縁ga環 cafe&ゲストハウス

熊野の山奥で自然に寄り添う暮らしをしながらカフェとゲストハウスをしています

ある夏の日の思い出

2013-07-25 18:27:56 | 日々の出来事
毎年、この頃になると思い出す。

私達夫婦が結婚するきっかけともなった出来事・・・。

それは、ある人の死からです。
2003年7月の今頃だったかなぁ・・・。ちゃんとした日にちは覚えてないのですが・・・。

彼とは波乗り仲間として知り合い、私も、父ちゃんとも共通の友人。

私は、実家は和歌山で25歳までは和歌山に住んでいましたが、その後、3年弱位東京に住んでいたことがあります。若気の至り!?

その、最後の一年位だったかなぁ。
いろんな繋がりで海仲間が出来ましたが、色々あって、私も東京での一人暮らしに終止符を打ち、和歌山へ帰りそれなりの生活を楽しんでいました。

そして、ちょうど、2003年7月のこの頃にその、私と父ちゃんの共通の仲間が亡くなりました。

父ちゃんが、その人と約束をしていて合流し、一緒に波乗りする予定が、来ない・・・。
父ちゃんも、おかしいなぁ・・・と思い、待っていましたが、連絡も取れないので帰宅。

夕方頃、「自損事故で亡くなってしまった・・・」と亡くなった彼の携帯に何度も着信があったからと、弟さんから、父ちゃんの携帯に連絡があったそうです。
海沿いの見通しの良い道なのに・・・。何故!?でしたが・・・。

和歌山に居た私も、別の海仲間の友人から連絡をもらい、最後の別れをちゃんとしたいと、東京に。

そのお葬式で、父ちゃんと再会。
それまでは、顔見知り程度で、あんまりじっくり話たことがなかったのですが、この時は、結構話し、翌日、亡くなった彼に御線香をあげに事故現場まで行くと言うので、一緒に行くことに。
その行き帰りの車の中で色々会話をし、意気投合!?

「お盆に和歌山まで波乗り行くよ~」と父ちゃん。私は、半信半疑でしたが、本当にお盆に和歌山に来た!

そして、それから、遠距離恋愛(笑)。あれよあれよと話が進み、結婚してしまい、今に至っております。

結婚した時は、父ちゃんが18歳の時から住んでいた東京の渋谷に住んでいましたが、その後、今の所に。

それも、大網白里市。海の近く。
彼が亡くなったのは隣町ですが、そこを通るたびにいつも思い出します。

海の近くに住みたいと思って選んだ場所だけど、もしかしたら、私達を引き合わせてくれた彼の死があったから、この場所に住んでいるのかも・・・。と毎年思います。


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