音楽:コレッリ 合奏協奏曲第8番「クリスマス協奏曲」第6楽章
●トリカブト(鳥兜)
多摩丘陵の長池公園情報を見たら「ツクバトリカブトが咲いた」とのこと。
9月末に,多摩丘陵東端の東高根森林公園でヤマトリカブトを見たが,
色や花弁の形がそっくりで,ぼくには区別できない。
キンポウゲ科だというので「エッ?」と思ったが,花の中心部がフクジュ
ソウやイチリンソウ,ニリンソウ,キクザキイチゲなどに似ているので
納得。
■有毒植物
ドクウツギやドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つとされ、トリカブトの
仲間は日本には約30種が自生している。花の色は紫色のほか、白、黄色、
ピンク色など。多くは多年草である。
沢筋などの比較的湿気の多い場所を好む。トリカブトの名の由来は、花が
古来の衣装である鳥兜・烏帽子に似ているからとも、鶏の鶏冠(とさか)に
似ているからとも言われる。
英名の"monkshood"は「僧侶のフード(かぶりもの)」の意。
塊根を乾燥させたものは漢方薬や毒として用いられ、烏頭(うず)または附子
(生薬名は「ぶし」、毒に使うときは「ぶす」)と呼ばれる。
本来、「附子」は球根の周りに着いている「子ども」の部分。中央部の「親」の
部分は「烏頭(うず)」、子球のないものを「天雄(てんゆう)」と呼んで
いたが、現在は附子以外のことばはほとんど用いられていない。
(ウィキペディアより)
●狂言の「附子」に出てくるのはトリカブトの毒ということか。
●コレッリも最終楽章になってしまった。第1楽章は取り上げなかったが,
緩ー急ー緩の構成なので,6楽章目は緩になっている。ぼくは急の楽章が
ワクワクするので好きだ。
■第6楽章 パストラール(ラルゴ)
8/12拍子のシチリア舞曲風のリズムを持っています。この曲で初めて
ト長調になりますので,これまで立ち込めていた霧がサーっと晴れたような
気分になります。
持続する低音の上に,2つのヴァイオリン・ソロが牧歌風の美しいメロディを
ハモりながら演奏します。中間部では各声部の掛け合い,pとfの対比などが
聞かれます。
最後に最初のメロディが再現し,最後は静かに消えるように終わります。
(OEKfan オーケストラ・アンサンブル金沢を応援するページ
http://www.oekfan.com/より)