遠藤雷太のうろうろブログ

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楠美津香のひとりシェイクスピア 超訳『テンペスト』

2011-08-14 21:40:35 | 演劇を見てきた
2011/8/14

演じている本人が言っていたので間違いないと思うけど、テンペストはシェイクスピアにしては盛り上がりどころのない単調なお話。
なかなか集中力が続かず、記憶に残っているところがあんまりない。寝不足だったかも。
直近に見た映画であらすじを一通り確認していたのが、自分にとってマイナスだった。
順番逆だったらもう少し集中できたような。
一人でやるので、それぞれの役に記号的にキャラ付けをして演じ分ける。
主人公の魔法使いを江戸っ子キャラ、愛娘を坪内逍遥訳の時代がかったキャラという具合。
グラサンや竹とんぼを使ってるくらいならいいんだけど、ゴンザーロのことを「田中」と呼んでいたのが、いちいち気になった。
あの中に一人「田中」かがいると、なんだかシェイクスピアを見ているというありがたみがきれいに無くなるから不思議。
わかりやすくする、またはズレを楽しむ意図なんだと思うけど、裏目に出たような。
塩梅が難しい。

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