■ピアノ協奏曲の先がけと言われるほどチェンバロが活躍
ブランデンブルク協奏曲は原題を「種々の楽器のための協奏曲集」といい、
各曲ごとにソロを担う楽器が違う合奏協奏曲の一種です。
独奏楽器群はフルート、オーボエ、トランペットなどの管楽器とヴァイオリン、
合奏楽器群は弦楽合奏と通奏低音というのがオーソドックスなスタイルです。
このため協奏曲とは言っても、固定の楽器が全曲を通してソロをとる
現代に演奏される一般的なそれとは意味が違っています。
1717年から1723年にかけての6年間、バッハはケーテンのレオポルド公に仕え、
宮廷楽長として音楽の指導にあたる傍ら、
作曲家としてはブランデンブルク協奏曲を始め、
平均律クラビーア曲集やヴァイオリンとチェロそれぞれの
無伴奏パルティータと組曲など多くの傑作を残しています。
「ブランデンブルク協奏曲」の名の由来はケーテン時代に、
ブランデンブルク公ルードヴィヒに作曲を依頼されたことによります。
バッハはこの依頼に対し、既存の作品の中から6曲を選び
「種々の楽器のための協奏曲集」として献呈しました。
第5番では、当時通奏低音に過ぎなかったチェンバロを前面に出し、
バッハ自身による長大なカデンツァを持たせるなど、
後のピアノ協奏曲の走りともいえる内容を持っています。
今回はチェンバロをピアノの音色に置き換えた録音です。
(クラシック名曲サウンドライブラリーより)
●この協奏曲はウキウキしてくるので大好きだ。その中でもリコーダーが活躍する
第4番がさわやかで気に入っているが,あいにくフリー音楽素材にはない。
で,この動画をどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=G6hQvvhqfJo
●神代植物公園ではちょうど「秋のバラ展」が行われていた。バラのソフトクリームの
移動販売車も出ていた。400円だったので食べなかったが…。
●先日の台風の影響で,進入禁止の場所がたくさんあった。
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