和楽家草紙 (わがやぞうし)

宮崎県都城市のエヴァホーム社長のブログ。
日々の出来事から趣味の話まで色々なことを書き綴っています。

八幡町現場 

2009年03月11日 | 今日の現場
末吉町現場は今週末には引渡しを致します。

ウッドデッキも完成し、足洗い場も明日から工事をします。







午前中には蓑原町現場のJIOによる構造検査がありました。




いくつかの手直しをその場ですませて、無事、検査終了。



さて、大工さんはここ数日、床貼り工事をしています。


そこで今日はわが社の2階床工事の工夫をお見せします。






中央の白い部分を挟んで、三層になっているのがお分かりでしょうか。


下の第1層は杉の30mmの「捨て板」

普通の「根太レス工法」と呼ばれるものはこの一枚きりで終わりとなります。

わが社の事務所がこの状態です。


この捨て板は、1階から見上げると、そのまま、仕上げとなって見える木材。


中央の白い第2層の部分は、「プラスターボード」と呼ばれる暑さ12.5mmの

、通常は壁の下地に使われる一般的な材料です。



そしてその上の三層目が仕上げの木材で、今回は15mmの「タモ」を貼っています。



この三層の床にするのは、2階を子供さんの部屋に使う場合がほとんど。



いくら厚い杉板を使っても、1層だけではどうしても歩行音がします。

とくに、子供さんの部屋があるといろんな音が階下に響きます。



そこでプラスターボードをサンドイッチみたいにはさむと、歩行音がかなり

吸収されて階下にいても上の様子が気にならなくなります。



ここでは密度の違う板を重ねて貼る事が、周波数の違う音を効率よく吸収できる

ポイントとなります。






さて、今日から始まった現場があります。

八幡町のK様邸の現場です。


都城市役所の近くにあり、旧市街の中心部で古くからの家も多い地区。

同じ敷地内の離れの古い住宅を解体して、母屋の増築工事を行うのです。





今日は、住宅の解体を行う前の準備工事。

街中ですので、入り口は間口がやっと2m余り。

2トン車を入れただけでいっぱいになってます。



この部分が、駐車場になっていたのでその屋根を解体して、工事・運搬車両が奥ま

で入れる工事をします。

もちろん、工事終了後は復旧することになります。


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