多摩ニュータウン開発に伴い,遺跡の発掘が行われていた。何をやっているのだろうと,少年だったぼくは当然
見に行く。丘の上で地面が掘り返され,区画が区切られていた。発掘ってこうやるんだ。
その発掘以前,土器を拾って遊んでいた。丘の下に小さな清水が流れていて,その中に小さな土器が散らばって
いたのだ。
その価値を知らなかったぼくは,枝バットの「石打ち」の材料にしていたのだ。バットを肩の上で横に構えていた大
洋ホエールズの近藤選手がお気に入り。近藤選手のマネをして,その土器を打っていた。
ぼくは右ききだが,近藤選手は左打ちだ。だから,右手で土器を持って投げ上げてから打つのだ。
ところで大洋ホエールズって,クジラ!今の横浜DeNAベイスターズ。
*
今回の音楽は,ドビュッシーの「美しい夕暮れ」。題名と撮影時刻は大幅に違うが,静かな多摩丘陵にピッタリだ。
フリー音楽素材サイト「クラシック名曲サウンドライブラリー」の解説はこうだ。
*
「美しい夕暮れ」は1880年、ドビュッシーが18歳の時の作品です。
ポール・シェルジェの夕暮れを歌った詩に作曲したもので、
フランス歌曲としてはフォーレの「月の光」などと共に、代表的な作品のひとつです。
夕暮れどきの美しい情景や、それに対する心情を描きながらも、
人生の無常や儚さを感じさせる詩を、ドビュッシーらしい音楽で彩っています。
とても18歳の作品とは思えない早熟ぶりです。
*
18歳かぁ…。
最新の画像[もっと見る]
- みかん一ふさで 4週間前
- みかん一ふさで 4週間前
- サバの水煮缶 1ヶ月前
- サバの水煮缶 1ヶ月前
- シーフードミックスと水準器 1ヶ月前
- シーフードミックスと水準器 1ヶ月前
- スープとギア雲台 1ヶ月前
- スープとギア雲台 1ヶ月前
- 金星と月 2年前
- 今年も 2年前