長い長い夢を見ていたかのような
酒をくみかわし
そしてあぐらをかいて
外を見る
押し花 切り花 造花
空を見上げ
なんとはなしに
晴れやかな
ひとすじの青の光を見る
ひさかたの
光のどけき
春の日に
母はキレイな人であった
もう亡くなってしまったのであるが
やさしい人だったが私には冷たかった
母はいなくなってしまった
よく子供の頃
レモンティーを作ってくれたが
あの夏の日のアイスティーの味が
忘れられない
もう少し長生きしても良かったのであるが
人生を楽しみたかったハズであるが
もう60で死んでしまった
私は愛着が欲しい
ただそれだけなのかも知れない
タオルケットが好き
毛布が好き
スキンシップが好き
ただそれだけなのかも知れない
陽は落ちてゆく
暮れなずんで
光がたゆたうと
哀愁がただよい
メランコリックブルーに
心が染まる
目が白眼を向く
うつろになっていく
陽も落ち 涼しく
あたりは暗く沈みかける
静かに己の心の音を聴く
とくんとくんとくん、と。
目覚めの音のまま
いろいろな声を聴く
タオルケットに愛着を感じ
顔をうずめる
しばしの安堵
まどろんで
溶け込む時間
しばし気を失う
森の木漏れ日のざわめきの下で
そよ風が吹く
安寧
何かを言ってるかのようで
何かを言わせている。
酒をくみかわし
そしてあぐらをかいて
外を見る
押し花 切り花 造花
空を見上げ
なんとはなしに
晴れやかな
ひとすじの青の光を見る
ひさかたの
光のどけき
春の日に
母はキレイな人であった
もう亡くなってしまったのであるが
やさしい人だったが私には冷たかった
母はいなくなってしまった
よく子供の頃
レモンティーを作ってくれたが
あの夏の日のアイスティーの味が
忘れられない
もう少し長生きしても良かったのであるが
人生を楽しみたかったハズであるが
もう60で死んでしまった
私は愛着が欲しい
ただそれだけなのかも知れない
タオルケットが好き
毛布が好き
スキンシップが好き
ただそれだけなのかも知れない
陽は落ちてゆく
暮れなずんで
光がたゆたうと
哀愁がただよい
メランコリックブルーに
心が染まる
目が白眼を向く
うつろになっていく
陽も落ち 涼しく
あたりは暗く沈みかける
静かに己の心の音を聴く
とくんとくんとくん、と。
目覚めの音のまま
いろいろな声を聴く
タオルケットに愛着を感じ
顔をうずめる
しばしの安堵
まどろんで
溶け込む時間
しばし気を失う
森の木漏れ日のざわめきの下で
そよ風が吹く
安寧
何かを言ってるかのようで
何かを言わせている。