山口恵以子さんの新刊、食堂のおばちゃんシリーズの8巻「あなたとオムライス」も小説新潮と小説現代の怪談も読んでしまい、畠山健二さんの本所おけら長屋の15巻は発売日までまだ日があるし、と新しい文庫に手を伸ばしました。
山本甲士さんの「ひかりの魔女」。
以前、山本甲士さんの「かみがかり」を読んだ時もそうだったのですが、読み出すとやめられない、止まらない。
もう眠らなくちゃと思いながらも、ページをめくる手が止まりません。
今回「ひかりの魔女」を買う時に、きっと続編もすぐに読みたくなるだろうと思ったので、第2巻の「にゅうめんの巻」も一緒に買っていて良かった。
この夏の残りの素麺もまだ少しだけ残っているし、小説を読んでにゅうめんが食べたくなった時の準備も万全です。
小説や映画や落語に出てきた食べ物を必ず食べたくなってしまうという困った癖があるので、すぐに作って食べられるようにしておけば安心して作品に没頭できます。
そんなことを思いながら読む「ひかりの魔女」。
小説の中に出てくる七厘と羽釜はないのでご飯は炊飯器で炊きましたが、いつか七厘と羽釜で炊いたご飯を食べてみたいなぁ。
献立だけでなく小説の中にでてくる立禅も身体に良さげで、ためになるのでありました。