遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

伏原健之監督『人生フルーツ』

2017-03-03 18:28:28 | 映画を見てきた

人生フルーツ ある建築家と雑木林のものがたり(東海テレビ放送)【ダイジェスト映像】

2017/3/3

・90歳の修一さんと87歳の英子さん夫婦が淡々と暮らす様子を映したドキュメンタリー。

・二人は、建築家のおじいさんが自身で設計した一軒家に住んでいる。50年くらい。

・近くに雑木林を作って、70種の野菜と50種の果物を育てている。当然、ほとんど自給自足。

・序盤は、ジブリ作品や『この世界の片隅に』に引けを取らない調理と食事シーンが続く。

・ベーコンが序盤の見所。客席がどよめく。

・イチゴのケーキにイチゴを載せすぎ。プリンは大きすぎ。桃のコンポート食べたい。

・とても高齢者夫婦が食べる量でも種類でもない。

・あとでドキュメンタリーのスタッフに食べさせていたことを聞いて納得する。

・それでも相当作っているし食べている。

・やっぱり冷凍はちゃんと利用しないとダメだなーと自身の食生活を反省する。

・二人とも当たり前のように畑仕事をしている。

・畑などに小さな黄色い看板を刺して、ひとつひとつに作物名と一言コメントを書いている。

・「ふきのとう 春が楽しみ」という具合(詳細は違っているかも)。凝ってる。

・修一さんが焼印を手にニコニコしているのがかわいい。

・夫は和定食みたいな立派な食事をしている向かいで、妻はパンにジャムを塗って食べている。

・そして庭の配置でやわらかく議論している。

・夫婦がとてもいい距離感。

・世の中にこんなに安定した人間関係があるんだという驚き。

・かなり恵まれた環境にある特殊な夫婦なのはわかっているけど、「理想に憧れて何が悪いんだ」と人生の指針にしたくなる夫婦。

・修一さんが建築家としての一面を出すシーンに震える。

・まずはドールハウス。孫の要請に本気を出したところで客席に二度目のどよめき。

・映画の客席でああいう沸き方をするのは珍しい。

・彼が現役ぶりを発揮する最後のエピソードは尊敬の気持ちしかおこらない。

・コロッケのシーンがよかった。

※監督が「プロデューサーによるとDVD化はしない」と言っていたので、見られるうちに見るべき。

 

あしたも、こはるびより。: 83歳と86歳の菜園生活。はる。なつ。あき。ふゆ。
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