■隙のない完成度
モーツァルト自身が「初心者のための小ソナタ」と名づけたK.545は、
3大交響曲である第39番と同じ、1788年6月26日に書き上げられました。
ピアノの巧くない弟子たちの、練習用という当初の目的もあったため、
その後もソナチネ・アルバムに収められ、長らくピアノ初心者たちが必ず通過する、
お馴染みのピアノ小品として愛奏され続けてきました。
ことに第1楽章冒頭の主題はモーツァルトの中でも屈指の有名旋律です。
作品全体としては、晩年の作とは思えないほどシンプルを極めたものですが、
一音たりとも足し引きできないほどの、まったく隙のない完成度は、
あたかも最初からできたものが、パッケージとして降りてきたかのようです。
こうした何気ない作品にこそ、モーツァルトの非凡さが垣間見れます。
第1楽章は主題部分以外のほとんどは、スケールの上昇と下降が繰り返されます。
これがピアノの運指の練習に最適ということなのですが、
同時に音楽としても均整がとれ、造形的にも美しいところがモーツァルトならではです。
(クラシック名曲サウンドライブラリーより抜粋)
●ようやく多摩川に訪れた温かい日。
光の玉が丸くなるように,絞りを調整して手動でピントを動かしてみた。
●父の相続放棄で右往左往。
10月に突然,父の実家の固定資産税の支払いと滞納の請求が来てびっくり。
そこで,相続放棄について調べたら,相続放棄の手続きは,相続したことを
知ってから3カ月以内にしなくてはならない,とのこと。
滞納通知をよこす前に相続したことを知らせてほしかったが,それは役所の
ミスだったようだ。「こちらのミスです。」と某市役所の担当の方が言っていたから。
請求書が届いたのが父が相続人になったと知ってからから3カ月以降だった
ので,最高裁のHPから用紙をダウンロードしたり,熊本某市の家庭裁判所に
問い合わせたり何度か書類をやりとりしたりした。
相続放棄の受理通知が届いてから,再度「受理証明書」の請求をしなくてはいけない。
その証明書を熊本の某市役所の担当の方に送って完了(の,はず)。