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無伴奏チェロ組曲

2018-10-16 | フォトムービー



■チェロ1台で奏でられる大宇宙の響き

 「無伴奏チェロ組曲」はチェリストにとっての聖書とされるだけではなく、
 数あるバッハの作品群の中でも特に重要とされる名作です。

 タイトルの通り基本的にチェロ1台で演奏されますが、
 音を重ねて弾く重音奏法などにより
 多彩な表情を見せる重厚な作品になっています。
 ですがこの組曲は20世紀前半までほぼ忘れ去られていて、
 単なるチェロの練習曲程度にしか見られていませんでした。

 しかし、まだ13歳だったチェリストのパブロ・カザルスが、
 この作品の古びた譜面をマドリッドの楽譜屋で
 偶然手にしたことから、事態は一変します。
 この曲のただならぬ真価を察したカザルスは、
 その後密かに10年にわたって研鑽を積み、
 満を持して開かれた演奏会は音楽界に衝撃をもたらしました。

 カザルスの名演をきっかけに「無伴奏チェロ組曲」は
 音楽史上に残る傑作として今日まで愛され続けています。
                (クラシック名曲サウンドライブラリー)

●カザルスの録音は古く,東芝のGRシリーズというモノラル録音の
 レコードで聞いた。
 その後,何人かのチェリストのCDを聞いたが,カザルスの演奏が
 一番シンプルでスッキリして,大きな宇宙を感じる。

 https://www.youtube.com/watch?v=IsEFLCVXbpc





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