ハルノ宵子さんの「猫だましい」を読んで、腸って大切なんだなぁと当たり前のことを改めて思い、当たり前といえば腸だけでなく身体で大切でない所なんてひとつも無いことに気づき。
若い頃は自分の身体は自分のものだと思って無茶なことも多々していましたが、歳を経た今は大事な借り物だという気持ちが強くなりました。
時間がないと、ついやってしまう早食いも、よく噛んで胃や腸に負担をかけないように食べよう、と思ってはいるのですが一口30回噛んで下さいと言われてもナカナカできない。
そこで編み出したのが、噛みながら心の中で「あ・り・が・と・う」と唱える方法であります。
噛みながら6回唱えたら、ちょうど30回噛んだことになります。
良いことを思いついたと思ったものの、いつも途中からありがとうもへったくれもなく食べてしまうのですが、イカンイカンと仕切り直し「あ・り・が・と・う」の繰り返し。
最初から最後まで途切れることなく「あ・り・が・と・う」と唱えてよく噛んで食べられる日は果たして来るのか。
いやホント、心で思っていても実際に実行することの難しさよ。
トホホ……、と反省しながら食べる晩ごはんなのでありました。
揺れてハッと掴んだつり革には、灘の西郷のお酒「沢の鶴」の酒樽が。
お酒のアテは、このわたとか塩辛とか、よく噛むことがコレまた難しいんだナ……。
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