2010/4/7
戯曲WSで鑑賞した「12人の怒れる男」の感想も書いておく。
アメリカで人を殺した少年の裁判。12人の陪審員のうち1人が無罪を主張する。「優しい」ほうの映画をシンプルにした感じ。シンプルなぶん力強い。第8号陪審員(ヘンリーフォンダ)は、有罪派11人を次々と論破していく。
この8号、ワークショップのときは人気がなかった。参加者で人気投票したところ、8号が1番好きだという人は20人くらいいて1人もいなかった。その理由は、「完璧すぎて人間味(欠点)がない」というもの。
自分も「一番ではない」ので手は挙げなかったけど、人間味が戯曲に必ずなきゃいけないかというとそうは思わない。
水戸黄門やシャーロックホームズに人間性を求めてもしょうがない。あんまりホームズがうっかりしてても困るものね。
ヒーローがばったばったと不可能な数の敵を倒していくのは、言葉の上だけでもけっこう気持ちがいいものだ。
戯曲WSで鑑賞した「12人の怒れる男」の感想も書いておく。
アメリカで人を殺した少年の裁判。12人の陪審員のうち1人が無罪を主張する。「優しい」ほうの映画をシンプルにした感じ。シンプルなぶん力強い。第8号陪審員(ヘンリーフォンダ)は、有罪派11人を次々と論破していく。
この8号、ワークショップのときは人気がなかった。参加者で人気投票したところ、8号が1番好きだという人は20人くらいいて1人もいなかった。その理由は、「完璧すぎて人間味(欠点)がない」というもの。
自分も「一番ではない」ので手は挙げなかったけど、人間味が戯曲に必ずなきゃいけないかというとそうは思わない。
水戸黄門やシャーロックホームズに人間性を求めてもしょうがない。あんまりホームズがうっかりしてても困るものね。
ヒーローがばったばったと不可能な数の敵を倒していくのは、言葉の上だけでもけっこう気持ちがいいものだ。