「自然教育園の生い立ちは,今から400年から500年前の豪族の館からはじまります。
江戸時代は,高松藩主松平瀬重の下屋敷となり,明治時代は陸・海軍の火薬庫,大正
時代には白金御料地と歴史を重ねてきました。この間は,一般の人々が立ち入ることが
できなかったため,この地に豊かな自然が残されました。昭和24年(1949年)に天然記
念物および史跡に指定され,一般に公開されるようになりました。」
と,パンフレットに記載されていた。
JR目黒駅東口から徒歩9分と近く,標識があるのでスマホをもたないぼくでも,迷わなかった。
フクジュソウやカタクリなど早春の植物を見ることができるので,2月から桜の時期はきっと
混雑するだろう。
気になったのはカラスの鳴き声。入口近くでは他の鳥の声も聞こえたが,高い木々の場所
ではカラスの声が大きく響いていた。カラスの繁殖は3~7月らしいが,都会のカラスもそう
なのだろうか。
水生植物園の近くに電動らしい作業車があり,園の方が独りで黙々と手入れをしていた。