音楽:シューベルト 4つの即興曲 Op.90/D.899 第3番 変ト長調
クラシック名曲サウンドライブラリー
■紅葉と黄葉
葉に蓄積された糖やアミノ酸からアントシアンやフロバフェンと
よばれる赤,紫,黒などの色素がつくられて赤くなるのが紅葉。
葉の葉緑体の緑色のクロロフィルが分解し,残った黄色色素
カロチノイドが目立つのが黄葉です。この二つが同時に起こる
こともあります。
(近江源太郎「色々な色」光琳社出版 1997より)
■シューベルトの歌心の真髄
“音で語られたシューベルト最期の言葉”と
アインシュタインが評したように、この即興曲集は
どれもが小宇宙のような奥行きと広がりを持った
完成度の高い作品ですが、わけても第3番が醸し出す
神秘的ともいえる静謐さの前には、
言葉もなくただ立ち尽くすしかありません。
・・・今年も色々ありました。個人的にも世の中的にも
様々な問題があると思いますが、そうした事柄のすべてを
許し受け入れ、洗い流してくれるような音楽です。
どうぞこのシューベルトからの贈りもので、
1年の疲れを癒していただけたら・・・と思います。
(クラシック名曲サウンドライブラリーより)
●赤や黄の透過光に圧倒されて,見失いそうになる。
何にひかれてそれを撮るのか?を。
どこに?どうして?と,時々問いながら,また歩く。
シューベルトのこの音楽は,あきらめにも似た気持ちを
感じる。穏やかだが,まだあらがいたい気持ちも感じる。
シューベルトが亡くなる前年1827年の作品だからか?
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