スペースノイズ

α宇宙域「地球」からの素粒子ストリングス変調波ノイズを受信!彼らの歴史、科学、娯楽、秘密など全てが含まれていた。

3g(/880,000,000g)も取り出せない東電。東電社長はミスを認めず開き直り。いずれ福島に災いが、次に日本、そして世界に。

2024-08-23 22:34:55 | 原子力
東電も国もやる気なし。自分の在任中、在職中は大きな問題にはならないだろう、というチンタラ作業

2024.8.22、東電が溶け落ちた核燃料デブリたった3gの取り出しにまた失敗。原因は、取り出しマシン用の5本ある押し込みパイプの順番が間違っていたことを作業途中で気づいて中止したという。しかもパイプは先月7月28日から並べられていた。1か月近くも前から準備されていて、誰も間違いに気づかなかった!恐るべきズサンさ!

企業や事業でも、重要な作業を開始する直前にはチェックリストで再確認する。常識である。そんなこともできない会社が原発を動かし、世界最悪の原発事故の収束作業にあたっている!

現場任せ、下請け任せの生ぬるい東電体質が招いた結果だ。それを国(原子力ムラからの寄付金がおいしい自民党主催)が許しているのだ。

NHK.NEWS.WEB 2024.8.22)


筆者は何度も言っている。
・利権と保身と金しか頭にない国(自民党)と隠蔽・誤魔かしの東電に任せていたら、福島は永久に終息しない。
・廃炉はできない。放射線と風雨に晒された福一の施設は、長期になれば、更に脆く倒壊しやすくなる。
・終わらない汚染水の海洋放出は、SF小説「渚にて」(放射能汚染による世界終末)に近づく。


<東電社長は杜撰なミスを認めず謝罪もせず>


小早川社長「しっかりと安全最優先に作業するよう指示していたので、無理に進めるよりは、何か心配事があったので立ち止まったと受け止めている

この釈明会見の発言から分かることは、現場から「状況を判断して作業を中止しました」という主旨の報告があったのだろう。「杜撰なミスで中止した」との原因報告があれば、このような発言にはならない。ミスではなく心配事か?どんな心配事か詳しく訊くのが高給を取っている社長の責任だろう。他人事のように優しい態度。

この後の小早川社長は「これから私も福島に向かうので、原因を調査したうえで対策を行いたい」と続けている。また「燃料デブリの取り出しは廃炉の中でも重要な局面」とも発言している。

最重要局面なのに「現場に立会することもせず、部下まかせ」、「中止をした詳しい原因も報告させず、慌てて現場に飛ぶ」緊張感もなく、事が起きたらその時に対応。再開時期も未定。セカンドプランもないとは!自分の在任中はこの程度の緩さで十分と考えているようだ。

(上から下まで無能な東電。 報道ステーション 2024.8.22)



中国の要求「放出前の処理水や海水の独自採取」。なぜ日本は拒む?

汚染水の海洋放出について、今月8月24日で1年となる。岸田が福島の漁民との約束を破り、独断で放出を決定、実施した。国も東電も「処理水」は科学的に安全と叫ぶが、中国は信用しない。筆者も信用していない。中国は「海水や放出前の処理水を、中国が独立して試料採取することを要求」している。日本政府は「国家主権に関わる」として拒否。つまり後ろめたい、何かを隠していると疑われても仕方がない。他国の反対を押し切って海洋放出をしたくせに、何が国家主権だ。海洋は人類共通のインフラ。日本だけの汚水場ではない。ALPSに完全な処理性能があるなら、中国の要求を受け入れればいいじゃないか。

東京新聞 2024.8.16)



ALPS処理後も基準の2万倍の放射性物質が残留!その後、ALPSは飛躍的に改善されたのか

2018年9月29日、各紙が一斉に報道した!
汚染水、「最新鋭のALPS」で浄化後も基準2万倍超えの放射性物質を検出。トリチウムどころではない

あれから6年。今は海洋放出しても大丈夫なくらいの処理性能がALPSにはあるのか?
中国だけでなく、「強い懸念」を抱く太平洋の島しょ国にも自由に独自採取してもらい、評価してもらったらどうだ?

口先だけで「科学的に安全」といっても、裏金・統一教会まみれの犯罪集団や当事者能力もない東電は日本国民でさえ信用していない。

各紙 2018.9.29)



トリチウムはそれほど危険ではないと喧伝して海洋放出した東電。だが世界の認識は違う

<日本語でAIに「トリチウムの人体に及ぼす悪影響について教えて」と訊いてみる。>



まとめると、
1.「外部被ばくによる影響はほとんどない」
2.「内部被ばくすると健康に影響がでる可能性あり」
3.「体内で蓄積・濃縮されることはない」
4.「内部被ばくは程度によって白血病やガンなどのリスクが高まると考えられる」

<では英語でAIに訊いてみた。「Tell me about the adverse effects of tritium on the human body.」>



これを日本語に翻訳して、まとめると、
1.「経口、吸入で体内に取り込まれる可能性あり」
2.「無機(HTO)と有機(OBT)の形態で人体に入るとDNA損傷、酸化ストレス、細胞死などの生物学的影響あり」
3.「経口取り込みの実効線量係数(被ばく指標)は・・・」
4.「陸上では放射線リスクは無視できるので、体内侵入を防ぐためにトリチウム濃度を低く抑えることが大事」

更に英語で同じ文章でAIに訊くと、もっと厳しい回答が返ってきた。

1.「皮膚からの摂取、吸入、または吸収によって体内に入る可能性あり」
2.「被ばくすると、ガンのリスク増加、遺伝的損傷、発達異常、生殖能力低下がある」
3.「トリチウムの潜在的な害を軽減するために、不必要な暴露を防ぐ、啓蒙・教育が必要」

なぜ、日本語ではボヤッとした検索結果で、英語AIでの「科学的な内容」と差がでたのか

それは、日本語では東電などの原子力ムラの情報しか検索しないからだ。
根拠情報の、「tepco(東電).co.jp」、「denkishinbun(電気新聞:電力会社の業界新聞).com」、「env(環境省).go.jp」などから明らかだ。

他方、英語AIの検索では、「academic.oup.com」からの引用検索だ。
これは、オックスフォード大学出版局(Oxford University Press, OUP)が運営する学術研究プラットフォーム「Oxford Academic」。このプラットフォームには、50,000冊以上の書籍と500以上の学術雑誌があり、そこからアクセスしてきたからである。


3gも取り出せない東電に、880t(880,000,000g)の核燃料デブリが取り出せるとあなたは本当に思うか?廃炉工程表は堅持?東電が30年から40年で廃炉を完了するとあなたは本当に思うか?
核燃料デブリの取り出しもできず、したがって廃炉も出来なければ、永久に海洋放出を続けることになる。
世界的な悪影響、海洋放射能汚染が出始めるかもしれないとあなたは本当に思わないのか?


筆者はやがて表面化するだろうと確信する。その時は手遅れだが。



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