梅が咲き、桜が咲き、燕が巣を作り始めました。
春ですねぇ。
春の陽の下で眺める花々は実に美しい。
花だけでなく若葉も今は、緑ではなく白、黄色、紅色と色も様々で、真っ直ぐ上を向いて萌え出でる様はまるで花の蕾のようであります。
香りは断然、夜がいい。
ライトアップなんてされていない桜の下を通る時、目に見えない羽衣をふうわり被せられたように、桜餅から甘さを取り除いたような凛とした香りに包まれているのがわかります。
夜の梅もまた然り(羊羹じゃあないですよ)。
花の香りで一番好きな香りは沈丁花の香りです。
小さな小さな花ですが、その香りはかなり離れた所から「ここだよ、ここにいるよ~」と教えてくれているように漂います。
香りに誘われるように辿ってゆくと、沈丁花の花が零れるほどに咲いていたなんてことがよくあります。
今の住宅街では夜の闇なんてものはなくなってしまいましたが、漆黒の闇の中で香る花の香りや月の光はぞっとするほど美しいでしょうね。
梅も桜も沈丁花も既に時期を過ぎてしまいましたが、これからのおすすめは藤の花です。
藤棚の下で盃を傾けながら三十一文字などひねってみたいと思う春の宵です。
真夜中の花園のBGM♪堀江美都子よんでいる♪
春ですねぇ。
春の陽の下で眺める花々は実に美しい。
花だけでなく若葉も今は、緑ではなく白、黄色、紅色と色も様々で、真っ直ぐ上を向いて萌え出でる様はまるで花の蕾のようであります。
香りは断然、夜がいい。
ライトアップなんてされていない桜の下を通る時、目に見えない羽衣をふうわり被せられたように、桜餅から甘さを取り除いたような凛とした香りに包まれているのがわかります。
夜の梅もまた然り(羊羹じゃあないですよ)。
花の香りで一番好きな香りは沈丁花の香りです。
小さな小さな花ですが、その香りはかなり離れた所から「ここだよ、ここにいるよ~」と教えてくれているように漂います。
香りに誘われるように辿ってゆくと、沈丁花の花が零れるほどに咲いていたなんてことがよくあります。
今の住宅街では夜の闇なんてものはなくなってしまいましたが、漆黒の闇の中で香る花の香りや月の光はぞっとするほど美しいでしょうね。
梅も桜も沈丁花も既に時期を過ぎてしまいましたが、これからのおすすめは藤の花です。
藤棚の下で盃を傾けながら三十一文字などひねってみたいと思う春の宵です。
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