遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

デミアン・チャゼル監督『ラ・ラ・ランド』

2017-03-02 22:23:30 | 映画を見てきた

『セッション』監督の新作ミュージカル!『ラ・ラ・ランド(原題)/ La La Land』海外版予告編

2017/3/2

・IMAX2Dで観た。

・ジャズピアニストのセブと女優の卵のミアが、それぞれの夢を叶えようとする話。

・冒頭のミュージカルシーンがいきなり激しい。

・高速道路で渋滞に捕まっているはずなのに、どいつもこいつも浮かれている。

・それでも、全く嫌な感じがしないのは、技術と迫力がすごすぎるから。ワンカットでやってるのかな。

・最初の数分で「この話は浮かれたノリでやります」と堂々と宣言している。背筋が伸びている。

・二人は当たり前のように付き合い始める。そしてそれからもずっと浮かれている。空も飛ぶ。そもそもタイトルが。

・ここまで浮かれていると、アカデミー賞を決める人がご時勢的に選出をためらう気持ちがちょっとわかる。

・夜景は地味。生活もパッとしない。それでも音楽とダンスで暮らしを彩っている。

・『オデッセイ』の彼がユーモアの力で火星を生き抜いたように、二人が音楽とダンスで現実の苦しさと戦ったんだと思うと、ミュージカルってすばらしい。

・トランプのヘイトに浮かれるくらいなら、音楽とダンスで浮かれるほうがよっぽどいい。

・やっぱりアカデミー賞あげたらよかったのに。

・終盤になってようやくしんみりした雰囲気になる。

・一人芝居の客席。一瞬映っただけでも絶望的に悲しい。っていうか、集客の算段はまるでなかったのか。

・どんな一人芝居したのか、もうちょっと見たかった。

・最後の演奏も悲しいけど、彼だって夢は叶えているんだから、人生に多く望みすぎという感じもする。

・あの演奏で人生を二度味わったようなもんだから、空想のほうがちょっと表現がチープになっていたとしても、かなり恵まれていると思う。

・だから、少しだけ彼が微笑むのはいいバランス。

・タップダンスはもうちょっと見たかった。あんなに音楽かぶせなくても。

・ミアが絶望しているところ、かなり共感したんだけど、あんなことになってしまうなんて。よかったけど、置いていかれたような感じもする。

・エマ・ストーンの目力。顔の表情だけで踊っているように見えるのがすごい。

※落ち着いている予告編をはってみたけど、これはこれでさびしすぎる。

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報告・札幌オーギリング『正規軍興行』

2017-03-02 01:06:53 | 報告!

2/26に札幌オーギリングの上映会および正規軍興行に参戦してきました。

こんな愛想のない人間をいつも受け入れてくる運営と選手の皆さんには感謝しかありません。

お客さん的にはどうなんでしょう。邪魔だと思われていなければいいのですが。

ともあれ、おこしいただいた方、本当にありがとうございました。


上映会についてはゆるい雰囲気でした。

もうちょっと自由にふるまったほうが、めんどくさいおじさん感が出ておもしろかったかもしれません。

器用にふるまう能力がないなら、それなりの関わり方もあったはずです。反省。


上演会での個人的なメインイベントは、正規軍興行でのカード決めでした。

お客さんの前で、aWoとの5対5の団体戦およびクロスワード大喜利のカードを決めます。

希望があれば通りそうな雰囲気でしたが、自分の場合、誰と戦ってもそこまで斬新な組み合わせにはならないので、流れに任せました。


ただ、途中、客席がダレてきたような感じがしたので、テンポアップのため、中堅戦に名乗り出ることしました。

中堅の枠が空いていると思っていたんですが、微妙な空気になっていたので、そうではなかったようです。

空気の読み方を間違えました。反省。

中堅の菊池旭くんとの戦いは見る人が見れば相当ヒリヒリするカードですが、シンプルに大喜利の技量で戦える相手でもあるので、かみ合うと思っていました。


本興行での対抗戦は4対1で我々正規軍が勝ちました。圧勝と言っていいと思います。

唯一負けたのが自分だったんですが、接戦だっとことと、2勝0敗からの1敗だったことを考えると、またしても負けることが興行的にプラスになっていました。

なので、今回はあまり悔しくはなかったです。

それよりも、試合前の菊池くんのパフォーマンスに対して、うまくふるまえなかったことを猛烈に反省しています。


自分以外のことで言えば、若者3人によるチャンピオン挑戦者決定戦が面白かったです。

内容的にはやや安定感に欠けましたが、彼らのオーギリングへの本気さがきちんと表に現れていて、演劇では見られない生々しい感情が出ていました。皆さんはどうでしたでしょうか。


自分は感情をストレートに出せる人間ではないので、これからも淡々とお客さんに楽しんでもらえるよう腕を磨いていきたいと思います。

お越しいただいた皆様、あらためてありがとうございました。

3月末の興行もどうぞよろしくお願いいたします。

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