観劇三昧:ミジンコターボ『ダメダメ・サーカス2010Ver』
2017/3/17
武器屋の男が、自身にかけられた呪いを解くために、同じように呪われた人たちが集うサーカス団に入る話。
ごく単純な話の筋に、奇妙な登場人物やダンスを詰め込んで2時間19分。
世界観にあわせて演技も装飾も過剰で、見るからにエネルギーが有り余っている。
団員それぞれの呪いの種類と異なる役割で、人間性の幅が広げられる仕掛け。
終盤の悪魔が活躍するシーン。
とても人でなしで絶望感があって楽しい。
ダンサーたちで魔力を表現するのも、禍々しくて悪魔っぽい。
主人公がいわゆる「死の商人」だったりする
社会風刺要素もあるけど、そのへんはふわっとまとめている。
最後は戦争終わったような雰囲気だったけど、特に終わる理由はないはずなので、そう見えただけかもしれない。
================メモ================
公演時期:2010/01/23
作:竜崎だいち
演出:片岡百萬両
配役:
トガル:片岡百萬両
マルクス:永井悠造(隕石少年トースター)
ソロ:中村真利亜(TAKEITEASY!)
サウザー:上原日呂(月曜劇団)
ジャック:加藤智之(France_pan)
アイレーン:山口いずみ
デルタ:川端優紀
カーボン:後藤啓太
シャープ:Sun!!
フラット:丹下真寿美(泰平堂)
ココット:大塚宣幸(大阪バンガー帝国)
メトロ:竜崎だいち(声の出演)
DANCERS
エターナメンテ:弘中恵莉菜
エロイコ:河合美和
ライデンシャフトリヒ:齋藤千秋
クトゥルミクンドゥ:ハルカ(Win☆C/NOJESS)
マリンコーニコ:芝岡美穂
オワオドール:鈴木麻衣子
デリカテッツァ:DOHHY
ドリチェメンテ:あいん