音楽:フォーレ 組曲 「ペレアスとメリザンド」 Op.80より 第3曲 “シシリエンヌ”
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■優雅さと気品に満ちたフォーレのシシリエンヌ
シシリエンヌは17-18世紀のイタリア、シチリア半島の舞曲の名称が
語源です。
シチリアーノ、シシリアーノ、シチリアーナ、シチリア舞曲などとも
呼ばれ、シシリエンヌはフォーレの出身のフランス語の読み名です。
6/8拍子、または8/12拍子のゆったりとした優雅なテンポが特徴で、
フォーレのほかにもバッハやヘンデル、レスピーギが作品を書いて
います。
いずれもよく知られた名曲揃いですが、フォーレのシシリエンヌは、
起伏の大きな旋律の美しさ、また特有の気品ある趣きから、
特に愛され、様々な器楽用にも編曲されています。
組曲「ペアレスとメリザンド」の第3曲として管弦楽版がよく知られる
この曲、元来はモリエールの喜歌劇「町人貴族」の劇音楽として作曲
され、それが1897年に、チェロとピアノのための作品として出版され
ました。
さらに翌年の1898年に弟子のケクランが管弦楽版に編曲したものが、
「ペアレスとメリザンド」の劇付随音楽として挿入されたのです。
シシリエンヌは主人公の2人が愛を語らうシーンで演奏されました。
ケクランの編曲では主旋律がチェロからフルートに替えられています。
そしてピアノのパートを奏でるのはハープです。これがあまりに見事に
はまっているため、現代でも器楽で演奏する際は、フルートが旋律を
奏で、ピアノやハープが伴奏を担当するのが一般的です。
(クラシック名曲サウンドライブラリー)
■シソ科の茎は四角
・地上部を支える茎は丈夫であることが大切です。
・木造建築の柱は、四角または円柱状をしています。
・植物には丸い茎が多いですが、三角形の茎もあります。
・四角なのはシソ科で、葉は対生につくことと関係するかもしれません。
茎の高さは特別高くはありません。
■タツナミソウ(立浪草・シソ科)
・群がって立った状態で育ち、開花するので立浪草といわれます。
・花の斑点が目立ちます。
・茎の先端部につく花は、一方を向いて咲きます。
・なかまの種類は多く、オカタツナミソウ、コバノタツナミ、
シソバタツナミ、トウゴクタツナミなどがあります。
(白岩先生の植物教室
http://www2.kobe-c.ed.jp/shimin/shiraiwa/index.html より)