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フォムービー:音楽と写真

春景色

2019-03-13 | フォトムービー


 音楽:クラシック名曲サウンドライブラリー http://classical-sound.seesaa.net/

■流れるようなアルペジオが美しい初期の名作

 ローマ大賞受賞後のイタリア留学から帰ってすぐに作曲された、
 ドビュッシーが26,7歳頃のごく初期のピアノ作品です。

 当時パリではアラベスクという唐草模様が流行していました。
 この言葉やイメージは音楽やバレエなどの芸術にも取り入れられ、
 アラベスクという名の作品を多く生み出しました。

 ドビュッシーはアラベスクと名のつく曲を2曲作っています。
 それらは「2つのアラベスク」として1891年に出版されました。

 2曲とも唐草模様の様に音が絡み合いながら展開していきますが、
 トリル風のフレーズが主体の活発な2番に比べて第1番は、
 流れるようなアルペジオの伴奏の上を、
 優しい旋律が寄り添うように漂っていきます。
 いかにもフランス印象派、ドビュッシーという感じの作品です。

 アラベスクというタイトルなものの、聴く人によって様々な
 イメージが広がるような多面性を感じさせます。
 (クラシック名曲サウンドライブラリーより)

■ヒメリュウキンカ(姫立金花)
 


 原産地はヨーロッパ及びシベリア。
 日本へは園芸用として渡来したものが野生化。

 生育地は,山地の林の中や林の縁 。

 和名は花や葉の様子が立金花(リュウキンカ)に似ていることから
 つけられたが、属は異なる。

 欧州金鳳花(オウシュウキンポウゲ)として表示するところもある。
 (みんなの花図鑑https://minhana.net/

■ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
 

 スミレの俗名「太郎坊」と対をなす。
 中国の生薬「延胡索(えんごさく)」の仲間。

 江戸時代,子どもの間ではスミレやエンゴサクなど,花の後ろにある
 距(きょ)のある花を使って,距をひっかけ,引っぱり合う草相撲のような
 遊びが行われていた ところがあった。

 そして,このときにスミレのことを「太郎坊」,エンゴサクのことを「次郎坊」と
 呼んで遊んでいた地域があった。
 (髙橋勝男「野草の名前[春]」山と渓谷社)

●太郎坊は「たろぼう」と読むのだろう。
 ジロボウエンゴサクは図鑑で検索できたが,「ヒメリュウキンカ」は載って
 いなかった。名札が立っていたのに前回は気付かなかったのだ。

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