観劇三昧:劇団ZTON
2017/3/12
三国志。黄巾の乱から董卓討伐まで。
前年の二作を一話にまとめた感じ。
もともと時間軸が前後したり、同じシーンの繰り返しが多用されている上に、登場人物の配役が変わっていたり、微妙な改変があるので、まとめて観るとくらくらする。
案外、五つの龍が強くない。
不死ゆえの知識と、属性に応じた予知能力があるくらいで、一部の人にしか姿が見えない、物理的な行為はできないなど、制約も多い。
むしろ、劉備のほうが化け物じみている。
長い歴史の中で神が力を失い、力をつけた人間が支配する時代への過渡期として三国時代を描いている。
殺陣はあいかわらずの迫力。
これだけ殺陣の技術があると公演で使わないわけにはいかないから、自然とスケールの大きい話をやらざるを得ないのかな。
続きも見たいけど、観劇三昧ではここまで。
完結編の上演は今年一月。観る機会あるかな。
※孫堅が弦巻さんににてる気がする。