゲ専務です。

昨日の快晴と打って変わって雨模様の朝を迎えているここ斐川町ですが、皆さんの地域は如何ですか?

奇跡的とも言える一日中晴れた昨日は、やっと庭の片付けが出来ましたよ。

ずっと気にはなっていたんですが、時間が取れなくて、焦燥の日々を送っていました。

昨日は現場管理の合間、約4時間をかけて、草取りや落ち葉の掃き掃除ができました。

おかげさまで今朝は、日本中雨模様とはいえ、ただ一人?心の中では爽やかな朝を迎えていますよ。

そんなこんなで、とっても晴れやか気分の平和ボケ!ヒゲ専務ですが、皆さんはどんな朝をお迎えでしょうか?

さてさて、木枯らしが吹き荒れ、枯れ葉舞い散るこの時期になると、暖房器具が気になって来ますよね 。

そこで今回ご紹介するのが、灯油やガスなどの化石燃料や、原子力に頼らなくても暖の取れる、薪ストーブです。

ある意味理想的な 暖房手段と 言えるのかもしれませんね。

それなのになぜか、一般的に普及するでもなく、ある一部の方たちのマニアックな世界に鎮座していますね。

かくゆう私も、ある種の憧れの存在としては、心の隅に引っかかってはいるものの、雑誌で見る程度の知識しかありません。

実は先日も、リフォーム相談の話の中に出てきたのですが、現実的ではないですよね~で、終わってしまったのです。

それなのに今回、あえて取り上げたのは、これから皆さんと一緒に、様々な角度から、検討を重ねて見たいと思ったからです。

森林面積の豊富なはずのこの日本で、なぜ薪ストーブが普及しないのか?

そこには、どんな壁が立ちふさがっているのか?

その壁は「進撃の巨人」さえも突破できないものなのか?

それらを、一人では寂しいので、皆さんと一緒に考えて見たいと思いますので、しばらくお付き合いくださいね。

今日のところは、こんな感じのサワリまでですが、なぜなら知識がまったくないからです。

さあ、今夜からネットを駆使して、調べまくります。

お楽しみにっ!!


 土蔵をお持ちの皆さんへ!  No.153

2012年11月21日 | 住まい

皆様おはようございます。(有)西工務店 ヒゲ専務です。

寒い朝になりましたが 、皆さんいかがお過ごしですか?

私の住む斐川町は、雨こそは降らないものの、なんとなく憂鬱な曇り空が続いていますが、皆さんの地域は如何ですか?

すっかり冬支度を終えた木々たちが、容赦なく枯葉を落し続け、庭いっぱいに絨毯を敷き詰めていますね。

掃き集めて「落ち葉炊き」なんぞでも楽しみたいヒゲ専務ですが、この季節での皆さんの楽しみは何ですか?

私たちが子供のころは、大人たちが集めた枯葉に火をつけて庭先で燃やしているところへ、登校前の子供たちが集合して、暖を取っていましたよ。

今では、火災予防や近所迷惑などを理由に、煙が上がらなくなってしまし、少し寂しい気もするんですけどね。

でもでも、安全第一で今日もがんばりましょう!!

さてさて、今日は家の片隅に土蔵をお持ちの皆さんに、目いっぱい警鐘を鳴らしておきますね。

先週の末に、弊社のお客様のお家にドロボーさんが侵入されました。

それも何と、分厚い壁泥が塗られている、土蔵の壁を切り抜き、内部に貼られている板壁を切り取り、ものの見事に、内部に侵入したのでした。

普段そのお家は留守のことが多く、それを見越しての犯行なのでしょうが、確実にプロの仕業であることは、容易に想像がつきます。

なぜならば、この土蔵造りを熟知していなければ、侵入は不可能と思わせるからなのです。

蔵の外壁である土壁を、人が入れるだけくり抜くためには、まず20~30センチもある分厚い泥壁を掻き落とし、内部に張り巡らされた下地の竹を何本も何本も、いやというほど切り落とさなければなりません。

さらに、その壁を撤去した後に現れるのは、内部壁の仕上げに使われている2センチほどの厚さのある松の板です。

それを切り取るだけでも、すごい事なのですが、それよりもさすがと思ったのは、穴を開けてた位置が、柱と柱の丁度中間であったこと。

(ただ、その場所が大きな古い桶や、材木が意味もなく積み上げられていたのは、気の毒としか言いようがないのですが・・・)

これは、外部から柱の位置などは決して見えないはずなのに、ちゃんとそれらを避けて穴を開けているという点。

褒めてる場合じゃないとは思いつつ、さすがにプロだなと、感心してしまいました。

当然、警察へ通報して現場検証となったわけですが、警察の皆さんも「こんなの初めて見たわ」と、唸っていたとか。

結局のところ、苦労して入った割には得るものの少ない、徒労に終わったドロボーさんに、実はひそかに感謝している事があります。

それは、現在進行形である「蔵を持つ古民家」リフォーム計画の、蔵改造における土壁処理方法が、なんとなく見えてきたことでした。

壁のつくりや泥の厚さ、さらには下地の竹の配置の仕方など、タイミングよく見る事が出来たのです。

戦利品の代わりに、リフォームのヒントを置いていってくれた彼には、感謝の言葉もありません・・・!

などなど、他人の不幸を糧にして、今日も強くたくましく生きていく、ヒゲ専務なのでした。

それでは又!!