遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

劇団ZTON『覇道ナクシテ、泰平ヲミル【偽王劉備編】』

2017-03-10 23:35:22 | 観劇三昧

観劇三昧:劇団ZTON

2017/3/10

三国志。今度は劉備玄徳の目線で黄巾の乱から董卓討伐あたりまで。

観劇三昧の公演情報見ると、曹操編と同じ上演日。どんな公演形態でやっているんだ。

劉備の悪人ぶりが相変わらず。

演義の劉備と間逆の性格だけど、中心人物になることで悪漢としてのかっこよさが強調される。

聖人君主と言われた人が実は…というのはわりとよくあることなので、抵抗はない。

それよりも、関羽や張飛よりも圧倒的に強いということのほうが違和感。

実際、劉備と呂布の一騎打ちはものすごくかっこいい。特に劉備の二刀流。

つかみどころのない曹操よりも軸がしっかりしている悪人劉備のほうが好きかも。

張飛があまり強くなくてちょっと残念。

新撰組くらいまでならどこでもやってるけど、三国志やろうって発想にはなかなかならないよなーと思いながら楽しむ。

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劇団ZTON『覇道ナクシテ、泰平ヲミル【蝕王曹操編】』

2017-03-10 22:36:12 | 観劇三昧

観劇三昧:劇団ZTON

2017/3/10

三国志。有力な宦官の孫、曹操の目線で黄巾の乱から董卓討伐あたりまでを90分で見せる。

三国志を読んでいたのは小学校から大学生くらいまでだから相当前。

自分の三国志知識は、横山光輝や柴田錬三郎。あと、ナムコと光栄。

正史や演義とは違って身体性を強調したケレン味の強い見せ方。

戦場の見せ方が巧いし速いし怖い。

ほとんどやったことないけど、三国無双の世界観のほうが近いかも。

曹操のチームは夏侯惇、夏侯淵、郭嘉。

夏侯淵が女性になっていて白兵戦仕様の弓で戦う。かっこいいし、色っぽい。

基本、男たちの物語だからどうしても目線を奪われてしまう。

重要人物には龍の化身たちが守護霊のように付き添っていて、助言を与えるという設定。

三国志を知ってる人なら、張角には龍がついているが、呂布にはついていないというところで、どんな存在かなんとなくわかると思う。

劉備が悪人顔すぎるし、実際悪人。

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マーク・アトキンス監督『ビーチ・シャーク』(2012年)

2017-03-10 00:59:20 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

ビーチ・シャーク(字幕版)予告

2017/3/10

・田舎町のビーチに砂の中を自由に泳ぎまわる鮫が現れて人を襲う話。

・「砂の中を泳ぐ鮫」というワンアイディアをモンスター映画の型に埋め込んで作っている。

0.モブキャラが謎の怪物に襲われる。

1.主要人物の紹介。

2.怪物の正体が判明。

3.軽い犠牲を出しつつ怪物を倒す。

4.しかし、それは怪物の幼体だった。

5.油断したたくさんの人を集まったところで、怪物の成体による大虐殺。

6.大きな犠牲を出しつつ退治に成功。

7.解決したと思った瞬間、巨大な怪物が主要人物の一人を襲う。

・鮫の代わりにトマトでも同じ話が作れそう。

・『アタックザキラートマト』が観たくなった。

・鮫のCGが雑。

・三角の背びれさえ出しておけば鮫であるという作り手側の絶対的な自信。

・「サンドフェス」が意外とこじんまりとしている。

・がんばって人がたくさんいるように撮ろうとしたけど、どうにもならなかった感じ。

・強引にフェスを開催しようとしたジミーが、最終的にとてもいいキャラクターになっていた。

・父への愛情と散り際がよい。

・B級映画の登場人物にしておくのは惜しい。

・反対に問題を解決する側の保安官のキャラクターが薄っぺらい。

・とりあえず作品的に誰か生かしておかなきゃいけないから生き残った感じ。空洞としての主人公。

・保安官のあの自信はなんだったのか。

・大した広さじゃないんだから、網でも敷き詰めておけば少しはマシだったんじゃないのか。

・学者がグラマラスな女性。そこまで、セクシー描写いれないとだめなものなのか。

・あと、いくら好きな女だからって、下半身食われて飛び出した臓器を体の中に押し込めようとするのはやりすぎ。

・特別驚くような展開はないけど、安心して観られるB級モンスター映画だった。

ビーチ・シャーク [DVD]
クリエーター情報なし
松竹
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